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最新儲かりキーワード!①年80億円!バカ売れ中の「ワンプレートレイショク」秘密は計算された盛り付け?②「MEO」目からウロコ!(秘)口コミ技でお店を儲からせる!?③「越境EC」国をまたいで売ったり買ったりして年間150億円!

今回のがっちりマンデー!!は…
「2024年、儲かりキーワード」

最近、経済の新聞や雑誌を見ていると、
ん?「ラーケンション」
「アマゾンエフェクト猛威?」
「バイオハッキングの市場規模」ってなんですかそれ?

もう、勉強するのが追いつかないくらい、
よくわからない新しいキーワードがどんどんどんどん出てくる!
でも!あきらめちゃダメだ!!
きっと、そういうところに、新しい儲かりが隠れているに違いない!

というわけで、番組スタッフは、
ありとあらゆる最新キーワードを、
歯を食いしばって、血眼になって調べてみたところ!
やっぱり、儲かってた!

謎のフレーズ「越境EC」!?
ちょっとモッサリしたぬいぐるみ、年商1億円が…なぜか突然…

4億円に!
4倍!

聞いたことがない、ヒミツの3文字、「MEO」
でも、これを知ってるだけで、
町のラーメン屋さんの売上が、バク上がり!

知ってると知ってないとでは、
大きな差がついちゃう!
「2024年、儲かりキーワード」特集です!

※以下、8月11日放送の書き起こしです。

年80億円!バカ売れ中の「ワンプレートレイショク」!秘密は計算された盛り付け?謎多き工場内部も必見です!

「2024年、儲かりキーワード」
まずは…

「ワンプレートレイショク」
…って、聞いたことないんですけど、皆さん知ってます?

その「ワンプレートレイショク」で儲かってるというのが、東京千代田区にある…「ニップン」という会社。

出迎えてくれたのは、営業担当の森雅也さん。「ワンプレートレイショク」とは、一体何ですか?

森さん:こちらです。
スタッフ:え?煮込みハンバーグ&ジューシーナポリタン。
森さん:主食とおかずがワンプレートに入っている冷凍食品です。

そう、ワンプレート冷食は、冷凍食品。

パスタとハンバーグの洋食だったり、

あさりご飯とサバの味噌煮の和食だったり、

ワンプレート、一つのお皿に主食とオカズが両方のって、レンジで温めるだけというもの。これが、ありそうで意外となかったんです。2015年に、「ニップン」が食品メーカーで初めて「ワンプレート冷食」を発売。すると、徐々に人気に火がつき、今や…

スタッフ:ニップンのワンプレート冷食はどれくらい売れているんですか?
森さん:2023年で約80億円売れています。
スタッフ:80億円!?
森さん:めちゃめちゃ売れております。

しかし、なんでそんなにワンプレート冷食は人気なのか?スーパーでお客さんに聞いてみると…

お客さん:おかずとごはんが一緒になっているので、別々でレンジでチンしなくても一回で終わるのでいいと思う。

そうなんです!当たり前ですが、ごはんとおかずが1つのお皿にのってるから、温めるのが1回で済む!それに2品をそれぞれ温めるとなると、2つ目を温めてる間に1つ目が冷めちゃうなんてこともあるけど、その心配もなし!

それにしても、森さん。ワンプレート冷食の商品開発は、ぶっちゃけ、ごはんとおかずを一緒にするだけだから、楽勝だったんでは…?

森さん:結構、難しいんです。
スタッフ:難しいんですか?

一体なにがそんなに難しいのか?開発担当に歌門陽子さんに聞いてみると…

歌門さん:ワンプレート冷食は、2つ以上のメニューを組み合わせておりますので、同じ解凍時間で温めるのが難しいんです。
スタッフ:それ難しいんですか?
歌門さん:難しいんです。

確かに、冷凍食品は、料理によって結構、温め時間が違う。

なので、一緒に温めると、ごはんはちょうど熱々でも、おかずはまだ冷たかったりという問題が…。ごはんとおかずを同じ時間で美味しく温めることが、本当にできるのでしょうか!?

実際にワンプレート冷食をレンジで温めて、サーモグラフィーで温度の違いを見てみると…

ちゃんと、ご飯もおかずも、同じくらいに温まってる!念の為、食べてみると…

スタッフ:あったかくて美味しい!

パッと見は、普通の冷凍食品。一体、どうすれば、2つの料理を同時に美味しく温められるのか?その謎を解くための工夫は、工場の中に!

