ゲームの非公式大会を開催した話(5回目)
例によって例のごとくですが、ゲームの非公式大会を開催しました。
技術的な「こうやりました」という話は以前にも行ったので、それ以外の所をつらつら書いていこうと思います。
※ 今回はお気持ち表明的な愚痴っぽい部分が多くなっております。途中で気分を害された方はブラウザバックしていただいてかまいません。
何のゲームの非公式大会?
毎度申し上げており恐縮ですが、「Lethal League Blaze」というゲームです。オランダのデベロッパー「Team Reptile」が制作した対戦型2Dアクションゲームで、半重力で飛び交うボールを打ち、相手に当てて体力を0にすれば勝利、という感じです。スマブラと同様、大人数で行えばパーティーゲームとして盛り上がり、1on1でやれば戦術と戦略が交差する対戦ゲームとしてしのぎを削りあう事ができるゲーム性となっています。
実は3年前にオランダ大使館、Team Reptile、ローカライズおよび日本での拡販を行ったオーイズミアミュージオのトリプルタッグで公式大会が行われ、本当に楽しい大会になりました。
終わった後の感想をまとめたとき、
「東京開催だったので地方民は参加できない」
「PS4コントローラーでの開催だったのでアーケードコントローラーや他の使い慣れたコントローラーを使用したら試合結果は変わってくる」
「今回参加できなかったメンバーを含めたら対戦カードはどうなっていたかわからない」
等の意見が続出。
じゃあ、普段全員がやっている通りのオンライン、自分の使用している最適な環境で大会を開いたらどうなるのか。これを実現したのがSAKAI CUPでした。要するにあの楽しかった環境をオンラインに持ってきて、全員でブチ上がろうぜ!的なアレです。
特殊ルールについて
改めての説明になりますが、このゲームはスマブラや他の格闘ゲームと同じように、キャラクターによって挙動や戦術が大きく異なるゲームです。なので、使いやすいキャラクター、使いにくいキャラクターが人によってはっきり変わってきます。
いつも通りの大会だと皆が思い思いの自キャラでもって戦うものですが、今回は少し特殊なルールを付け加えました。
「プレイヤー双方の希望を聞き、どちらか片方でも希望をすれば使用キャラクターを制限する」というものです。
※以下、キャラクターの制限がある場合の試合をリミテッドバトル、双方とも制限の希望がなかった場合の試合をガチバトルと呼びます。この大会だけでの呼称です。
使用キャラクターを制限することで、いつもの対戦にはない戦術や戦略を駆使して戦う必要がある、というものです。ただし制限されるのは相手だけでなく自分も同じ。相手の強いキャラクターを制限されるが、その分自分も制限がかかる という囚人のジレンマ的な状態になりました。
さらにリミテッドルールで制限するキャラクターの数は各試合ごとにダイスを振って決めております。つまり制限のかけかたを運要素でブレを出したというわけです。
なぜこんな特殊ルールを?
