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たった12日間だけの“推し”
7月18日
私は“推し”を失いました。
萩若葉 自ら落ちて 何となる
7月6日いきなり私の目の前に現れた彼は、わずか12日間でいなくなってしまいました。
この12日間、彼の名前を何度も検索したそして、一番にミュージカルを観たいと、キラキラ輝くその姿を観たいと何度も夢見た。あの情熱を体感したいとも。
教師役から9年間見ていないうちに、彼は見違えるような素敵な大人の男性になっていた。どんな褒め言葉も、ありったけの知っている言葉を並べても追い付かないほど本当に素敵な男性に見えた。
本来ならそんなに長い時間見なかったら名前が出て来なくなってしまいそうなのに、彼の名前はすんなり出てきた。サブリミナル効果のように、彼はきっとすごく活躍しててテレビで何度も出演してるのを無意識で見てたんだと思う。
残念だと思う事は山ほど有る。彼の成長を年月をかけて見守って行けてたらと…でも、いきなり、あんなに素敵な男性に成長してた驚きだってそれは感激だったし、それはそれで良かったとも思う。出会えた奇跡?
いなくなる前日まで撮影していた彼のドラマは、検索していた画像とは似つかない風貌になってしまっていた。でも、全部頑張って見た。例えいなくなっていたとしてもリアルタイムで見たかった、辛かったし苦しかった。本当ならワクワク、ドキドキして見れたはずだったし、そう見たかった。
そしてMCの彼は透き通るように美しく別世界の人のようで、ちょっと触れるだけで壊れてしまいそうなガラス細工のようだった。
四十九日、9月4日
秋燕 駿馬天空 七七日
それから、私は日々変わり無く過ごしてきたと思う。その日以前と変わり無くその後も。多分❗
父や母を見送った後のように空をよく眺めて涙を堪えた以外は…