【社内講師】NPS

こんにちは、さとうまきです。 

人材会社の中で、【社内講師】 【障がい者雇用】 
を担っています。 
また、9歳の娘&5歳の息子がいる【ワーママ】です。

社員教育・障がい者からの学び、ワーママの工夫など共有しています。

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今日は 【社内講師】 です。

研修の効果測定は難しいものではありますが、
行動変容や成果が出る、につながる研修だったのか?
を図る指標として、「満足度」「理解度」を事後アンケートで取る場合が多いです。

当社では、「満足度」「理解度」と合わせて、「NPS」を研修の出来の指標とし、
チームとしてもその目標を追っています。

NPSとは、ネットプロモータースコアの略です。
顧客ロイヤルティを測る指標として登場したもので、
主にはサービス改善に企業が活用しているものではあるのですが、
当社では社員向けの研修で使い、研修の改善・改訂につなげています。

やり方としては、事後アンケートなどで、
「(新卒研修であれば)あなたはこの研修を、次に入ってくる新卒に薦めたいですか?」
「(新任管理者研修であれば)あなたはこの研修を、新任管理者に薦めたいですか?」
といったように聞き、数値が高ければ、その場の満足度だけでなく行動変容や成果に現れる可能性が高い研修ができた、
と捉えています。

計算方法には独自のものがありますので、ネットなどでご参照ください。

昨日、他社様と研修のNPSをどのように上げているか?
という話になり、考えてみました。
当社のNPSは72%で、社内とはいえ異様に高いようです。

研修内容が実務に則したものであったり、
タイムリーに必要な業務フローやルールをお伝えしているものなので、
もちろんその辺りは影響してるとは思いますが、
やっていることとしては以下2つです。

1.アンケートを見て振り返り
研修担当者で毎月振り返りmtg設けており、
満足度、理解度、NPSのスコア、
フリーコメントに記載されている内容を確認し、
それを書かれたままに修正するというよりは、
なぜそう思われたのか?を検討します。

説明の仕方、ワークの進め方、ワークの組み合わせ、スライドの見にくさ、設計の甘さ、
いろいろ考えられますが、その時にできる最善の改善を考えます。

テキストが固定であれば、どうしても説明の仕方や例の出し方の工夫になりますし、
次回開催が明日であれば、設計をあたまから見直す時間もありません。
それでも、何かしらの改善や工夫を加えていくことが、
研修をよくすることであり、受講者の行動変容や現場での成果につながると思っています。


2.講師のやってみた感覚も振り返り
準備した研修をやってみて、
思った通りに受講者の考えを引き出せなかったところ、
思ったように意見交換が活発に行われなかったところ、
やっていて流れが悪いなと感じたところなど、
講師の感覚があると思います。
その気づきは、アンケートに出てこない内容だったりします。

そこは見逃さずにきちんと振り返り、
次もっと受講者が受け取りやすいように、わかりやすいように、引き出しやすいように変えていく、
ということが重要だと考えます。


準備や設定をしっかり作り込むということがそもそも大事ではありますが、
研修をさらに良くするために、実施後の動きを中心に記載しました。

今日も登壇がありますが、頑張ってきます!


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