このルールを作成した理由は大きく分けて3点。
1. 皆が「練習する」という環境を作りたかった
このLethal League Blazeというゲーム、発売が2018年の年末と、発売してからすでに結構な年月(だいたい4年弱)が経過しています。MMORPGやソーシャルゲームのように常にイベントがあるものでもなく、かといって超大作RPGのように長く語り継がれるものでもなく…といった対戦型のインディーゲームです。すでにオンラインに接続すれば人がいて対戦できるという環境は終わり、友達と一緒に遊ぶときに選択肢の一つに上がってくる、おもちゃ箱に鎮座しているゲームソフトの一つ といった感じの立ち位置になりつつあります。
毎日同じゲームを数年間延々とやり続ける というのは相当な執念と狂気がないとできませんし、そのゲームの名前を冠したdiscordサーバーがあるとはいえ、毎日ログインしているメンバーがずっと1つのゲームをし続ける、みたいな環境は無理があります。おそらくどのdiscordサーバーも同じような環境になっているかと思われます。
そのなかで、皆が改めてLethal League Blazeの練習に励んだりしのぎを削りあったりする環境はどのように作ればよいのでしょうか。
私なりに出した答えは「普段やっていない事を練習してもらう」です。普段使用しないキャラクターを練習し、挙動の癖や対策等を試行錯誤することで、サーバーとしても盛り上がるのではないだろうか、という考えです。
そのため、明確なルールを説明する前に「いろんなキャラクターを練習しておいた方がいいかもね」とサーバーメンバーに伝え、練習を促しました。
2. だいたいいつも同じ人が上位にランクインする
これは「そりゃそうだろ」という話になってくるのですが、大会を5回もやっていると上位に入ってくる人は大体決まってきます。そりゃあメンバー内で一番強い人を決めようという大会で、なおかつ実力やテクニックが重視されるゲームなわけですから、こうなるのも納得です。大会初期のの頃はむしろそれでもよかったのですが、何度やってもあんまり代わり映えのしない結果となると、出場する人数、閲覧者ももちろん減るわけです。
「毎回一緒だしもう参加しなくていいかな」
「毎回一緒だしもう見なくてもいいかな」といった具合です。
このマンネリ感を脱却すべく、この強者たちを穿つことができる穴を、もしくは穴だと感じさせる何かを作ってやらないといけないという状態でした。そこでこのキャラ制限。いつもトップを張っているメンツが、いつも使っているキャラクターを使えなかったらどうか?もちろん強者は何を使っても基礎力が全く違うのでは?という事はありますが、キャラクターが違うだけでプレイスタイルや使用するテクニックを大きく変える必要があるのがこのゲームです。基礎力だけではどうしようもない部分も出てくるため、何か大きく変わる部分が出てくるのではないか、という考えでした。もっと圧をかけるように言うと、
「こんだけ長年やってたら、他のキャラクターでもうまく扱えるやろ?」
という、ある種の煽りにもにた挑戦状ではありました。
3. カジュアルめにやりたいというリクエストがあった
コンセプトを考えていた時に、どんな大会だと人数が増えるか、どんな大会なら皆が楽しめるかを考えながらいろんな人に聞いて回りました。その中で、「もうちょっとカジュアルにやりたい」という意見が出ていました。
一番の強者を決めるための大会であればかなりシビアに練習をし、対策も組めるだけ組んで大会に臨むプレイヤーも多いでしょう。ただ、友達と遊ぶツールの1つとして遊んでいるメンツからすれば…?
あんまりガチな雰囲気を好まないプレイヤーからすれば、大会というもの自体が非常に敷居の高いコンテンツになります。
このカジュアル層を取り込むのであれば、ガチガチのバチバチで大会をやるよりも、何かしらのハンディキャップやガチすぎないお遊び要素を混ぜた、和気あいあいとした交流会めいたコンテンツのほうが参加もしやすく、それに至るまでに猛練習せずともゲームを楽しむ人が集まり皆で楽しむ事ができます。とはいえ、大会自体が崩れるようなお遊び要素を盛り込むと大会として成立しません。そこで、「互いに同意があったときは真剣に、片方でもその意思がなければキャラクターを制限」としました。キャラクターを制限することが「カジュアル」として認識されるのかは聊か疑問が残る所でしたが、すこしでも敷居を下げられたら、というのが狙いでした。
