長寿グループが吉か、解散が吉か/アイドル変遷①

どうも、ガチクラゲしょうさんです

毎週火曜日は2010年代のアイドルから最近の話題までを扱うようなテーマで語っていきたいと思います

今回は「長寿グループが吉か、解散が吉か」というテーマです

26時のマスカレイドが解散を発表した衝撃

一昨日(2022年4月17日)、26時のマスカレイドが今年10月30日をもって解散ということが発表されました

正直、意外でした
コロナの影響で思ったような活動が出来なかったということですが、ニジマスは今後さらに大きくなる可能性があっただけに、意外な決断だと感じました

ニジマスの話題はここまでですが、この数年、特にコロナ禍となってからの2年少しでかなりのアイドルグループが解散に追い込まれてきました

ただ、ファン目線としての「解散」ってどうでしょうか

"それは残酷な選択と感じるものです"

「アイドルの解散」は「自分が推してきたメンバー・グループにもう2度と会えなくなる」と感じるのがファン心理です

同様に、「アイドルが卒業」し、「メンバー構成が変わるアイドルグループ」というものも存在します

これはどちらがファン心理として嬉しいんでしょうか


グループが残るメリットと解散するメリット

まずはグループが残り続けるメリットですが、一番大きなところは「楽曲が残り続ける」といったところです

「あの曲はあの娘が初めてセンターの曲で…」「あの時のあの曲で、あの娘のソロが最高だった」といった話だけでオタクは酒を飲めるものですが、そもそもグループがなくなってしまえば、その飲み会が開かれることは少なくなります

かなり昔の曲でも、人気があればグループとしてやり続けるし、自分がそのアイドルのファンでなくなった後、改めてそのグループを見た時に知らない曲の中でも、「あ、この曲好きだったなあ」と知っている曲が入っていただけで少し嬉しい気持ちになったりします

一方、解散するメリットは「いい思い出が写真で残る」ことです

実際、写真には残らない(ことが多い)ですが、心の中でのmemoryを言語化して「写真」としました

これは、いわゆるオタクに青春を捧げた人なら青写真で残ると思いますが、それ以外はただただ寂しい気持ちになることが多いです

これがいわゆる「ロス」です

ロスって、意外とちょっとだけハマってた人の方が陥りやすい現象なんですよ、実は

突き抜けちゃえば、切り替えられるものです


誰でもアイドルに会える時代、誰でもアイドルになれる時代だからこそ考えるべきこと

2010年代のアイドルシーンはAKB48がリードしていたところがあり、「アイドル」=「お金を払えば会える、話ができる」が主流となりました

それが、良くも悪くもオタクの感情が動くものとなりました

親衛隊と呼ばれていた頃のアイドルには存在していなかった「会えなくなる」という感情が生まれるようになりました


誰でもアイドルになれるからこそ、すぐに会えなくなる
誰でもアイドルに会えるからこそ、会えなくなると苦しい


オタク目線ではいつまでも残ってほしいから、どのような形になっても残ってほしい
運営目線は負債を抱えたくないから、収益が見込めなくなったら店じまいをしたい

そんな板挟みの中、運営は時代と共に経営戦略を変化させる必要があり、オタクも変化を受け入れて息の長いグループになることを祈る必要がある

その時、アイドルシーンも新時代を迎えているのだろう


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