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第21回大盤振る舞いオフの使用デッキメモ

#大盤振る舞いオフ

2023年3月5日に開催された第21回大盤振る舞いオフで使用したデッキメモです。どなたかの参考になれば幸いです。3つあるので手短に。

【焔晴教団】

焔晴教団

このデッキのやりたいこと自体は単純です。

最強のリセットモンスター、創星神 tierraを降臨させます。降臨にはコストとして手札と場から10種類のカードをデッキに戻す必要があります。どのように揃えるか。

剣の御巫ハレはカードが装備された場合、御巫装備魔法をサーチできます。お互いのターンに効果を使い続けることで、手札はどんどん増えていきます。(相手ターンはローランや御巫の契りなどの効果で起動します。)

場のカードを増やすのは、焔聖騎士の墓地から戦士族に装備する効果を使います。ハレの効果も起動しつつ、焔聖騎士の耐性効果を付けて盤面を維持することができます。

このデッキは耐久力に全部振りしており、tierraを出すまではほぼ攻めません。いったん相手に動いてもらい、その後tierraを出して捲る戦法です。ただし、tierraを出しただけでは勝てないこともあるので、追加の一手も用意します。

時間差で除外から帰還するアストルフォ、エンドに戦士をサーチするローラン(効果自体はシンクロ召喚時に確定)、一時的に除外しておけるリダンを用い、tierraの降臨後に盤面を回復することができます。

肝心のtierraのサーチ

直接サーチもできなくはないですが、焔聖騎士で無理なく出せるシンクロギミックでカオス・ルーラーを採用しました。デッキトップ5枚の運ゲーのように見えますが、イゾルデ効果やその他サーチを乱発すると、tierraが欲しくなる頃にはデッキを10枚前後に圧縮できているので、高確率でサーチすることができます。御巫は☆3なので、ローラン(☆5)を出してからシンクロすることで、tierra効果後の戦士族サーチを自然な流れで行うことができます。

目的に一直線なデッキなおかげで、全デュエルでtierraを出すことができました。(tierraを出す以外に明確な勝ち筋を用意して無いだけですが)

【氷水ピュアリィ】

氷水とピュアリィの混合デッキですが、やりたいことは少しややこしいです。

いろはもみじの効果②は、相手のメインモンスターゾーンに隣接するフィールドのカード1枚を墓地に送ります。ただし普通の除去とは違い、相手による除去扱いになります。
そして、基本的に相手には自身の場のカードを除去してもらいますが、こちらのカードを除去させることもできます。

上記のカードなどでエクストラモンスターゾーンの正面に相手モンスターを用意します。そのモンスターを対象にいろはもみじ効果を発動し、エクストラモンスターゾーンに自分のモンスターがいれば、相手はこちらのモンスターを除去することになります。(他の選択肢が無いように、事前に隣接するカードの除去が必要です。)

では、そこまでして”相手によって”除去させてなんの意味があるのか。

相手によってフィールドから離れた場合”に効果を発動できるカードが、このデッキには3枚入っています。いろはもみじの効果を使い、これらのカードを能動的に起動することに重きを置いたデッキです。エクストラモンスターゾーンのピュアリィを除去してもらえば、全ての効果を同時に起動することができます。(いろはもみじの効果①で水属性を指定すれば、どのピュアリィでも浸蝕を起動可能です。)

普通に相手のカードを除去した方が強い、ですって?
・・ごもっともです。敢えて珍しい使い方をしてうまぶりたかったんです。

しかし、出発は上記のようなコンボでしたが、純粋に2テーマの相性がいいです。

どちらも低速でじっくりアドバンテージを取る防御テーマなので、引きがどちらに偏っても、耐久してやりたいことに繋げることができます。

氷水は優秀な水属性サポートテーマであり、ピュアリィギミックを用いることで簡単に水属性を出力し、その恩恵を受けることができます。一部の氷水の効果は墓地発動ですが、ピュアリィ速攻魔法で楽に捨てれるため噛み合っています。

