草野マサムネとイアン・ギラン

東京FMでは今晩オンエアされる草野マサムネのロック大陸漫遊記、今回はONE ARTIST特集。
紹介されるアーティストはイアン•ギラン。

ギランは自身のバンド「イアン•ギラン•バンド」「ギラン」があるが彼のキャリアを語る上でディープ•パープルは欠かせない。

第二期パープルのボーカリストとして1969年に加入。

第一期のディープ•パープルはジョン•ロードが作曲するクラシックとの融合を目指す路線で少し先輩格のレッド•ツェッペリンのようなハード•ロック路線を歩んでいなかった。
ツェッペリンの成功を見てハード•ロック路線をやりたかったリッチー•ブラックモアがジョン•ロードに一作だけと言って実験的に作ったのが『イン•ロック』でありイアン•ギラン初参加の作品であった。
ギランの高音シャウトはまさにその後のハード•ロックのテンプレートにもなり
この第二期は黄金期とも言えてレッド•ツェッペリンと並ぶ70年ハード•ロックグループの二大巨頭となった。
ギランにとってパープルでの二作目『ファイアー•ボール』を経て、同グループ最大の有名曲となった「スモーク•オン•ザ•ウォーター」が収録される『マシーン•ヘッド』にも参加。その後アルバム『紫の肖像』を経てブラックモアとの決裂により1973年6月に脱退。

ソロプロジェクトを経て1983年にブラック•サバスに参加し一枚のアルバムを出すも1年で脱退し
1984年再結成ディープ•パープルに参加。アルバム『パーフェクト•ストレンジャー』を制作。
、またもブラックモアに切られる形で1989年にバンドを去り、しかし1992年発表のパープルの『紫の聖戦』にまたも参加(まだバンドに正式復帰ではなかった。)93年に今度はブラックモアが脱退したことで94年に正式復帰し74歳の現在も現役メンバー直近では2017年にディープ•パープルのアルバム『インフィニット』にも参加。

ちなみに、紫の聖戦後のアルバムは私は未聴だっただ音源がネットにあれば聴いてみたい。
紫の聖戦での「バトル•レイジズ•オン』という曲は私は好きだ。ギランの声も味わい深い。ブラックモアは毛嫌いしていたそうだが。

草野マサムネ氏がどのように紹介し、曲はソロから中心なのか、やはりディープ•パープル中心なのか、バランスよく選曲するのかも楽しみ。

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