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震災で思うこと

自分は東日本大震災を茨城県の水戸で被災した。

その際、車の中で地震にあったのだが、

電柱が倒れ、家の塀が崩れ、地面がまっぷだつに割れ、橋がグアングアンと今にも崩れ落ちそうなくらいに揺れ、マンホールから水が吹き出、ビルのガラスが割れ上からガラスが降ってきて、信号は止まり警察の手信号で進み、ガソリンスタンドは長蛇の列(10リットル制限)、市役所だけ電気がついており市役所に簡易トイレと食料をもらいにいき、ライフラインが1週間途絶え、余震で不眠症になり等、

パッと思い出しただけで悲惨な光景が思い出される。

そして、福島の原発の事故があり、他人事に思えなかった自分はボランティア活動へ行き、原発10Km範囲内の家の庭の草刈り、また別日に仙台の海岸沿いの畑の瓦礫拾いなどに参加した。

震災の影響もあり、仕事を失っていた当時は、貯金が尽きるまでボランティア活動をしようと思っていた。

しかし、そのボランティア先で50代?60代?くらいのご夫婦に出会い、なぜボランティアに来たのかなどのお話をさせてもらったときに、

「ボランティアはな、余裕がある人がすればいいんだ。余裕がない人が来たところで、被災地に迷惑になるだけだ」

と諭され、確かにと思った自分は地元に帰ったという過去がある。

「人の役に立ちたいのであれば、前提としてまずは自分に余裕があること」

このことを教えていただいたご夫婦に感謝。

また、震災が起きたとき日本全体で自粛ムードとなりがちだが、やるべきことは次の震災に備えることである。

備蓄をしていない人は備蓄の準備を。

ガソリンは常に半分以上にしておくこと。

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