業界新聞記者に聞いた!2022年儲かり新商品ニュース!①テレビ初公開!?全長50メートル超えクレーン型マシン②ライブ配信でジュエリーが売れまくり!?衝撃の販売会場に潜入!③月商600万円を叩き出す最新パスタロボットとは?
今回のがっちりマンデーは…
業界新聞の記者に聞いた、
2022年儲かり新商品ニュース!
全国に2000紙はあるという業界新聞。
その紙面には、その業界のプロだけが注目する
マニアックなニュースが満載!
そしてそこには、これまた、
その業界の人たちだけしか知らない、
だけど儲かっている「新商品」の情報があふれている!
と、いうわけで今回は、各業界新聞の記者のみなさんに、
この1年で特にスゴいと感じた「ベストセラー」は何か、
聞いてみた!
すると、驚きの新情報ととんでもない儲かりの秘密が!
ジュエリー業界に革命!
3日で1億円を荒稼ぎする、謎の宝石の正体とは!?
冷凍食品業界に激震!
レンジでガンガン温めるのに、
なぜか出来上がりはひんやり!
衝撃の冷やし中華の作り方とは?
知る人ぞ知る、業界の最新儲かり情報山盛りです!
※以下、8月21日放送の書き起こしです。
発電所でキリンが活躍!50m超えの超巨大マシン「ジラフワーク」とは!?
業界新聞の記者に聞いた、
2022年儲かり新商品ニュース!
最初にやって来たのは、東京の千代田区にある…
「週刊 建機新報」。
「業界大手のコマツが…チリの鉱山で、超大型無人ダンプトラック運行開始!」とか…
「シンフォニアのクレーンVR訓練システムが、優秀新技術・新製品賞を受賞!」など、いわゆる「働く車」業界の最新情報を紹介する専門誌。
では早速、「週刊 建機新報」の吉田編集長が教える!新商品ニュース、 教えてください!
吉田編集長:トップニュースは「ジラフワーク」です。
スタッフ:ジラフ…?
吉田編集長:「ジラフワーク」です、××発電設備で、革命を起こした商品にです。
スタッフ:特徴としては?
吉田編集長:巨大なキリンになっています。高さとしては50m。
スタッフ:50m!?
吉田編集長:キリンが儲けます。
発電所でキリンが活躍!50m超えの超巨大マシン「ジラフワーク」とは!?
やってきたのは、神奈川県横浜市の港のそば…
「ジラフワーク」というマシンを開発した社長の内田祐大朗さんに、その作業の様子を見せていただきます!
内田社長:こちらが「ジラフワーク」です。
スタッフ:これですか?デカいですね!
テレビ初公開!昨年7月に発売されたばかりの「ジラフワーク」。
12個のタイヤがついた車体の上に…
巨大なクレーンが載っていて、全長約20m、重さ42トンのド迫力! そのお値段は、なんと3億円!
これが、発電所でいったいどう活躍するのか?
さっぱりわかりませんが、早速やってもらいましょう!
内田社長:では皆さん、よろしくお願いします!
内田さんの掛け声をきっかけに…
「ジラフワーク」のクレーンがグイーンと伸びていく!
さらに!
スタッフ:あ!回ってる!
クレーンの先端が180度方向転換!
スタッフ:まだ伸びるの?めちゃくちゃ高い!
クレーンを伸ばし続けること約8分…
その先にあったのは、巨大な風車!
すると!
スタッフ:あ!なんか挟んだ挟んだ!
クレーンの先端が風車の羽根を 挟み込むような位置でストップ!内田さん、一体何をやるんですか?
内田社長:こちらの「ジラフワーク」はですね、風車のメンテナンスを行う車です。約58m程まで伸びております。
スタッフ:58m!?
そう、「ジラフワーク」は風力発電で使う風車の羽根をメンテナンスする巨大なクレーン。
こちらの高さ80mの風車の場合、 最低でも2年に1度のメンテナンスが法律で義務付けられているんです。
でも50mの高さなんて、普通のクレーン車じゃもちろん届かない。
「ジラフワーク」ができる前は、どうやってメンテナンスをしていたのでしょうか?
内田社長:この風車にですね、ロープで人がぶら下がって、メンテナンスを行うのが主流でした。
なんと 高さ数十mの風車に、ロープで宙吊りになってメンテナンスを行っていたんです!これでは、危ないし大変!…ということで生まれた「ジラフワーク」。実際にスタッフが乗せてもらい、メンテナンスの様子を見せてもらうことに。
この58mの高さで、作業員はどうやってメンテナンスをしているのでしょうか? 作業員の大場洋佑さんに話を聞くと…
「ドンドンドン…」
なにやら、風車を叩いている大場さん…
スタッフ:すみません、今、これは何をやってるんですか?
