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ドーパミンが1ガロン 2023.10.28


今日もムサビの芸祭に行った。


土曜日ということもあって、昨日よりも明らかに人が増えていた。たぶん同系統の大学の人だろうなという人もいれば、かなりお年を召した人もいれば、ベビーカーに乗っている人もいて。まさに老若男女問わずお祭りを楽しんでいて、なんかすごいなぁとぼんやり思った。
ここにいる人たちみんな、それぞれの生活の中のどっかで「ムサビの学校祭行くか~」って思ったタイミングがあるってことだよね?そう考えると不思議だ。別にアクセスがいいわけでもないし、ついでに寄ってく所もないだろうに。

というか自分が在校生だから感覚麻痺してるけど、武蔵野美術大学と言えば私立美大の最高峰なんだよな。別に身内が通ってるってわけじゃなくても興味は持ちやすい所だろう。お子様連れの人も結構いたけど、行ける範囲で美大のお祭りがあるってなったら、子どもを連れて行きたい気持ちはよくわかる。企画のレベルもすげー高いし。いい体験になるだろうな~。


いや、そうなんだよ。めっちゃ皆レベル高くない!?他の大学と比較したことないから分からんけど、あらゆる企画がクオリティ高くてマジですごいよ。それこそお子さんが参加できるイベントコーナーもいくつかあったけど、すごい楽しそうだったし。ダンスみたいなフィジカル系のパフォーマンスもすげー上手くてカッコよかった。みんなすごいよ!!!!
全体的な装飾や出し物のクオリティがしれっとクソ高いのは「さすが美大」って感じだ。とにかく質がいいな~~~って他人事みたいに褒めてしまう。


フリマ等で買ったものは後日紹介します。
一般商業のラインには乗らないようなあらゆるアイテムが手に入るのがとにかく楽しいんだよな。同人誌即売会の楽しさも全く同じ。この手のイベントで作り手に直接「好き」を伝えて、後先考えずにお金使っちゃうのが一番楽しいんだわ。


昨日見切れなかった展示もたくさん見た。これで残すはあと1、2棟分くらいかな……?明日も行くぞ行くぞ行くぞ。


今日も色んな展示を見て回る中で、ちょっと目につくムーブをしているお客が少しいた。知り合い同士というわけでもなさそうなのに、部屋監視の人に数分にわたって絡んでいるおじさんが何人か。
うーーーーーーーーーーーーーん。気にはしてるんだけど、線引きが難しい……。明らかに“黒”の犯罪行為である痴漢と違って、「これは止めた方がいいのか」って判断がしづらいのよな……。もちろんギャラリーストーカーはカスだと思うが、判断ムズくないですか?みんな……。なんかこう言うと「線引き」にこだわって結局判断を放棄するクソ傍観者みたいで申し訳ないんだけど、実際難しい。ごめん。
「見ず知らずの人が自分の作品について触れてくれる嬉しさ」も、少なからずあるわけで。それは基本的には感謝なんですが。

やっぱ「しつこさ」がカギなのかなと思う。あまりにも長い時間拘束してるとか、何度も来るとか。ただそれは「たまたま一度、同じ空間に居合わせただけの人」にはどうしても判断しづらい。だから部屋の監視は二人以上でやった方がいいんだな……と実感をもって理解した。
もし単独で在廊or監視せざるを得ない時に変な奴に絡まれたら、「今、脅威を感じています」「助けが必要です」のハンドサインをするとか、そういうのが必要になってくるのかも。極端な話。

こういうの。

みんな快適に展示を楽しめるようになってほしいよ。


帰宅したらヨエコさんのCDとグッズが届いてた。ウワーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

そういやここでもお金使ってたんだ。娯楽に使った金を「出費」と認識してなくてすぐ忘れるせいで軽率に破滅しそうになる。

「New York」っぽくておしゃれ

聴いたんですが、あ、あ……うわ…あ〜〜〜〜〜ーーーーーーー


ヨエコさんの声だ…………………;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;


あーー…………そのまま、そのまんまヨエコさんの声だ…………。ご本人だから当たり前なんだけど、あのヨエコさんの声で、新録で、歌が聴けるというのが嬉しすぎて……。
声質はそのままに、なんだかさらにお歌が上手くなったような感じがする。
今も現役で全然聴いてるので、懐かしい~という感じではなかったんだけど、それとは別の感慨深さがある。

過去曲のカバーが6曲、新曲が1曲という構成。
昔の曲は『楯』を除いてジャジーなアレンジになっていて、すごく軽やかでお洒落な印象。晴天の下で透明な傘をさして、ドロリとした愛憎の水たまりをつま先で駆けていくような気持ちよさがある。『卵とじ』がイントロから楽しすぎて、赤ちゃん返りしたみたいに笑ってしまった。最高です。

そして新曲『ドーパミン』、めちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ、良い…………。これは食らっちゃったな。

痛みを抱きしめて、ただ抱きしめて歩いていく。「弱くて病んでる自分の肯定」とも「開き直り」とも違う、「傷つきながら、ただひたすらに前を向いて進む」ことの強さと美しさ。無責任な応援よりも何よりも勇気づけられる、そんな「倉橋ヨエコ」さんの歌詞に感じた魅力がそのまま残っていて、嬉しくて、泣いてしまった。ヨエコさんの「痛み」へのスタンスは今も昔も変わらないのだと。

そんな歌詞を経て、静かなピアノアレンジの『楯』で締める構成もとても良かった。しばらくは『ドーパミン』を鬼リピしてドーパミンをドバドバする生活になりそうです。

改めて、ヨエコさんが復活してくれて本当に嬉しい。もし今後ライブをする予定があったら、何に替えてでも行きたいな。


今日からスプラトゥーンのフェスも始まったし、もうめちゃくちゃだ。推しコンテンツの大渋滞。助けてくれ!!!!!!!!

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