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投球におけるコースの性質と三振の取り方

おはようございます☀️✌️
まいまいはいつもかわいいですね!

本題に移りましょう。

今回は先日X(Twitter)でともきくんが話していた高め低めの配球の話を少ししていけたらいいなと思います。

先日のポストの内容

基本的に、ピッチャーは外角低めをメインに投球するのがセオリーとされています。

外角低めに投げるメリットとして

・バットの位置から遠く飛距離が出にくい
・低めは打球角度が付きにくく長打が出にくい
・バッターから遠いため死球のリスクが低減される

ここら辺が上がってくるメリットです

打者は基本的に引っ張り方向の打球の方が飛距離が出ます
外角低めはバットが届きにくく、無理に引っ張ろうとすると引っ掛けた打球になり、ゴロの凡打になりやすいため、センターから逆方向に打ち返すのが定石です。
また、低い球は打球角度が付きにくく、打球の飛距離が出にくくなります。
これらにより、打者の長打リスクを最小に抑える手段としての外角低めを中心とした攻めが、投手のセオリーとして確立されていると筆者は考えております。
外角は打者から遠いので、コントロールミスをしても死球になりにくく、死球による期待値を与えないということも大きなメリットです。

逆に、高めやインコースは打球角度や引っ張り方向への強い打球が出るリスク、死球のリスクなどがあるとも言えます。

それなら外角低めだけでいいんじゃね?

答えはNOです

少しだけ「甲虫王者ムシキング」の話をしましょう

昔やってたよね、ムシキング
前のガキがレアカード出したから適当なカード組み合わせセットで交渉して鮫トレ強奪していた思い出

ムシキングのルールは基本的にジャンケンで勝った方が攻撃できて、ダメージを与えて相手を先に倒した方が勝ちというルールです。そしてムシキングには必殺わざになる手があります(画像のカードなら✌️ですね)
必殺わざは相手に大きなダメージを与えられるため他の手を出すより強いです。
自分と相手の必殺技のすくみ関係はとりあえず置いておくと✌️が必殺技の相手は効率的にダメージが稼げる✌️を出す割合が高くなるということです。
相手が必殺の✌️ばかり出てくるなら👊を出せば勝てますよね、
つまり何が言いたいかと言うと

外角低めばかり来ると分かっていたらバッターは外角低めを狙ってくる


ということですね

外一辺倒の攻めは長打が出にくいと言っても流石に狙われれば普通に打たれて、ホームランはなくとも、外野の間を抜く強い打球が飛び連打されることは普通にあります。
皆さん大好き2面ならホームランもあります。
とても怖い💦

そのため、外角低めだけではなく内角、高めも有効的に使っていく必要があります。

内角球のメリット

・体に近いボールはバッタの根元にボールが当たり詰まった打球になりやすい
・体に近い所に投げ込まれるボールはバッターに恐怖心を与えてパフォーマンスを発揮させない力がある
・内角球は引っ張り方向に飛びやすく打者の打球方向をコントロールする事もできる
・内角球を挟むことで外のボールが遠く見えて外の球で見逃しをとることにも繋がる

ざっとこれくらいのメリットはあるので、内角球もかなり武器になるコースです。
今の草野球はビヨンド全盛時代です。
外角の球でもウレタン部で捉えれば普通に外野を抜けていきます。
内角を使いバットの根っこ、ウレタンのない部分で打たせることが出来ればそれだけでかなりの期待値がとれます。

恐怖!違法ウレタン!



内角球を上手く使うことで外角にも投げやすくなるので前にお話した実質的ストライクゾーンを広げるピッチングという話にも繋がってくると考えています。

続いて高めのボールのメリットのお話をしましょう

高めのボールのメリット

・空振りが取れる

クォォォォレェありますねえ!!!!

高めのボール、危険そうですし、危険なんですけど他のコースと比べて有意的差を感じるレベルで空振りが取れます。
高めは打球角度が付きやすく長打が出やすいコースなのでバッターにはチャンスボールに見えます。
高めの空振りが取れる球は打者から見ると真ん中に来た!と思って振ったら思ったよりボールがバットの上を行く形での空振りになります。

高めの直球はバットの上を通過する

よく高めの釣り玉で大きく外すピッチャーがいますが、大きく外しても見逃されてボールになるだけなので、空振りを取る面では有効ではありません。あくまでチャンスボールと錯覚させる球、もういっそチャンスボールくらいの球を投げることが高めに投げる大前提だと考えています。

思い切り振らせて気持ちよく豪快なスイングで三振してもらいましょう。

低めで三振を取る

低めの球で三振を取る方法は高めの球とは違います。写真があるので少し見ていきましょう。

ストライクゾーンから
外角ボール球になるスライダー


外角低め一杯のストレート

1つ目の写真は外のスライダーで空振り三振を取った写真です。
ストライクゾーンからボールになる変化球は振らせた時点でほぼ勝ちです。
低めで空振り三振を取るならストレートより変化球です。コースの変化による空振りの他に、球速差による奥行での空振りも期待できます。

2つ目の写真は外角低め一杯のストレート見逃し三振です。
外一杯に決まると狙っていても手が出ないことがあります。内角の球も上手く利用することで見逃しでの三振、ハーフスイングでの三振を増やすことが出来ます。ボールからストライクになる変化球も見逃しでの三振を取るのに効果的です。

低めの球は長打になりにくいですが、バッターは低めに目付けをしているため、コンタクト率は高めの球よりも高くなります。なので低めで三振を取るには変化球をストライクゾーンからボールに曲げて振らせる、緩急差で空振りを取る、ボール球に見えるような球で見逃し三振を取るなど工夫が必要になってきます。

結論
様々な性質の球とコースをバランスよく組み合わせて甲虫王者を目指しましょう。

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