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【エッセイ】素敵な未来を想像しようよ

 最近の不安は老後のことだ。

 うちは子供も居ないし、パートナーと二人で、今後の自分達の介護のことを考えていかなければならない。

 勿論、子供が居たところで、子供の世話になるなんて発想は微塵もないが。。

 102歳まで生きたおばあちゃんも最後は介護施設に入った。
 一度だけその施設に顔を出したが、四方が真っ白な壁に囲まれた部屋で寝ていて、その日は孫の私の名前を思い出すのもあやふやだった。健常者でも気が狂いそうな真っ白な部屋だった。

 歳を取って、人のお世話になりたくない。
ましてや、将来のある若者たちが年寄りの世話をする社会なんて。。
 誤解を招くことを恐れずに言うと、そんな国に全く興味はない。

 発想を変えよう。
介護施設を若者の負担なく、楽しいものにすれば良い。

 メタバースやAIロボットは日々進化している。
 寝たきりだって、メタバースでコミュニケーションを取り、お風呂はAIロボットが入れてくれる。今日あった出来事をロボットが、面白おかしく語りながら、背中を流してくれる。

 100歳同士の恋愛だって始まる。
プラトニックな愛かって?
 メタバースの進化を甘く見てはいけない。
 きっと、あんなことや、こんなことまで出来てしまうだろう。

 肉体は衰えても脳さえ元気なら活き活きと生きていける時代がやってくる。
 アルツハイマーだけは特効薬の開発が待たれるところだが。。

 今日はやたらと腰が痛い。
やっぱり健康が一番かな。
ぼちぼち寝ようか。


(ぱひゅん)



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