ガラス窓を背景にして撮影する時の必需品
こんにちは、Akiraxeです。先日、Twitterあらため"X"でポストしたものが少し話題になったので、このお話に付随して、自分が撮影時に常に持ち歩いている便利アイテムを共有したいと思います。
その前に、先日ポストした話の続きを若干..
この話に関しては、いろんな方からアドバイスをいただいたのですが、対処法としては大きく3つで、
外の明るさに負けないように中からライティングする
画角に入る範囲で窓にNDシートを貼る
画角に入る範囲の窓に黒紗幕を垂らしカメラの深度を浅くする(背景ボカす)
いずれもワンマンで1時間そこそこで撤収するようなインタビューには現実的な方法ではありません。1に関しては条件によりますし、2と3に関しては持ち運びに難があるのと、保存状態(運搬状態)がよくないと結局NDシートや幕が波打って現場で使い物にならなかったり(経験済み)結局、ブラインドがある窓であれば、ブラインドを少し閉じ気味にして光を和らげる(微妙に外が透けて見える)などの妥協案で切り抜けることが多かったりします。
この話題については後日、別のnoteに書くとして今回の本題ですが、背景がガラスや反射率の高いホワイトボード・壁などがある場所で撮影する際に意識しておくと良いのがライトの光源の映り込み問題です。
時々テレビ番組等で背景のガラス窓や壁におもいっきり光源が映り込んでしまっている映像を見る事があります。カメアシがバッテラ(バッテリーライト)で正面から照らしているだけなので防ぎようがないのですが、例えばインタビュー撮影等で常に光源が背景に映り込んでいるのは避けたいですよね。
そこで自分は3WAYや5WAYタイプのレフ板(レフ版/デフューザー/黒フラッフ等を兼ねたもの)と、それをライトスタンドに固定するためのアイテムを常に携帯しています。撮影時にLEDライトを持ち歩く方は多いと思いますが、一緒に「光源を切れるもの/消せるもの」を1 つでも持っていると現場でとても重宝します。
マルチユースタイプのレフ版
下記の2つは自分の撮影用ツーツケースに入るので常に2つとも常備。特に三角レフは取手に1/4ネジの穴があるのでライトスタンドのダボ部分に取り付けて使いやすいのでオススメです。
以下のレフ版はスーツケースには入らないので車に常備。広範囲で遮光できるし、中型のデフューザーとしても重宝しています。
もちろん、これらのレフ版は通常のレフ効果・デフューザーとしても使うので、自分は常に2枚以上持って行きます。
レフ版をライトスタンドに固定するためのアイテム
↓小型でバッグに数個忍ばせておけるので重宝しています。
↓もう少し設置の自由度を上げたい場合(ただし携帯には少しかさばる)
ライトスタンドの数はアシスタントの数なり
ちなみにライトスタンドは現場に持って行けるだけスーツケースに入れています。(常に4つ以上は入っています)ライトスタンドの数だけアシスタントが増えると思っています。最近の自分のお気に入りのライトスタンドも紹介しておきます。
↓とにかく軽量・安い・収納高がコンパクト
↓カーボンで軽量・収納高コンパクトな割にかなり伸びる
↓少し資金に余裕ある方向け、カーボンで軽量・収納高コンパクトで伸び、段差対応、安定のNissin製です。
光源を切る
さて具体的な切り方ですが、話は簡単で、カメラの画角に映り込まない範囲で、黒いものでガラス窓の光源を切ってあげる(隠してあげる)だけです。
自分の撮影現場を見せられればよかったのですが、とりいそぎ自分の個人チャンネルのLIVE配信で実演した時の画像切り出しで説明します。
(気まぐれLIVE配信&Vlog-チャンネル登録ゆる募)
この程度であれば簡単に消すことが可能です。
LEDライトを持って行くと同時に、光を切るものを1つでも忍ばせていくと、映像のクオリティーはまた一つアップすると思います。ワンマン撮影でもギリ持っていけるアイテムなので、よかったら活用してみてください!この記事がもし参考になりましたらスキしていただけると嬉しいです。
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