草野マサムネとURIA HEEP

草野マサムネの項でも挙げたように草野氏は折に触れてユーライアヒープに言及し、相当心酔している様子が、自身のラジオ番組、ロック大陸漫遊記で伺える。

さてユーライアヒープといえばzeppelinのⅣかパープルのmachineheadに相当する対自核(LOOK AT YOURSELF)が有名。そのalbumタイトルtuneであるLOOK AT YOURSELFについても今週の漫遊記て触れていたなぁ。

アルバム対自核の中に「当為」といういかにも哲学用語のような邦題のタイトルもあり原題がWhat should be done
確かに当為だなあ。

へヴィメタル専門誌BURRN!に故志村けん氏が社長(当時は編集長)の酒井氏との対談が掲載されていた。志村氏もユーライアヒープについて語っていて「ユーライアヒープってアルバムの中に一曲は必ずキレイな曲あるよね。七月の朝とか」とコメントしていた。
七月の朝はアルバム『対自核』の3曲目で10分近い大作なんだが、キレイというか、妖しい美しさを携えている楽曲だなぁ。

1ヶ月くらい前に草野マサムネはそのラジオ番組でコーラス特集をした際にユーライアヒープのファーストアルバムからジプシーを流していた。
ボーカルのデビットバイロンもやたら甲高い声を出すが、実はギタリストのミックボックスを中心としたバックコーラスがもっと甲高い声で「あ~」と叫んでいる。その様子が変な気味悪さと味わいになり、草野マサムネもそこに魅了されている模様。私も同様である。

甲高いコーラスで有名なのは日本のアイドルバンドCCB。当初はアイドルでスタートしたがTOKIO同様にやっている音楽は本格的だ。そのCCBのコーラスは笠くんやリーダー故渡辺秀樹氏を含め甲高いコーラスがいい味出してました。
アイドルから本格的バンドになった最典型がラウドネスですね。正式にはレイジーというアイドルバンドからスタートした高崎晃が本格的ロックバンド(ジャパニーズメタル)に発展したということだが。ラウドネスについてはまた別項で。

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