指摘と課題点
このルール、はじめは「キャラクター制限ルールの場合、相手のキャラクター1人だけを指定する」というものでした。他の方に相談をした所、そもそももってこのルール自体の必要性を問われました。
「自分の好きなキャラクターと相手の好きなキャラクターを1人だけ制限する」という形式上、リミテッドルールが適用された場合は上級者の2番目に使えるキャラクターと、自分の2番目に使えるキャラクターで対戦しなければいけない状態になります。
ルール説明、エントリー開始から1か月程度で、上級者に対抗できるレベルまでに自分が2番目に使っているキャラクターの修練が進むでしょうか。
答えはNO。
格闘ゲームやMOBAなどのゲームをプレイしている方ならすでに分かっている話ですが、1キャラクターの動きを"まともに"動かすようにするには、
1か月の練習ではまず足りません。長い年月、多くの対戦を経てようやく「使えるキャラクターだ」という状態になるわけです。これよりも上のランクに”すでにある程度は仕上がっている上級者の2番目キャラ”がいるわけです。このような状況であれば、わざわざこの制限ルールを選択しても、勝ち筋がまるで見えない状態なのは想像に難しくないでしょう。
また、キャラクター制限をするにしても1キャラ制限だけではカジュアルさに欠ける、というのも課題でした。いつもの大会から乖離しすぎないように、という配慮でしたが、上記の理由も含めてまだまだバッチバチな1on1の戦いの範疇で、ハチャメチャ感が足りません。
実はこの時は、「ルールとして用意はしたけど、キャラクター制限ルールを選択する方が少ないだろう」と予想していました。大会で熱い戦いをしたいなら真剣勝負で来るだろう、とそういう思いがありました。ルールを公表した後に来た指摘だったので変更したり再考して「やっぱりやめます」というのが難しかったのもありましたが、少なくともこのルールで不快な思いをする人はそこまでいないだろうとも思っていました。
ただ、キャラクター制限が1キャラだけだと確かに地味だなと考え始め、サイコロの出た目によって制限数が変動する、という案を採用して、今回のルールになったわけです。
実際に大会を回してみて
実際に大会をしたところ、以下のような試合チョイスになりました。
Nintendo Switch版:全7試合中、第1回戦第2試合、第1回戦第3試合の2試合のみがリミテッドバトル、他はすべてガチバトルとなっていました。
Steam版(PC版):全13試合中、なんと決勝以外の試合がすべてリミテッドバトル、決勝のみがガチバトルとなりました。
考察すると、こんな感じです。
Nintendo Switch版:
ほぼ自分の思った通りのルールチョイス…かと思いましたが、よくよく聞いていると、「他のキャラクターが使えないからガチバトル(制限なし)希望」といった希望の仕方が多かったように思います。
実際にNintendo Switch版はPC版に比べてプレイの敷居が低いので、カジュアルに遊びたい方の層が厚く、他のキャラを使えと言われても……という方が多かったのかもしれません。
Steam版(PC版):
せっかくあるのだから使おう、とのことでほぼすべての戦いがリミテッドになりましたが、実は前回大会優勝者やサーバー主などの日本最上位プレイヤーが率先してリミテッドルールを使用していました。
これは悪いことではなく、相手の力を落とせるルールがあるのなら積極的に使用していこう、という魂胆かと思います。
つまりどういうことかというと、
「初級から中級、または上級くらいまでのプレイヤーは他のキャラクターが使用できないからといる理由でリミテッドを敬遠し、最上位プレイヤーは他のプレイヤーを確実に負けさせるためにリミテッドルールを活用した」ということになります。
最上位プレイヤーからは「今まで大会で見ることができなかったレアキャラを見ることでき、新鮮で楽しい」という意見もあり、成功したかのようにみられました。…が、実際には意図した層ではなく、最上位勢にうまく使われたというのが本音です。
数々のゲームの中で、初心者救済の意味で特別なアイテムを与えたところ、上級者がこぞって悪用したような感じでした。(今回は上級者に悪意はなく、使えるものは使ったという感じでしょう)
大会の感想と総括
今回の大会の総括として、つつがなく上手くいった…ように見せかけて失敗だったかなという印象でした。