大場さん:打診検査をしてます。音が変わるので、ここで接着がうまくいっているかいないか、確認してます。
打診検査といって、音の高低を聞いて、羽根の表面が剥がれていないかをチェックする作業。さらに、メンテナンスの効率を飛躍的にアップさせたのが…
羽根を挟み込む「コの字型の足場」
大場さん:ロープにしても片側からしかアプローチできないところを、「ジラフワーク」さんだと両側から見ることができるので、作業スピードという点では2倍です。
そう、ロープ作業だと片面を少しずつしかチェックできないので、1日に2人で1枚の羽根をチェックするのが限界でした。
しかし、「ジラフワーク」なら2人で羽根の両面を一気にチェックできるので、1日に3枚の羽根をメンテナンスできちゃう!
この世界に1台しかない「ジラフワーク」、とんでもない儲かりの可能性を秘めているんだとか。
内田社長:実はですね、陸上の風力発電所というのは、今、日本全国各地に2300本ほどあります。それらに3枚ずつ羽がついておりますので、メンテナンスの機会というのは、たくさんございます。
しかも、日本の風車は2300本ですが、風力発電が盛んな海外では約34万本の風車がグルグル回っています!
すでに、海外の企業から問い合わせが来ているという内田さん、今年度中には「ジラフワーク」の専用工場も完成予定ということで…
これからかなり…がっちり!いきそうですね!
▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:スゴい機械、発明しましたね。
吉田編集長:将来的には洋上の風力発電もありまして、それにどう適用できるか、今後面白いところですね。相当な数のメンテナンス需要がそこにあると思います。
森永さん:実は、クレーンの先の部分だけを外して輸出すれば、わりとコンパクトに輸出できるんです。
加藤さん:なるほど。あのU字になってるところ。
森永さん:はい。
ジュエリー業界の流通革命! 謎の販売会場で売れまくるイエローゴールドのハート型ピアスとは?
業界新聞の記者に聞いた、2022年儲かり新商品ニュース!
続いてやってきたのは、東京の中野区にある…
「ジャパンプレシャス」。
こちら、いわゆるジュエリー業界の専門誌で…
「エレガンスヨシダが 西日本ジュエリーショップ大賞 若手経営者部門受賞!」とか…
「合成ダイヤモンドは婚約指輪にもらったら嬉しいのか? 497人に総力アンケート!」など、まさに宝石の今が分かる情報が満載!
では、そんなジュエリー業界の新商品ニュースを「ジャパンプレシャス」の深澤編集長、教えてください!
深澤編集長:1つはビッタァルトレーディングですね。かなり売り上げを伸ばしている様子です。工夫をして新しい売り方で伸ばしてますね、流通革命ですね。
ジュエリー業界の流通革命! 謎の販売会場で売れまくるイエローゴールドのハート型ピアスとは!?
やってきたのは台東区 新御徒町…
早速、ビッタァルトレーディングの中へ。
お出迎えいただいたのは、23年前にインドから来日してビッタァルトレーディングを立ち上げた、社長のチェータンさん。
ビッタァルトレーディングは、世界中から宝石を日本に仕入れて、
自社でデザインしたアクセサリーに加工。それをお店や問屋さんなどに販売しているジュエリーメーカー。気になる会社の売上げは…
チェータン社長:去年はだいたい45億円ぐらいだったんですけど。
スタッフ:45億!?
チェータン社長:そうですね。
実は、国内のジュエリー業界の市場規模は 年々右肩下がりなんですが…
そんな中で、ビッタァルトレーディングの売上げは 前年から9億円アップ!なんと45億円を達成!
中でも、こちらのイエローゴールドを使ったハート型のピアスがかなり売れているのですが、なんでもその売り方がスゴいらしい!
そのヒミツが隠されているという両国の販売会場へ。
エレベーターで3階に上がると…
いきなり賑やかな声が聞こえてきました!会場には…テーブルの前に座った女性がいっぱい!
なぜかジュエリーを持ちながら、スマホに向かって元気よく話しかけています。
フィリピンの方:見てください。この亀のスタイル、とっても素敵でしょ?
しかも、英語やタガログ語を話すフィリピンの方ばかり。
営業担当の安松和哉さん、一体何をやってるんですか?
安松さん:日本在住のフィリピンの方が、フィリピン人にライブ販売をしているところです。
スタッフ:ビッタァルの社員さんじゃないんですか?