歌門さん:盛り付けの現場に行きます、ただ、お見せできる箇所が少ないのでちょっとボカシになってしまいます。
スタッフ:そこは厳しいんですね。
歌門さん:そうですね。ちょっと…。

工場内は、基本撮影NG。今回は特別に、ごく一部をお見せしてもらえることに…。

歌門さん:こちらで盛り付けを行なっております。

スタッフ:手作業?
歌門さん:手作業です。
スタッフ:機械じゃないんですか?
歌門さん:機械じゃ難しいです。

たくさんの人が手作業で盛り付けをしてる!しかも、ただ盛り付けてるだけじゃないんです。

歌門さん:温まりやすい具材や温まりにくい具材があるので、加熱のしやすさとかしにくさを加味して盛り付けの位置を決めているんです。
スタッフ:加熱のしやすさ?
歌門さん:はい!

そうなんです!歌門さんいわく、「ニップン」のワンプレート冷食は、ひとつひとつの食材ごとに、盛り付ける位置が細かく決まってるんです!

例えば、グリルチキンは、アッツアツに温めた方が美味しいので、プレートの一番あたたまりやすい角に配置。

野菜は、種類によっては、すぐにあたたまって柔らかくなりすぎたり、乾燥しちゃったりするので、その度合をみて、あたたまりにくい真ん中や上の方から、順番を決めて配置してるんです。

いろいろと計算さているんですね。

「ニップン」は…ワンプレート冷食で…がっちり!!

「MEO」!目からウロコ!(秘)口コミ技でお店を儲からせる!?店長を楽にさせるのはAI?

2024年儲かりキーワード、続いては…

「MEO」

その「MEO」で儲かってる、というのが、東京渋谷にある「GMOテック」という会社。早速ですが、MEO担当、大澤健人さん、「MEO」とは、何か教えてください。

大澤さん:Googleマップなどの地図アプリや地図プラットホームで検索された時に、お店の情報を上位にするサービスになります。

そう、「MEO」とは、MapEgieOptimizatioの略で、直訳すると、「地図検索エンジンの最適化。

皆さんも、この近くで美味しいご飯を食べたいなー!なんて時に、スマホで検索すること、ありますよね?例えば、Googleマップで「赤坂」「ランチ」で検索すると…

港区赤坂周辺のおすすめのランチのお店の情報が次から次へと順番にどんどん出てくる!

そして、お店の人が、なるべくこの検索結果のリストの上の方に、自分のお店の名前が出るように、いろいろ工夫すること、それが「MEO」なんです。

大澤さん:一般のお客さんって検索した時に上から順番に人気なところや有名なところと判断して集客が増えるので、重要なプロモーション手法になってます。

どんなお店が上に出るかは、Googleさん独自のヒミツのルールで決められているので、そのルールを推理して、ルールに合わせていくことで、順位を上げることができる。「GMOテック」は、そんなお店の「MEO」のお手伝いをしてくれる。その年間売り上げは、11億円!というから、かなり儲かってる!

実際に「GMOテック」が請け負って、「MEO」をしたのが…

こちらのホテル「東横イン」
担当の中澤千代子さんに話を伺いました。

中澤さん:今オンラインからのお客様、予約というのが多くなってまして、Google上でどう表示できるかっていうのが非常に重要です。

効果はあったんですか?

中澤さん:集客が120%向上しました。

それは、スゴい!

でも、「GEOテック」では、どうやってMEOをサポートして、マップ検索で上位に表示されるようにしているのか?依頼があったお店へ向かうという大澤さんと秋山さん、ついて行ってお仕事を見させてもらうことに…

こちらは新橋駅の近くに今年5月にオープンしたばかりのお店、「二代目ラーメン」

Googleでは星4、4となかなかの高評価なのですが…「新橋」「ラーメン」で検索しても…

いくらスクロールしても全然出てこない。リストのずっと下の50番目にやっと出てきました。屋冨祖航店長、「MEO」をしてもっとお客さんにお店を知ってもらいたい!とのこと。

大澤さん:まず上げるためにはGoogle上のビジネスプロフィール。この中を充実させていくという話です。

MEO対策その①
「Googleビジネスプロフィールの充実!」

Googleビジネスプロフィールとは…

Googleマップ検索で出てくるお店の情報ページのこと。ここに、お店の人が、営業時間やメニュー、サービス内容など、いろいろな情報を書き込むことができる。

ここになるべく細かく情報を入れたり、写真や映像を載せて充実させると、マップ検索で、上位に表示されやすくなる!これはもう、基本の「き」

屋冨祖店長:最初から知ってればね〜。

そしてこのお店の「MEO」で、とくに大事になってくるのが…

MEO対策②
「クチコミ投稿を増やす!」

お店のGoogleプロフィールには、お客さんが感想をクチコミとして投稿できる。そして、そのクチコミの数が多い方が、MEOには有利になる!といっても、そんなに都合よくクチコミって増やせます?

