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うるま市から、教育機関での子どものマスク着用の自己選択制を求める活動を始めました

なぜ、今「マスクの着用を自己選択制に」活動に取り組むのか?

現在、タイトルの活動に関して代表として取り組んでいます。
ちょうど本日Youtubeなどで動画を配信した中で、改めて言葉化したいと感じたため、ここにも書いておきます。


子ども時期の自己決定を尊重する必要性

GAJYUMARUは、これまでも書いている通り「沖縄に生まれた子ども1人ひとりが、自分の生きたい人生を描く」サポートをミッションとして掲げています。

そこで、子どもたちが日々自分の振る舞いや考え方を自己決定できることを担保されることが不可欠だと考えています。

日頃から自己決定を許されない子どもたちが、自分の生きたい人生を描くことができるでしょうか?
そして、今の子どもたちの生活の中で常に自己決定を迫られるのは「マスクの着用」だと考えています。沖縄のように高温多湿でこれから熱中症リスクが高まっていく中、どんなタイミングで着脱すべきなのかを自己決定できるようになることは身を守るためにも非常に重要です。

子どもたちの現状~同調圧力の中のこどもたち

では、今の子どもたちはマスクの着用を自己決定できているでしょうか?

呼吸器疾患を抱え、常に酸素飽和度を計測しなければならない子どもが、学校でマスク着用を義務付けられています。これは感染リスク以上の、日常的かつ直接的なリスクです。
また感覚過敏の子どもたちは、マスクをしていることそのものが強烈なストレスです。それを長時間強いることも非常に危険です。
マスクを外したいと思っていても、周りからどう見られるかを気にして外せない子もいるそうです。
私が接している子どもは、マスクを強制する社会、学校の雰囲気が苦しくなり不登校になりました。

これらをその子どもの弱さに転嫁することは簡単です。しかし問題は私たち社会がつくりだした同調圧力が子どもを苦しめているということが実態ではないでしょうか?

だからこそ、同調圧力まで見据えた上で子どもの自己決定や何より大事な身体を守らなければなりません

同調圧力を越えて、大人たちがすべきことがあるのでは?

私自身、この活動に取り組むことには未だに恐怖心があります。
しかし、先の呼吸器疾患の子どものケースを聞いて肚を決めました。

同調圧力を作り出したのは社会であり、私たち大人たちです。
だからこそ、同町圧力に負けず(敢えて空気を読まず)正しいと思うことに取り組んでいくことが子どもたちのために果たすべきことではないか。

そう思い、この活動の代表を引き受けました。
同じ思いの方々に恵まれ、急ピッチで準備を進めることができました。

活動内容について

活動原理~どの立場も、どんな個人の判断も否定、排除しない

この活動で私が徹底して貫きたいと思っているのが、上記の原理です。
コロナ禍で改めて私が学んだのは、「分断の怖さ」です。私には、マスクの着脱やワクチンの是非、また政治的立場などあらゆる分断がこの社会を停滞させているように見えます。それをより鮮明に浮かび上がらせたのはこのコロナ禍だったのではないでしょうか。
何より、「~派」に分かれお互いを否定し合っていては、理解し合うことは不可能です。多くの「正義」を基にした活動が、それで頓挫しているように感じています。

だから、私たちの活動は「マスク反対運動」ではありません
「着用派」でも、「NOマスク派」でもありません。
正しい知識を基に、それぞれの身体的特性やその都度の状況判断において、安心してマスク着用に関する自己決定が為されることを目標としています。
元々コロナ前からマスク着用されている方もいます。そういった方や感染防止の目的でマスクをされる方を何ら否定するものではありません。

あくまで、それぞれの自己決定が尊重されることを望む活動です。
そのような社会でないと、「子どもが自分の生きたい人生を描く」ことは不可能だと考えているからです。

アンケートについて

うるま市議会に訴えかける上でも、「本当は皆さんどう思っているのか?」を押さえることは非常に重要だと思っています。

うるま市内でのリアルなアンケートと共に、オンラインで皆さんにアンケートを取っています。
大人の着用に関して、子どもの着用に関してご意見を伺っています。
普段生活している場の同調圧力を気にしない本音を集めることができればと考えています。
この結果も踏まえ、議会に判断いただきたいです。

署名活動について

署名活動については、2種類あります。

私たちの活動にご賛同いただける方には、是非ご署名に協力いただければと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
この数が、市議会でご判断いただく上で1つの重要な材料となると考えています。

そして、もう1つ、より多くの方の目に届けばと思ってchange.orgも始めました。

普段はSNSや口コミを中心に活動していますが、それだけでリーチできる数には限りがあります。そこで、プラットフォームの力も借りてより多くの方の目に触れることができればと考えています。

趣旨にご賛同いただける方はこちらに関しても是非ご協力いただければありがたいです。こちらの結果も併せて議会に訴えかけます。

最後に

GAJYUMARUとしてこの活動に取り組む理由、また活動原理や内容について書きました。

まだ始まって3日ですが、DMやお声を聞く中で私たちの取り組みにご賛同いただける方はやはり多くいるのではないかという思いを強くしています。

上記アンケート・署名活動のURLをまとめました

アンケート・署名でのご協力、ならびに上記QRコードを拡散いただきたいです(アンケート、署名2種で合計10分ほどかと思います)。
ご賛同いただけた方、何卒ご協力をお願いいたします。

活動の途中経過や結果なども、こちらのnoteでご報告いたしますね。

GAJYUMARU 代表
うるまのみらい 代表
新里 勝一郎