安松さん:じゃないです。
そう。こちらは、日本在住のフィリピン人女性たちが、国内外のフィリピン人にジュエリーを売るライブ販売。
実は、フィリピンでは日本製のジュエリーは「品質が良い」「偽物が少ない」と、かなり人気が高い!フィリピンからわざわざ買いに来る人がいるほどの人気だったのですが、コロナの影響で訪日客が激減!
日本国内でも宝石の販売会が次々に中止となり、なかなかフィリピンのお客さんが宝石を買うことができなかったんです。
そこでビッタァルトレーディングさん、「だったら、ライブ販売でジュエリーを売ればいい」と考えました!
フィリピンの方:ミスユニバースの身に着けるような一品です!
その仕組みは…
まず販売員が、部屋の端にある宝石棚から売れそうなジュエリーを自分のテーブルに持っていき…
それを、facebookなどSNSのライブ配信でお客さんに販売!画面の向こうにいるのも、フィリピンの方が多いんだとか。
フィリピンの方:この亀のイヤリング、5万3千円です。ありがとうございました。
これが、どんどん売れていく!
スタッフ:儲かります?
フィリピンの方:儲かるさぁ。男よりお金と宝石が大好き!
それにしてもスゴい熱気で、みなさん真剣! 実は、みなさんがこんなに頑張るのには、あるワケが。
スタッフ:お客さんに売る値段は誰が決めるんですか?
フィリピンの方:私です。
そう、販売員が自由に売値を決められるんです!
例えば、ビッタァルが3万円で卸しているジュエリーを販売員が3万3千円で売れば、差額の3千円はそのまま販売員の利益になる歩合制!高く売れば売るほど、たくさん売れば売るほど儲かるということで、それはがんばる!
安松さん:売れる方は、ものスゴい売れますよ。多い方だったら1000万円オーバー売る方もいますし。
スタッフ:1年間で?
安松さん:1回で、1日ですね。
そして!特にフィリピン人に人気なのが…
フィリピンの方:大体フィリピン人はゴールドがいい。
フィリピンの方:イエローゴールドの方が売れます。
日本では、目立たないシンプルなデザインが売れ筋ですが、
フィリピンのお客さんには、ゴールドを前面に押し出したド派手なデザインがウケるんです!
特に、イエローゴールドを使ったこのハート型のピアスは、フィリピンでだけ大ヒット!フィリピンのお客さんに狙いを絞ったライブ販売。その売上げは…
安松さん:大体3〜4日で1億円くらいですね。
なんと、約3日間で売上げは脅威の1億円!
ヴィッタルトレーディングは…ライブ販売でがっちり!
▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:スゴいシステム作りましたね。日本で配信してるから大丈夫って思うってことですよね。
深澤編集長:はい。それとですね。ジュエリーは、お安いものじゃないので、信頼関係がないとなかなか買わないんですね。このSNSの仕組みだと、インフルエンサーとかファンの方とか友達とか、そういう方に販売しているので、この人だったら大丈夫だなってことで買ってると思います。
加藤さん:そこに口コミもあって、例えばちょっと暴利な値段で売っている人は「あの人ダメよ」っていうのもあるんでしょうね。
深澤編集長:そうなんです。
外食業界に新時代到来!パスタで月商600万円を叩き出す最新ロボットの正体とは!?
続いてやって来たのは、東京の湯島にある…
「月刊食堂」。
東京の「山本メンチカツセンターが
テイクアウトでプラス100万円の売上げ達成!」とか、
「韓国・台湾料理酒場のお店が、今なぜか出店ラッシュのヒミツ!」など、とにかく飲食店の儲かるヒミツが詰まった外食業界の専門誌。新商品ニュース、通山編集長、教えてください!
通山編集長:東京・丸の内にエビノスパゲッティというお店が6月に出まして、スパゲッティの調理の仕方が非常に画期的で…。「調理ロボット」で、月商600万円売り上げてますので。
スタッフ:600万円!?
通山編集長:ピッってやってヒューンときて…ウィーンって感じですかね。
外食業界に新時代到来!パスタで月商600万円を叩き出す最新ロボットの正体とは!?
やって来たのは、東京駅の駅前にそびえ立つ…
「丸ビル」。
スタッフ:あ、このお店ですね!すごくオシャレ!
落ち着いた雰囲気のこちらが、パスタの専門店「エビノスパゲッティ」。
お昼時の店内は…
お客さんでいっぱい!
お客さん:めっちゃ美味しいです!
お客さん:とても美味しいです。
お客さん:すごく美味しいです、アルデンテって感じです。
お客さんたちが絶賛しているのが…
店員さん:お待たせしました。ペペロンチーノです。
1番人気のメニューは、プリップリのエビとトマトやルッコラが入った「ペペロンチーノ」。
さらに、真っ黒なソースの上に、魚のすり身で作った「まんま雲丹」をトッピングしたイカスミなど、確かに美味しそうなパスタばかりですが…ロボットで月商600万円とは、どういうことなのでしょうか?