もちろん試合内容は面白いものが多かったし、switch版に至っては最年少チャンプが登場するという異例の展開になり、大きな盛り上がりを見せました。それは良かったのですが、結局この特殊ルールはあってもなくてもあんまり変わるものではなかった印象でした。
※上級者どうしの対戦は別
そして何しろ、特殊ルールを使って「他のキャラクターを使って対戦する」ということを想定して、他のキャラクターの使用感や雰囲気を見られたくないという理由から、サーバー内で練習があまり行われなかった、もしくは他所で隠れて練習するようになってしまったというのは一番の誤算でした。もちろん自分が生活環境の変化からサーバーに入り浸るのが難しくなり、他の人の行動が全然見れなくなっていたので、「いや、練習していたが…?」という意見があったらアレですが。
今回結局、特殊ルールを作ろうと思ったきっかけの3つの気持ちは全滅しております。
練習に関してもいうほど活発になったイメージはあまりなく、このルールがあったからこそ強者勢の上位入りは確固たるものになり、最終的にカジュアルさのために取り入れたルールは強者勢がうまく活用していった、という形になりました。
やっぱりそれくらい、「いろんな考えや力量の人が一堂に会することができるルールづくり」っていうのはほぼ難しいんだなという事も再認しました。
こういうルールが他のゲームでもあまり見ないのは、大会というだけで敷居が高まるという事を認識してのことなんでしょう。
車輪の再発明ではありましたが、一個人が簡単に特殊ルールをつけるとこうなる、ということがよくわかった良い機会でもありました。
また、じゃあ次回は?という話にはなってくるとは思うのですが、
次回のことはちょっと考えたくないですね…。
というのも、生活環境が大きく変わったので、帰宅→即大会準備開始、みたいな生活は全く取れません。さらにエントリーページ作成、エントリー促進、告知、必要素材の依頼や調整、大会運営、当日司会+資料作成、終了後の賞金授与、実施後の動画編集までをすべて一人で、しかも無償で行うのはさすがに無理が出てきております。
せめて大会運営グループを作るか、出場料を取るかというところまでやらないと、私の精神状態が持たないなぁという印象でした。
そんな感じの感想を持ちながら、大会の感想はここまででございます。
お読みいただき、ありがとうございました。
……と、ここまでは表向きに言いやすい部分。
ここからは本当にお気持ち表明や愚痴、その類を吐き捨てていく。
あくまで個人の意見だしなんならチラシの裏にでも書いておけ的な内容で、読んだ人の半分以上が不快になりそうな話だしおとなげないのも醜いのも承知だが、ちょっと書かせてくれ。気分を害されるのが嫌な人はここからは読まなくて全く構わないし、あとからあれこれ言われた所でゴメンナサイをする気はない。
今回の大会の失敗の一つとして
「他人の意見を聞き入れる構えを強く取りすぎてきた」という点がある。
そもそもこの特殊ルールを作成した際のきっかけとなった「もっとカジュアルにやりたい」という意見を出していたのは、実はほんの一部分の人間だった。一部の人間が発したコメントを、半数以上の総意と見て対応してしまった事が今回の大きなミスの一つだったように思う。そのコメントを発した人間は、物事を話すときに「私はこうだ、こう思う」という個人の意見を一番初めに持ってくるタイプの人間だったことも相まって「あぁ、もっとカジュアルよりな大会を結構な人が望んでいるんだ」と錯覚してしまった。
最終的に他の人の意見を取り入れていった結果として、
「楽しみたい」ではなく、「自分が活躍できる大会ルールにしろ」としか読み取れないリクエストも入った。
さすがにこれは精神的に来るものがあった。もはや大会で一番を決めるだとか、皆で1つの場所に集まって楽しみを共有するとかそういう次元ではなく、自分が気持ちよくなるためにタダで働けと言っているのと同義だ。さすがに頭に来たので自分で大会を主催するように促した所、「自分には主催などとてもできない」という。なんだそれ。ナメてんのか。
これはさすがに度が過ぎた例だったが、皆の意見を聞いて回りすぎたせいで、「言えばなんかやってくれる」という雰囲気がなんとなくできあがっていたように思う。あくまで皆で1つのゲームを通して楽しみたい、誰が本当の1番なのか決着をつけたい、という思いがあって大会の主催をやっており、サーバーが少しでも盛り上がればいいなと思って諸々やっていたのであって、なんでも言う事を聞いてあげる聖人君主でもランプの魔人でもない。ましてや1人が活躍して気持ちよくなる場所を無料で構築するなんてもってのほかだ。