大澤さん:簡単に収集できるツールをご提供しまして、例えば店舗にQRコード設置して読み込んで、良かったらアンケート回答してくださいと話をする。

みなさん最近、いろんなお店で、「アンケートをお願いします」と書いたポップに、QRコードがついてるのって、よく見かけません?実はこれがクチコミへ誘導装置!

このQRコードをお客さんが読み込むと、お店のアンケートにつながって、選択肢の中から答えてもらえるようになってる。そして、いくつかの質問にお客さんが答えてアンケートが終わると…

大澤さん:口コミの投稿する人たちが一から書くのってめんどくさいので、ある程度サジェストしてあげると、投稿しやすくなるんですよ。自動生成してあげて…

なんと、アンケート結果をAIが自動でまとめて、クチコミ用の文章を作りだす。

ここで、「レビューをコピーして次へ」というボタンをクリックすると、Googleでのお店のクチコミ投稿画面に移動して、さっきのレビューを貼り付ければ投稿完成!簡単だから、口コミがどんどん増える!このアンケートの仕組みも、「GMOテック」が作ってくれるんです!

屋冨祖店長:なるほどー!スゴい!

そして、「MEO」対策最後の切り札!

MEO対策③
「クチコミに返信する!」

みなさん、最近Googleでお店の口コミをみると、なんか、お店の人の「返信」が増えてるような気がしません?「GEO」大澤さんによると、あれも、「MEO」をあげる裏技のひとつ。ちゃんとレスポンスをするほうが、上の方に表示されるんだとか!でも、口コミにあわせて、その返信をお店の人が一つ一つ書くのは、結構大変。そこで!

大澤さん:返信文も店長さんいちいち考えるのって大変じゃないですか。これをツール上で内容を読み取ってAIで生成してくれます。

これまた、AIがクチコミの内容を読んで、最適な返信用の文章を作ってくれる!

屋冨祖店長:おおー!めちゃくちゃ楽だなー

感心し切りの店長さん、でも、ひとつ気がかりが…

屋冨祖店長:ちょっと高そうですけどね…。
大澤さん:これがですね、月額3万円から対策可能になるので
店長:マジっすか、やりましょう!
大澤さん:ありがとうございます!

商談成立!MEOの効果が出始めるのは大体2〜3ヵ月後から。

屋冨祖店長、楽しみですね!

「GMOテック」は…「MEO」で…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:「MEO」参ったな!アンケートを文章化してると誰も思ってない。もう闘いだな。うまい!と思って、ちゃんとコメントするべきだよ!己れでコメントする軍団と、「MEO」との闘いですよ。
大澤さん:AIはあくまで、サジェストの機能になるので、実際に作られたものに対して、ご自身の言葉を入れて頂くといことは可能なので、まずは、めんどくさいからやめてしまおう!っていう人をなるべく減らしていくっていうのが、情報の充実度につながってくるので。
加藤さん:でも、Googleが最適化するようなアルゴリズムを作ってるところにそれを理解してアルゴリズムを上がるように作ってるっていうのは、Googleのある意味、「MEO」を邪魔してますよね?
大澤さん:いや、そうではないです。店舗の情報を正しく鮮度よく更新していくとか、メニューを充実させていくとか、手間暇がかかるんですよ。これを簡単に提供してあげると、世の中にいい情報が増えていくんですね。いい情報が増えていくと、Googleもいい情報をもとに、より精度の高いランキングが作れるようになるんです。敵対はしてないのかなと思います。
加藤さん:なるほど。大澤さん、ナマ言ってすみませんでした!

「越境EC」時代はワールドワイド!国をまたいで売ったり買ったりして年間150億円!可能にするのは独自のECサイト!?

2024年儲かりキーワード、続いては…

「越境EC」…って、聞いたことありますか?

その「越境EC」で儲かってる会社があるとのことで、やってきたのは大阪にある「ゼングループ」。

お出迎え頂いたのは、ウクライナ出身のスロヴェイ社長、早速ですが、「越境EC」とは、何か教えてください!

スロヴェイ社長:「越境EC」というのはEコマースのことで、海外にいるお客さんに商品を売るということです。簡単に言えば。

「EC」は「ElectroicCommerce。いわゆるネットショッピングのこと。

「越境EC」は、ネットで、日本から海外へだったり、海外から日本へ国境を超えて商品を販売することなんです。

スタッフ:「ゼングループ」さんは「越境EC」でがっちり!ですか?
スロヴェイ社長:はい!

