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2021.11.21

長野に来て5年目
地域おこし協力隊を退任して2年目
そして、事業を本格的に開始して2年目
に入りました。

協力隊のときに見ていた景色は、いまも変わらずキレイで、いつも新鮮です。

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来た当初から変わらないものがあります。

「都会の感覚を忘れないこと」

それと同時に、いまは「田舎の感覚を忘れないこと」

都会の感覚を持ちながら、田舎の感覚を持つことで、地域で事業をすることも、地域を発信することも、地域が良くなっていくことも、そして自分自身が成長していくことも出来ると思っています。


協力隊の活動は、情報発信だったので、来た当初はITやデジタルを使い、画面の向こうを意識していました。
でも、何ヶ月か経ち、だんだんとSNSや動画、ホームページなど見てもらう人は画面の向こうでも、地域の人にも地元を知ってもらうという意味では、「目の前」の人に向けて発信するという方向に変わっていきました。

それは、地域の方々と触れ合い、話し、見て、行動したことで、変わっていきました。

何気ない景色も、何気ない作物も、何気ない食べ物も、当たり前と化し、過ぎていく1ページに過ぎないと感じました。

場所も時間も環境も変われば、当たり前は当たり前ではなくなる。

協力隊としてではあるけど、広がる当たり前を一つずつ発信していくことが重要で、地域の人にも再認識してもらうことも重要なのかなと思った。

都会では、決して体験することの出来ないことは田舎の醍醐味でもある。

そして、協力隊を退任しても地域を発信することは出来るので、出来る範囲でいまも続けている。


変わらないことがあっても、変わったこともあります。
地域おこし協力隊から「元」地域おこし協力隊へ変わり、いまでは自分自身、協力隊という言葉を使っていることは少ない。
あまり、協力隊だったことを「肩書き」として使うことをほとんどしなくなった。

協力隊という「肩書き」は、なんというか、地方では魔法のようで、行政に入ったり、第三者機関に入ったり、三セクに入ったりと権威のあるところに「いる」もしくは「いた」ということで、地域によってですが、もてはやされることもありました。

でも、地域に残り、地域で生活し、地域で事業をするなら、肩書きではなく自分自身で勝負をしなければ、この先生きていくことは出来ないと感じました。

だから、協力隊という「肩書き」を外し、イチ住民として、イチ事業者として、ほかの移住者と同じように勝負しようと思った。

聞かれたときに話せばいいかなと思うくらいで、意識して使わないようにしている。


元々、携帯電話関係の仕事を20年くらいしていて、ショップでの販売、営業、運営などに従事していた経験を活かしているのと、携帯電話が好きなので、携帯電話に関する事業を含めて3つの事業を協力隊退任後に本格的に開始しました。

ボクが始めたころは、デジタルの発展途上のころで、IT化やデジタル化が少しずつ広がっていった時代でした。

なので、ITやデジタルが重要視されることも、あまりなかったけど、いまは新型ウィルスの影響で一気に進み、去年・一昨年から一変しました。

それでもなお、ITやデジタルが進みにくいのは、侵食されることで、これまでとは変わること、職を失うかもしれないこと、よくわからない恐怖や恐れなのかなと思っています。

最近、ボク自身がしていることは、もちろん専門分野なのでITを使うことはしますが、デジタルとアナログの融合や共存。

デジタルだけでは難しいし、アナログだけでも厳しい。
だからこそ、2つをうまく使いながら、いい方向にもっていくこと。

そんなサポートを《元販売スタッフのスマホ相談・見直し[出張型]専門店plus》ではしています。

スマホ・タブレットはもちろん、パソコン、Wi-Fi機器、PC周辺機器などのデジタル機器に加え、ビジネスに役立つツールのサポートまでをワンストップで提供しています。

また、チラシやポスター、名刺、のぼりといったもののデザイン制作で販促ツールをサポートすることで、ビジネスを支援しています。


さらに、専門分野であるIT・デジタルで、地域の学校での支援も行っています。

一人1台のタブレットを円滑に活用出来るようにするため、ソフトの選定、導入、配信、設定、使い方といったところまでをサポートしながら、タブレット本体の使い方、オンライン配信の整備、ITリテラシーの補助など、IT・デジタルを使う様々な領域を担っています。

子ども(児童・生徒)はもちろん、大人(先生・職員)へのサポートも重要となるため、研修を実施することもあります。

まずは、触ること、使ってみること、それから慣れることを重視しています。

最初から使える、使いこなせる人はいません。
失敗しながらでも、少しずつ使えるようになっていくと思っています。

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来たときは、周りを見る余裕すらなくて、記憶にないけど、来たときも秋の紅葉がキレイな季節だったんだなと思います。
唯一、風景で記憶にあるのは、来て3日目くらいに「雪」が降ったこと。

東京や埼玉にいたころは、見ることがほぼない「雪」が、しかも11月に降る!!!

しかも、大雪(ここでは当たり前の量でも来たばかりの人間には大雪と感じる量)が・・・マジか。
さすが長野だ!と思ったのを覚えています。

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