PMDDとともに生きる。
わたしは、1ヶ月のうちに元気でいられるのは1週間だけなんです。
こういうと、わたしと接する人は「え?なんで?普通に元気じゃん!」と高確率で言われるのではないかと思います。
なぜなら、完全に見た目が健康だから。分かりやすく体調崩しているようには見えないんですよね。
でも、同じようなしんどさを抱える子どもたちや、わたしと同じように働く女性の力になりたくて、筆を取っております。
前回のブログでサラッと触れた、「PMDD」という病気について今回はお話させてください。
「ぴ、PMDD? なんやそれ?」
こう思われる方が大多数ではないかと思います。
実際わたしもSNSで見つけるまで知りませんでした。
この病気と、わたしの症状について他の人に話するときには、「毎月ホルモンに振り回されて調子悪い時があるんだ。落ち込んでてもそっとしててね〜」とめっちゃフランクに話をしています。(個人的に、別に隠すことではないと思ってるし仕事でも落ちてるときは再起不能なくらい落ちているので周りに迷惑をかけたくなくてあえて言ってます)
私がこの病気に気づいたのは、昨年のできごと。
中学生の頃から、もともと生理前の症状や生理痛はすごくきつかったんです。
でも、高校大学社会人と進むうちにその症状はやわらいでいきました。
しかし、生理前になるといきなり攻撃的になって反抗したり、社会人になってからは自分には生きている価値がないと思って手首に刃を当てたこともありました。
精神面の症状が強くなってたんですね。
特に社会人になってからは、漠然と消えたい、死にたいと思うことが増え、泣き叫びながら壁に頭を打ち付けていたこともありました。
それは殆ど、生理が来たら和らいでいきました。
こんなこと周りの人には言えない。
恥ずかしいことだしこんなことを言ったら頭のおかしな奴だと引かれてしまわないかな、とずっと思い、悩み苦しんでいました。
私はおかしい人間なんだ。
ずっとそう思って生きていて、病院に行くことすらできず、しんどさを家族や恋人にも言えませんでした。
ある日彼氏さんとのLINEのやり取りで、症状が出ている時にネガティブ発言をしてしまい、別れ話に発展しかけたことがきっかけで、「やっぱりわたしこのままじゃだめだ」と思って、Twitterで自分の症状を検索してみたら、ある方のツイートと、インスタの投稿にたどり着きました。
タレント、成瀬心美さんの投稿です。
(インスタでぜひ検索してみてください)
Twitterでは中安紀子さん(nonさん)の投稿も非常に勉強になりました。
それを見て、すごく衝撃を受けたんです。
「ひとりじゃないんやな、私。」
そう思えた。同じような経験をして悩んでたり、孤独を感じてる人はわたしだけじゃないんだって思えました。
これが病気で、治せるものなんだと知った私は片っ端から病院を調べ、今は地元の大学病院に定期的に通院しています。
人によってどのお薬が合うかは分かりませんので
具体的なお薬の名前を出すのは避けますが、今のところ私は精神科で渡されるお薬と、漢方を飲んで治療をしています。
まだまだ治療は長くかかるけれど、「あの時勇気を出して行ってよかった。」心からそう思います。
診察室で号泣することも未だにあるけれど、先生も優しく話を聞いてくださること。感謝しかないです。
まだまだよく知られていない病気で、完治するのかも分からないけれど。
同じような経験をしている子達の支えになれるよう、当事者であり教育者として色々と発信していけたらなと願っています。
長々とすみません。読んでくださりありがとうございました。
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