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ごくごく普通な子育て中の主婦が突然夫の海外赴任についていくことに…赴任先はサウジアラビア no.18

当時ジェッダ日本人会は赤ちゃんから大人まで100人位いました
ホテルでランチパーティー、日本人祭り、日本人学校と合同で運動会、水泳大会、そして大人のカラオケ大会などのイベントがありました
特にカラオケ大会は皆さん力を入れていてステージ衣装を作って、練習をして、大人の学芸会のようでした

日本人会が作ってくれた冊子があり、病気になったらどこの病院の〇〇先生がよいとか、△△を買うならこのお店など、ジェッダで暮らすのに役立つ情報が沢山載っていて、とても助かりました

赴任していて1番心配だったのは、子ども達が小さかったので病気になることでした
出国する前に小児科の先生に事情を話して、何かあった時に必要な薬、解熱剤や吐き気止め、風邪薬などをたくさん処方してもらい、使い方を一覧表にしてもらったものをいただいて、日本から持って行きました

1年中とにかく暑い国だったので日本にいるより
病気になりにくかった気がしますが、一度だけ、
どうしても娘の熱が下がらず入院したことがあります
入院中、栄養を取るよう病院食が出ましたが、
現地の献立がどうしても口に合わなくて、
「何でもいい、食べて元気になってくれるのなら…」と、娘の大好きなマクドナルドのポテトを運転手さんに買ってきてもらい、それを食べて元気になったという
エピソードがあります

宗教上、女性がひとりで外出できないので
病院へは夫が一緒に行ってくれました
先生に症状を英語で説明しなくてはならなかったので、
英語ができない私は夫がいてくれて助かりました

また、息子が突然大きな声で泣き出した時もありました
何事だろう?と思うと、鼻の穴に娘のおもちゃのビーズを詰めてしまって取れなくなっていました

大慌てで病院へ連れて行くと、ビーズを掻き出せるような器具を鼻の中に入れて、あっという間に取ってくれてホッとしました
そういう便利な器具があるということは、他の小さい子も鼻に詰めてしまったりするのかなぁと思っていたら、後日、再び息子が鼻の穴にビーズを詰めて泣き出しました

「痛い目にあったのに、何でまた!?」

けれど、その時ひらめいて試してみました
ビーズが入っていない方の鼻の穴を押さえて、
息子に「鼻をふんってやってごらん」と鼻から空気を出すよう話すと、「ふんっ」が上手にできて
無事に取れました
2回とも無事に取れたので、笑える思い出話になってよかった、よかった







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