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ダーツってどんなスポーツ?其の三

さて、今回はクリケットというゲームについてお話をしましょう。

クリケットとは、簡単に言うと陣取りゲームのようなものです。

使う数字はあらかじめ決まっており、そこを狙って自分の陣地にして、得点を稼いでいくゲームになります。

では実際にダーツボードを見ながらご説明をしましょう。


木材の背景にダーツボード


使用するのは、20、19、18、17、16、15、そしてブルのみです。

それ以外のナンバーに入れても、何の得点にもなりません。

それと、上記数字を示すように盤面が光っているので、覚える必要も特にありません。

では実際にクリケットのルールについてお話をしましょう。

まず、上記の通り合計で八つの陣地が存在するわけですが、陣地を開ける為には条件があります。

それは、ダーツを三本分その陣地に先に入れることが条件になります。

そしてここからがクリケットの面白いところなのですが、もちろん、以前お伝えしたトリプル、ダブルも有効になっています。

つまり、シングルに三本入れるか、トリプルに一本入れるか、ダブルに一本とシングルに一本入れれば、自分の陣地となるわけです。

そして、三本分以上ダーツが陣地に入った場合、その数字分だけ自分の得点になります。

例を挙げると、例えば20トリプルにシングル三本が入ったとします。

もうこれで20トリプルはあなたの陣地になります。

次のターンで20トリプルに入ったとします。

そうすると、60点が加算されます。

シングルだったらもちろん20点ですね。

そんな感じで、陣地にさえなっていれば、加点が可能となるのです。

用語としては、オープンと言います。

それともう一つ。

カットというものがあります。

これは相手の陣地を封じる為に必要になってきます。

これもオープンと全く同じで、三本分入れれば相手の陣地をなくすことができます。

ただここでの注意点は、オープンの状態と異なり、カットの場合はその陣地が消えてしまうので、例えば、相手の陣地が19トリプルだとして、あなたの番で19トリプルに一本入ったとします。

その時点でカットという状態になり、陣地は消えているので、その次に19に入れても何の意味もありませんのでご注意ください。

それと、ブルも01やカウントアップとやや異なり、ブルの仕様が異なっています。

ど真ん中のインナーブルは50点、その周囲のアウターブルは25点というセパレートブルという方式になっています。

なので、クリケットの場合、アウターブルではそこまで点数を稼げないと覚えておきましょう。

とにかく、一番強いのは20のトリプルです。

なので、クリケットは20トリプルを先にオープンするとだいぶ有利になります。

戦略については、本当に人それぞれなので、加点せずにどんどんオープンしていく人もいれば、加点ばかりする人、カットばかりする人などなど、様々です。

ただ、個人的には得意ナンバーを持っていると戦略がまた違ってきたりするので、クリケットナンバーの中で、得意な数字を持っておくのもいいかもしれません。

と、ざっくりですが、今日はこんな感じで終わります。

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