ピュアリィギミックのお陰で事故率が低く、どんな相手にも柔軟に戦えるデッキです。いろはもみじをシンクロできるかが若干引き次第ですが、デッキ圧縮力と耐久力はあるので、時間をかけて無理矢理引き込んでいきます。

【ロリの泉】

ロリの泉

このデッキはあるカードを活かしたくて組みました。

悪魔嬢ロリスの効果①は、墓地か除外の通常罠6枚までをデッキボトムに戻し、戻したカード3枚につき1枚ドローするという神碑の泉のような動きができます(デッキ名の由来)。このデッキは、ロリスのドロー効果をいかに活用できるかを考えて構築しました。

普通に使った通常罠を戻すだけでは、ロリスで大きなアドバンテージを得ることはできません。狙っていくのは、墓地肥しギミックで通常罠を墓地へ送り、除外コストとする効果で有効活用、さらに除外した罠をロリスで無駄なく再利用します。通常罠のSDGsです。

シャドールギミック

このデッキの潤滑油です。効果で墓地へ送るカードが多いので、ウェンディによる盤面確保やリザードによる聖選士の墓地送りができます。トラップトラックによる破壊でもシャドールが起動するのが便利です。シャドール・フュージョンは、引けば強いですが引けなくても戦えるので1枚。

ドラゴンメイドギミック

盤面維持、展開、墓地肥しなどを器用にこなします。チェイムはお片付けの墓地効果で出てきて、別のお片付けをサーチできます。ロリスの効果でお片付けを再利用すれば、リソースを永遠に供給することが可能です。また、墓地に送られてうれしいカードばかりなので、ラドリーが墓地肥しでドジすることも滅多にありません(墓地効果の無い罠が落ちてもロリスの効果対象になるので無駄ではないです)。サブテラーの継承でどちらもサーチすることができます。

クローラーギミック

大量展開枠です。エクストラはシャドールの融合枠以外は主にリンクモンスターです。本来は展開力の無い罠デッキですが、ソゥマのおかげでリンク素材を一気に揃えることができます。

墓地と除外にある通常罠の枚数が重要なので、時にはトラップトリックでトラップトラックを持ってきて、そのトラップトラックでトラップトリックを持ってくることもあります。お相手は困惑するかもですが、このデッキには必要な工程です。

肝心のロリスを用意する手段はいくつかありますが、ロリスが必要になるのは中盤以降なので、焦って用意する必要はありません。いつの間にか墓地に落ちていて、必要になったらデスキャスターで雑に蘇生することが多いです。

他の2デッキと違い、行きつく決まった動きがあるわけではなく、その時の引きにより柔軟な対応を考えます。現在のカジュアル環境基準ではかなり低速型のデッキですが、罠で守りながら持久戦に持ち込みます。60枚で事故率も高いはずですが、オフ会では事故らず動いてくれました。

これは今後の改築案なのですが、事故率低減や除去能力向上のためにラビュリンスや恐竜(らくがきじゅう)ギミックの投入を考えています。とおせんぼの効果①や生存境界の効果①②でラビュリンスモンスター達の効果が起動するのが面白そうです。あと、ロリスの効果②が腐り気味だったのですが、らくがきじゅうがリリースして動くテーマなので、そちらも活用できそうです。

おわりに

3つのデッキを紹介させていただきました。低速型で妨害もほぼありませんが、その代わりに耐久力を高く設定しています。せっかくのオフ会なので、お相手の動きを見た上で勝ちに行くスタイルを取っています。そのおかげか、今回のオフではお互いしっかり動いたいいデュエルが多かったと感じています。

オフ後はTwitterにレシピを貼る程度だったのですが、書きたいことが多く、オフ用デッキとしての出来もよかったので記録として記事を作りました。デッキレシピの記事としては初投稿なので、読みづらかったら申し訳ございません。今後はオフ会の対戦記録記事などにも挑戦してみたいです。

ここまで読んでいただきましてありがとうございました。
ご意見、ご質問、効果ミスのご指摘などあればTwitterへお願い致します。 @dxmknlight

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