スタッフ:どれくらい年間売り上げはあるんですか?
スロヴェイ社長:150億円越えました。
スタッフ:スゴい!ですね。
スロヴェイ社長:まあ、ぼちぼち。

めちゃめちゃ儲かってる「ゼングループ」ですが、「越境EC」で何をしている会社なのでしょうか?

スロヴェイ社長:海外に商品を売りたい日本の会社と日本の商品を買いたい外国人のお客さんとの間に入って手助けをする会社です。

そう、ネットショッピングで直接海外から物を買ったり、海外に物を売ったりというのは、送料の問題だったり、法律の問題だったりで、どこの大手ECサイトでも、かなり大変!できないというとこも多い。

「ゼングループ」はそこをなんとかして「越境」するための、手助けをしてるんです。「ゼングループ」のサイトを見せてもらうと、そこには…

「Amazon」や…

「楽天」、「ヤフオク!」や「メルカリ」など、有名サイトの名前がずらり。

そこをクリックすると、それぞれのサイトで売ってるものや値段を見ることができる!もちろん、買えます!しかも…

スロヴェイ社長:画面は、日本語になっておりますけど、弊社は19ヶ国語で提供しております。
スタッフ:19ヶ国語!?

試しに、アラビア語を選択してみると…

一瞬でサイトが翻訳されました!これ、どういうことかというと…。

「ゼングループ」が「楽天」や「ヤフオク!」など、それぞれのサイトからデータをもらって、ゼンのサイトの中に外国人向けのコピーを作ってるんです。そして、ここで「ゼングループ」がしているのが…?

スロヴェイ社長:購入代行というビジネスですけれども。

そう、日本のショッピングサイトなどは、海外からの注文ができない場合が結構、多いので、「ゼングループ」は…

海外のお客さんからお金をもらって、日本のショッピングサイトで代わりに買い物をして、その商品を海外のお客さんに送ってあげているんです。

「ゼングループ」がお客さんの代わりに、日本の大手サイトから購入した商品は…

「ゼングループ」の倉庫に一斉に集まってくる。

そしてここで、大事な作業が!

いろんなサイトで買った商品を1つの箱に詰め直すということ。梱包担当の小川大将さんに話を伺いました。

小川さん:箱が大きすぎたり、重すぎると、送料が高くなってしまうので、極力コンパクトに、ただ壊さないような緩衝材の詰め方にしていかないといけないので。

1つの箱に小さくまとめて送ってくれるので、バラバラで買うより、輸送量も安くできる!さらにもう一つ!「ゼングループ」の「越境EC」ビジネスが!

それが、独自のショッピングサイト、「ゼンプラス」の運営

小さな会社でも、この「ゼンプラス」に商品を載せると、簡単に海外に商品を売ることができるんです。これが結構売れるらしい!「ゼンプラス」のサイトで海外のお客さんに今人気なのが…

このモフッとした感じのぬいぐるみ「もちシリーズ」メーカーの「森坂グローバル」、森坂哲治社長にどれぐらい売れてるのか聞いてみると…

スタッフ:年間売上げは?元々どれくらいだったんですか?
森坂社長:1億円。
スタッフ:それが?
森坂社長:4億円に。
スタッフ:4倍!
森坂社長:がっちり!ですね!

なんでそんなに売れるのか?実は、「ゼンプラス」のマーケティング担当さんがひと仕事してた!マキノミカエルさんに話を聞くと…

マキノミカエルさん:YouTubeのインフルエンサー、インスタグラムのインフルエンサーなどコラボして日本の商品を海外にプロモーションしています。

なんと、わざわざこの「もち」を、海外に送り、その国で人気のインフルエンサーに、商品を紹介してもらってる。それぞれの国の人気インフルエンサーにも、ゼンのスタッフは詳しい!

「ゼングループ」は、これまで175の国と地域に600万点以上の日本の商品を販売!ユーザー数230万人に!

「ゼングループ」は…「越境EC」で…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:日本の色んな商品が海外に買ってもらえるというのは嬉しいことだよね。
森永康平さん:最近のトレンドだなと思うのが、日本人が使ってた中古品を海外の人が欲しがるっていうケースが増えてて。
加藤さん:それは何でですか?
森永康平さん:日本人って、スゴいものを大事に扱うから、日本人が使ってた中古なら質がいいままだろうと。昔は、日本のものは、「メイドインジャパン」、質が高い、でも安いってことで、世界中に認知されてましたけど、最近流行ってる言葉が「ユーズドインジャパン」なんです。
加藤さん:そういうことか。

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