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単身赴任時の話

2014年10月〜2016年1月まで約1年4ヶ月間

北海道(旭川市)にて単身赴任をしていた。

下の写真は旭川駅を降りてロータリー向かいの平和通り買物公園の風景

私の旅マガジンに掲載されている北海道旅日記シリーズはその時の記録である。

単身赴任はメリット、デメリットが半々。

メリット①は留守している亭主、父親の価値が上がるということ。
家族とも離れることで仲良くなれる。

メリット②はとにかく自由。とにかく羽を伸ばせる。

メリット③は料理、洗濯、掃除を自分ですることで
生活力が高まる

デメリット①は家計が二分化されるので会社から手当てはあっても出費が増える。

デメリット②は自由な反面、本当に孤独で寂しくなる
(1人でも平気、むしろ1人がどちらかと言うと良いとも思っていた自分がこんなにも人恋しくなるのは意外な発見でした。)

大きなとこでメリット3個のデメリット2個でメリットの方が多い気がするが、最後のデメリット②が意外にも辛くてやはりデメリットの方が大きいことを実感。

また、3年間限定で戻れるとか前回のように1年半以下で戻れるなどの保証があれば良いのかも知れないが、先が見えなく、もしかして永住みたいな心配が募ると帰巣本能がマックスに高まる。

上司との面談ではとにかく3年ぐらいで帰らせて下さいという要望を訴え続けた。甲斐あって1年4ヶ月で戻れたが、そうなるともうちょい北海道にも滞在したかったな、知床と函館と根付半島訪問を残してきたのでという気持ちもあったが。戻れる喜びがとにかく大きかった。

単身赴任は本当に孤独である。たまに家に友達よんだり、同僚と頻繁に飲みに行ったりそんなに孤独でもないのであるが、家族との離れて暮らすのは気ままな気分より寂しさが勝ってくる。

そんな孤独感の中で将来のこと中心に思索は自然と深まる。

そして客観的に自分を見つめるのには良い機会を得られる。

この孤独感についての言及はnoteのフォロワーさんの作品からインスパイアを受けて思い出したことであるが、似たような感慨や気付きを単身赴任の孤独感の中で感じていた次第である。

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