確かにswitch版の大会が終わった後に「私みたいな実力の低いプレイヤーが出場させてもらって恐縮です」というコメントがあり、個人の意見ではなく
”カジュアルよりな大会、ないしは交流会のほうが良い”と思っている人はまあいるんだろうなぁという雰囲気はあった。ただ、「大会」と銘打ち1等賞を狙うトーナメントを組む以上、弱いプレイヤーが敗れ強いプレイヤーが上に上がっていく。これは本当にゆるぎない事実であり、ここを曲げると大会という形式は取れない。
ただ、今回の考察にも記載した通り、いわゆるカジュアル層?はキャラクター制限を恐れてガチバトルを選択し、上級者や強者になればなるほど、相手の得意をつぶすという意味でリミテッドバトルの採用率が高かった事を考えるに、「カジュアルよりの大会」という試みに対してキャラクター制限を設けるというアプローチに無理があった、という事になる。
だとすれば、「これは1番を決めるための大会ではあるが、力量レベルに関係なくぜひ参加してほしい」という風に案内すべきで、わざわざ下手な手を打って特殊ルールを考えなくても良かった。
誰でも楽しめる会にするのであれば、わざわざ大会をやらなくても日付だけ決めて途中参加・途中退出OKの交流会をやればよかった話である。
どうしても大会という名を冠するのであれば、上級者リーグと通常リーグに分けて、それぞれ大会を行えばよいという意見もあった。それは確かにそうで、いくらハンディキャップを設定しようにも絶対的に埋まらない実力差があるのであれば、もう人レベルで分けてリーグを別にするしかない。
それが正論だとして、じゃあそれは誰がやるのか?結局のところ他に誰もやらないので、自分がすべてをこなしていく必要がある。
以前であれば「おもろそうやんけやったらァ!」という状態だったのかもしれないが、御用聞きをしてあとはすべて一人で動かないといけない状態(その間はもちろん遊んだりもできないし、他の参加予定者が遊んでるのを横目に見ながらの作業になる)を繰り返していると、「なんでそこまでやらなあかんねん」という気持ちが出るのも納得はしてもらえるのではないだろうか。
そんなわけで、次回大会はやるのか?という疑問に対しては、実は「考えたくない」よりも今のところは「できることならやりたくない」という気持ちの方が大きい。
もちろん「何か手伝おうか?」と言ってくれるメンバーもいるし、大会運営のためにいろいろな配慮をしてくれるメンバーもいる。それは正直助かっている。ただその一方で、完全に「私は参加するお客様だ」というスタンスのメンバーもいる。そりゃそのスタンスなら「自分の都合の良い大会にしてくれ」という注文だったり、「頑張ってください応援してます」というコメントしか出てこないのも納得だ。
後からこのスタンスを出すのはマナー違反だとは思うが、個人的には「皆で一体感を出す、皆で作り上げる」という所がやりたい、面白いと思っているところなので、「あ、私はそういうのには参加しないけど、私を楽しませてください」みたいな雰囲気を出されると相当キツい。まあ視聴だけしている人たちは仕方のないことだが。
あとこれは本当に言っていいのか微妙なラインではあるが、大会終了後30分でサーバー内で別ゲー配信が始まって、いつもの状態に戻ったのはちょっと心が折れかけた。
いや、もう発売して4年も経っているゲームだし、他のゲームをするなという話ではない。それでいうと俺も他のゲームをさんざんプレイしてきたから何もいう事はない。ただ、大会終了後に、まるで宿題が終わった子供のように別ゲーを始められると、「俺がここまで準備して頑張ってきたこれはいったいなんだったんだ…」という気持ちにはなる。そんなに面白くなかったか大会は。余韻も悔しさも感じない程度だったか。明確に「これをして欲しい」というものはないが、「参加しました。終わりです」という感じで義務的に大会参加をするのであれば、もう大会は必要ないだろう。
もし「どうしてもやってほしい」と言われたらまた大会主催はするかもしれないが、運営メンバーを増やすか参加費を取る流れになるかとは思う。
もうそろそろ、それくらいは俺は報われてもいいだろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?