Online Masquerade 【後編】
その夜、宿帳には夫婦を装って記帳し、白浜の民宿に泊まった時のお話です。
案内されたのは八畳くらいの和室で、襖一枚隔てた隣にはもう一つ部屋があったんだけど、そこに見知らぬおっさんが5〜6人入ってきて、いきなり宴会が始まったわけ。
1時間も経過するとおっさん達が大騒ぎしだして、突然、バタンッ!
と音がして、一人のおっさんと共に襖がこちらに倒れてきたのね。
ここはいくら年輩のおっさん達でも怒って良いところでしょ!
でも、彼女は壁に背もたれて襖に向かう形で座っていて、私は夢中で『9ン2』していた最中だったので、怒るタイミングを逃してしまって...。
おっさん6人と私達2人の計8人が、白地に青縞の半ばほどけた浴衣姿のまま、口をポカーンと開けていた...。
ただ、ポカーンと開いた口だけは何故か九つありました、ってゆうとってもチャーミングなお話でした。
その後、隣の部屋は静かになりましたとさ。
本日限りのお話なので、スキは押さなくて良いけど、フォローは外さないでね(^^;;
えっ!ホントに😲 ありがとうございます!🤗