そのヒミツが隠されているというキッチンを、特別に見せていただけることに!
店員さん:こちらが世界初のパスタ自動調理ロボット「P-Robo」です。盛り付け以外の全ての料理工程を自動でやってくれるロボットなんです。
一見ただのキッチンに見えますが…
ここからここまでが、全部ロボットの本体。この「P-Robo」の一番の特徴が、とにかくパスタを作るのが速いということ! 普通のパスタ屋さんの場合、提供までは10分以上かかるのですが、「P-Robo」はどれだけ速いのでしょうか?
まずは、お客さんがメニューのQRコードを読み取り、パスタを注文。
キッチンでは店員さんがタッチパネルで、注文のあったパスタを選択。
すると…
マシンの左端にあるストッカーから飛び出し出した麺を、すぐさま沸騰したお湯の中に入れ、小刻みに揺らしながら茹でます。
麺を茹でている間にロボットの中央では…、
鉄製の鍋の中に、ソースとカット済みのエビやトマトを投入!
さらに具材が入った鍋を、ロボの左側に運び…茹で上がった麺を入れます!
流れるようなアーム捌きでIHヒーターの上に鍋をセットし、
左右に回転させながら麺・ソース・具材を混ぜ合わせます。十分に麺とソースが絡んだら…
回転速度をアップさせ一気に炒める!
炒め終わったパスタをアームで掴み、店員さんの元へ。
最後にルッコラをトッピングすれば「ペペロンチーノ」の完成!
店員さん:お待たせしました。
注文をしてから、客席に届くまでは、たったの2分30秒!
スタッフ:お兄さんは、パスタは作らないんですか?
店員さん:パスタ作らないです。出来上がったものに盛ってトッピングするだけになります。
スタッフ:楽ですか?
店員さん:楽です。
しかし、なんでこんなに早く作れるのでしょうか?
実はパスタ作りに時間がかかってしまうのは、 麺を茹でる作業と具材を仕込む作業が2つあるから。注文が入るたびに1人で2つの作業を行うと、どうしても時間がかかってしまう。
しかし「P-Robo」は、この2つの作業を同時にこなし、茹で上がりの時間をぴったり予測して、麺の元に運んでくれるんです!
お客さん:パパッと食べたいので、できるだけ早く出てきてくれるのがありがたいと思いました。
エビノスパゲッティがある丸の内は、サラリーマンやOLが多いため、ランチタイムにお客さんが集中! しかし、「P-Robo」はパスタを4皿まで同時に調理できるので、注文が次々に入っても問題なし!
とにかく速くパスタを提供するので、多い時にはランチタイムだけで客席が5回転!これこそが月商600万円のヒミツだったのです!
それにしても、 食材の仕込みと茹でる工程だけでなく、一体なぜ全ての調理を行うロボットを開発したのでしょうか?
「P-Robo」を開発した…
「テックマジック」という会社の白木裕士さんに聞いてみると…
白木さん:部分的な自動化だと0.5人の省力化でしかなくて、省人化ではなくなってしまう。一連の調理工程を自動化することで1~2人の省人化をすることができるので。
調理の1工程だけを機械化しても、その間の作業を人間がやるとなると、結局必要な人数が減らせないし、時間もかかってしまう。
しかし、一連の調理工程を全てロボットが行えば、一気に必要な人数が減り、グッとスピードアップできる、というわけ!
エビノスパゲッティとテックマジックは…「P-Robo」でがっちり!
▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:もうロボットの時代ですか?通山編集長。
通山編集長:単機能の機械じゃないってことが スゴいんですよ。茹でられるし炒められるし、これが同時に調理できるというのがスゴい!ある意味、食品工場の機械が、飲食店の厨房の中にあるっていうイメージですね。
加藤さん:そういうことね。今、開発してるのはなんですか?
杉山(テックマジック)さん:中華料理を自動化する。
加藤さん:中華を全自動?
杉山(テックマジック)さん:チャーハンとかですね。
加藤さん:そうなっていくだろうな。スゴいわ!
(▼)『がっちりマンデー!!』『がっちりスクール!!』情報はコチラ
<各種公式SNS>
Twitter @gacchiri_m
Facebook @gacchiri
LINE ID gacchiri_monday
LINE QRコード
#儲かる #がっちりマンデー #がっちりスクール #月刊食堂 #週刊 建機新報 #ジャパンプレシャス #ジラフワーク #ビッタァルトレーディング #イエローゴールド #エビノスパゲッティ