見出し画像

ごくごく普通な子育て中の主婦が突然夫の海外赴任についていくことに…赴任先はサウジアラビア ⑦

今回は娘の学校教育について書きます
娘はサウジに着いた時、5歳になったばかり…
日本人学校はあったけれど日本人幼稚園は休園中でした
インターナショナルスクールはアメリカ系とイギリス系とあり、イギリス系へ通わせている方が多かったです

イギリス系の場合、コンパウンドから学校まで送迎するマイクロバスに子ども達が安全に乗っていられるよう見守るバスモニターという当番がありました

私は英語を聞き取ることも、話すこともできなかったので、欧米人のお子さんが大勢乗るバス内の見守りなんてとてもできない、娘の下には息子もいるし…と色々理由をつくり、ほとんど私の都合で娘はコンパウンドの隣にあったアメリカ系のインターナショナルスクールに通うことになりました

学校への通学時間は自宅からコンパウンドの中を自転車で走って5分かからなかったと思います
娘は日本から持って来た自分の自転車に乗り通学、朝は夫が一緒について行って、お迎えは私が行きました

サウジに着いて2週間くらいで新学期が始まりました
日本のような厳粛な入学式などはなく、
体育館にクラス分けの貼り紙があり、kindergartenのA組でした

まだ現地での様子もよくわからず、知っている人が誰もいない中のスタートでしたが、
ラッキーだったことにA組には
アメリカ人のパパと日本人のママとのハーフのCちゃんがいました
Cちゃんは英語がメインだったけど
日本語もわかって少し話せたので、娘が学校に慣れるのにとても助けてもらいました

Cちゃんは同じコンパウンドに住んでいたので、
すぐに仲良しになり、学校が終わってから放課後も一緒に遊んでました
Cちゃんにはお姉ちゃんが二人いて、
お姉ちゃん達にも可愛がってもらいました

また、Cちゃんのママはピアノを教えることもできたので、週1回ピアノを教えてもらいました

そんなラッキーだったにもかかわらず、
慣れない環境、わからない言葉の中に身を置くのは
なかなか大変だったようで、
しばらく学校へ行く前は毎朝、毎朝泣いていました
少し慣れてくると毎週末明けの登校前、
更に慣れてくると長い休みのあとの学期始めに泣いていました

今の私だったら泣くほどなら行かなくてもいいよと言えるのに、当時は何としても学校に行ってもらわなくてはと必死になってました
ちょっとかわいそうだったかな?ごめんね
次回に続く

※写真は1st gradeになった頃の通学する前の様子


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?