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番外編:産業看護職の落とし穴
はじめに
私はこれまでに多くの産業看護職と接してきたり、産業看護職の採用に関わったり、産業医間でも産業看護職との連携・協働について議論してきました。その中で個人として感じたことをガチ産業ブログの番外編として記したいと思います。これまでの流れから「落とし穴」として表現はしていますが、産業看護職は産業医と違い法的な縛りはなく、より自由な存在とも言えます。法律に規定されていない中で、企業が自主的に産業看護職を選任しているわけですから、そこには企業の期待・ニーズというものが非常に大きくなります。そのため、企業によっては後述することが「落とし穴」とは言えないケースも往々にしてあると思います。産業看護職の専門性が乏しいような業務であっても、どのような形であれ企業に貢献することが求められてくるからです。しかし一方でこれもまた専門職としてのスキルアップやキャリアップ、専門職としての倫理観などのジレンマを生みやすいのかもしれません。(下図は資料7page5より)
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こちらの冊子「産業保健師がいること」もおすすめです。
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ガチ産業医個人としては、産業看護職も産業医と同じ使命を持っている産業保健職だと思っていますし、産業医とほとんど同じような役割を果たせると信じてます。これまでのガチ産業医ブログも、産業医に絞った内容ではなく、産業保健活動に関わる全ての方向けに作成しているつもりです。産業保健活動には正解がないことが多い中で、産業看護職の方々についても潜んでいる落とし穴に気を付けて活動することで、より良い産業保健活動を行って欲しいと思っております。
※本稿は、主に企業内の産業看護職を想定しております。企業内診療所看護業務や、労働衛生機関の産業看護職には当てはまらない点が多くありますので、ご理解・ご容赦ください。
※あくまで個人の意見ですので、その点もご理解・ご容赦下さい。
スタバのキャラメルフラペチーノの料金(tall:¥539)くらいで読むことができます。ただし、情報量がえげつないことと、ガチの内容なので、覚悟してお読みください。
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