ごくごく普通な子育て中の主婦が突然夫の海外赴任についていくことに…赴任先はサウジアラビア ⑧

前回の続き、娘の学校教育について続きを書きます
娘はkindergartenと1st gradeの2年間、同じ先生にお世話になり2nd gradeは違う先生が担任になりました

入学してしばらくの間は
担任の先生が学校とコンパウンドの境の扉まで
娘やCちゃんを送ってくれました

学級通信が配布されて、どんな勉強をしているか学校の様子がわかったり、
授業で準備するものが書いてありました
タイトルにあるように、
ごくごく普通な主婦だった私
中堅レベルの高校を出て技術系の専門学校卒で
英語はさっぱりわかりません
学校からのお知らせを毎回辞書を引きながら
解読するのに一苦労でした

夫は英語ができましたが、サウジからも国内や海外へ出張へ行くことがあり、たびたび家を留守にしていたので全て頼るということはできなかったです

個人面談などの学校行事は夕方から夫婦揃ってというスタイルだったので、夫が出張のない時にお願いしました

お弁当はおやつの時間と軽食の時間があって、
りんごジュースかオレンジジュースの紙パック、おにぎりやサンドイッチ、フルーツなどを持って行きました
簡単なもので済んだので楽チンで助かりました

2nd gradeからCちゃんは別のクラスになりました
それはいつもCちゃんと一緒にいる
娘の世界を広げるための学校側の配慮でした
娘は会話は問題なくできていたようですが、
書くということが難しかったようでした

そこで先生にどんな内容でもいいから毎日日記をつけて提出するよう言われました
その日記が書けたら私がチェックして
単語のスペルが間違っていると直して提出しました

すると先生は「スペルが間違っていても書き続けることが大切、本人が伝えたいことは読み取れるから直さなくてよい」と言われました
その時「娘について、ちゃんと考えてくれてるんだなぁ」と、とても安心したことを覚えています
残念ながら、その先生にお世話になれたのはわずか3ヶ月のことでした
突然、予定より早くサウジを離れることが決まったのです

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