素のままでいられること

自分が落ち着く場所を選んで、そこに存在すること。
ありのままの自分で、心から落ち着けること。
それが私に撮っては重要だ。と、気付いた。

なんか胡散臭い書き出しになってしまったけど、本当にこれだなあ、と最近思っていて。

なんか、なんかね、
場所によって自分を使い分けたり、
自分で自分にタブーを出したり、
わざわざしんどくなることをしていたんだ。

おしゃれなお店にはおしゃれな人しか入っちゃいけないとか、
娘の学校の集まりに出たら母親らしく振る舞わなくちゃいけないとか、
変な人だと思われないように、
相手を不快な気持ちにしないように、とか。
その辺を歩くだけなのに、見えないドレスコードがあるような気がしていたんだよなあ。
面倒臭いね。

こんな自分だから、素でいられる場所になるべくいよう。と思った。
自由で楽にいられることが何より大事だもの。
家にいる時や、絵の仕事をしている時、自然の中にいる時。
私らしく素で振る舞える場所を見つけて、段々その領域を拡大していこう。

まだまだ人前で格好つけたりすることもある。
周りと違う気がしてドギマギしてしまうことも多い。
でも、前よりはだんだん自分の落ち着ける場所センサーがはたらくようになったし、人と違っていても、変なことをしているなあ、と自覚しながらもわりと平気になってきた。

それから、みんな、私の前では素でいてほしい。と思った。
変な人だっていいじゃないか。
私だって変なやつだもの。
不器用で不恰好な姿を見せてよ。
それで私が離れたとしても、それは私の問題だ。君はそのままでいい。

変な自分でもいいよ