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MBマイスターになろう!大阪について


この記事はデータ活用 Advent Calendar 2019の1日目の記事です。

みなさんこんにちは。やってまいりましたアドベントカレンダーの季節。
わたくし12/1担当として名乗りを上げたはいいものの、もうだいぶ過ぎちゃいました・・・ごめんなさいごめんなさい。

さて。
ウイングアーク1stさんのユーザーコミュニティグループであるnestに設立当初から参加したり関わったりではや1年8か月。
2019年4月からは、nestの分科会のひとつである、Motionboardのコミュニティ「MBマイスターになろう!大阪」の運営リーダーをやらせてもらっています。今日はその振り返りと今後について書こうと思います。

なぜMBマイスターになろう!に参加したか?

nestというグループはそもそもウイングアークさんが「再起動」というイベントを東京で実施したのがはじまりでした。
わたくしが当時行った動機は確かこうでした。

・たまたま予定が空いていた
・元AWSの小島さんの講演を見たことなかったので一度見たいと思った
・当時SVFとVyNDEXユーザーだったので何か得るものがあればと思った

はい、このころはMotionBoardユーザーでもなかったですw
むしろ、Salesforce社の出している「EinsteinAnalytics」というツールのヘビーユーザーでした。(今も)
実際に参加してみると、SVFの話は1分で終わり、VyNDEXの話は無く、ほぼMotionBoardの話でした。

その時は「ほうほう、MotionBoardっていうものがあるんだなー、EinsteinAnalytics使ってるから関係ないけどね」ぐらいの感覚でした。

ところがその後、社に帰ってから「Excelライクな表の作成」「非ライセンス保持者含む集計結果の自動配信」「日本の住所を元にした地図の表示」等、EinsteinAnalyticsではできないことがMotionBoardでできる!ということが明らかになり、まずはウイングアーク 1st さん主催のトレーニングセミナーに行きました。そこでほうほう、これはいいぞ、となり、EinsteinAnalyticsと使い分ける形でめでたく導入することとなりました。その辺の経緯や両製品の比較結果等はギミックプロジェクト山口さん主催のBI分科会でお話させていただいたりしました。

ところが導入後、全然ボードを作れなかったんです。。

トレーニングセミナーではいい感じと思ったものの、全然できない。Salesforceのデータからボードを作ることが主目的だったので、MotionBoard上でいい感じのデータセットをつくる、というところが非常に難解に感じました。

これは知ってる人に聞きたいと思って、とりあえず直近スケジュール的に空いてたところにちょうど分科会があるっていうので行ったら、「そのまま参加者全員運営な」ってことになりw今も東京の会も準運営としてやらせてもらっております。ただし、東京メンバーはみんな熱量がすごく、非常に刺激になっています。

なぜMBマイスターになろう!大阪のリーダーになったか?

直接のきっかけは、当時東京のリーダーだった、ぴたデジ株式会社代表の俣江さんよりお誘いいただいた事でした。かなりの熱意とともに。
私はMotionBoardを導入したものの、実際に手を動かして作っていたのはチームの同僚だったため、「私でいいのかな・・・」という思いがあったのも事実です。
ただ、同時に結構回りでも「MotionBoard導入したけど途中で挫折したんです・・・」という話を聞いていたり、自分でも今後触るときにスムーズに触れるようにいろいろコンテンツがそろっていれば自分もマスターしやすくなるし、そういう挫折した人に出会ったときに紹介できるな、という思いもありました。
また、デジレン。結局リリース日は伸びてしまいましたが、データをいったん集める→そこからワークフローによりチャットツールをUIとしてデータを返す、というアプローチは非常に斬新に見え、MotionBoardの先にはデジレンがあるんだな、と思うと、ぜひコミュニティのリーダーという、ウイングアークさんと近い場所で関わりたいなという気持ちが強くありました。

結果、リーダーをやらせていただき、今年の5月に私が転職して現職になったのですが、そのままリーダーをやらせていただき現在に至ります。

実際のMBマイスターのコンテンツは、そりゃーみんあ事例がいいんですけど関西の導入ユーザーはまだまだ東京に比べて少ない、ということでウイングアークさんの中の人にご協力いただく形で進めていきました。

毎回、非常に素晴らしいセッションや後々使える資料をつくっていただいて感謝の限りです。
その中から特にひとつだけあげるとすれば、ウイングアークの岩下さんがつくってくれた「教えて!中の人!標準的なボード作成(データ)の流れ」です。
※資料の閲覧はfacebookグループ参加者限定
※ウイングアーク製品ユーザーなら参加可能
97ページの大作なのですが、トレーニングセミナーでもらえるマニュアルとこれがあれば、MotionBoardに挫折しそうな人がいたら迷わずこの資料を案内しますし、他の地域のMBマイスターでも使われていると聞いて非常にうれしく思っています。

今後のMBマイスターになろう!大阪でやりたいこと

次回のMBマイスター大阪は2020年3月上旬くらいにできたらなと思っています。おかげさまで毎回来てくださる方も増えてきました。なので、そろそろ次のステップとして、参加したユーザー同士がちょっとずつgiveをして、みんなが幸せになるような、そういう方向に舵を切れたらなと思います。
具体的には匿名・覆面・画面は静止画モザイクありでもなんでもいいので、5分~10分の登壇をたくさんの人にしてもらって、参加者全員が東京のコアメンバーの雰囲気になればいいなあと思っています。
また、適切なお題が見つかればテーブルごとに分かれてワークショップをしたりできればいいな、と思っています。


最後に

世の中ではコミュニティマーケティングというキーワードや、カスタマーサクセス・コミュニティマネージャー等、ビジネスコミュニティに対する認知が広がっています。

ただし、外資のSaaSや開発者向けのコミュニティは成功しているところがたくさんあったりいろいろノウハウがあるものの、国産SaaSのAdmin・ビジネス向けのコミュニティはまだまだ各社手探りでやっている印象です。

私も国産SaaSの会社に勤めておりますが、自社でやるにはどういうのがいいのかなー、とよく考えますが、まだまだ答えはでていません。
MBマイスターに関わらせていただくことは多いに自分の学びにもなりますし、今、コミュニティ界隈では大阪がじょじょに盛り上がってきているな、という肌感があります。

写真は関西が誇る名城、姫路城です。江戸時代ほど各地域が盛り上がる、ということはいろいろ難しい問題があると思いますが、働き方改革とは本質的に東京住居・通勤問題ではないかな、と私は思っています。

大阪が盛り上がることで結果的にビジネスの場が、東京一極集中状態が和らぐことが一番の改革である、と私は考えているので、大阪のBI活用・SaaS活用をもっと盛り上げていき、関西が盛り上がればうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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