アメリカ人も虐殺される

外国語を勉強していると、数回は、ネイティブばかりの環境に迷い込み、そこでは語学学校とは違って、外国語を学んでいるからといって特に評価してくれず、むしろ馴染めず虐殺されるという経験をしたことがあると思います。それは日本人だからのみではないという話です。


当然ながら、そこに「アジア人差別」「日本人差別」という要素が絡むときもあるのですが、下記の動画を見てみると、「ああ、それだけじゃないんだな」というのもよくわかります。この人は、アメリカ人の女性なんですが、フランス行った時に友達ができず、辛かったそうです。


なんかもう、ところどころ、泣きそうな感じに話しているので、「ああ、相当辛かったんだな」と思うんですが、まあ、でも、母語以外の言語でコミュニケーションをとるというのはこういうことなんですよね。母語だと当たり前にできたことができなくなるし、風習の違いもあるし。

それでいうと、こっちも面白いんですよね。ビズが嫌だとか、フランス人あんまり笑わないとか、ビルの前にたまってタバコ吸ってるとか、そういうフランス人あるあるに対して、いろいろ違和感感じてて、「日本人だけそう思うわけじゃないんだな」と興味深いです。

ビズに関しては、フランス人の女性言語学者がビズはいいけど、ハグは嫌だと言ってるのを見たことがあります。多分この動画だったと思いますが。いずれにせよ、他の文化に入るのは大変だし、それは世界中の人が同じように思っているということかなと。ではでは!

では!


井上大輔

高度な外国語力を身につけたい人、テストで結果を出したい人に向けて役立つ情報をつぶやき中。TOEIC980点。早稲田英文→早稲田仏文修士→上智外国語学部修士→上智大学博士課程在学中。英語・仏語・西語・伊語の参考書&翻訳書も出版。著書一覧→http://amzn.to/jzUDtr