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最初の発作とキャンプ

ガブちゃんが最初に発作を起こした日の2日後、三重県でキャンプの予定がありました。
病院で先生に「無理ですよね?」と聞くと、予想に反して「キャンプ、いいじゃないですか。連れて行ってあげてほしいなあ」との言葉。
自分で聞いておきながら、その答えにもうめちゃくちゃ悩みました。

またあんな怖い発作がいつ起きるか分からないのに、本当にいいのかな?
(この時はまだ「てんかん」の診断名はついていません)
血液検査は異常なかったけど、まだ他の検査はしてないし、もしかしたら怖い病気なのかも、ということもあり、本当に本当に悩みました。
先生は緊急用の坐薬を「お守りとして」と出してくれました。

悩みすぎて何が何だかよく分からなくなりつつ、 もしかして生涯で一度きりの発作だったのかも、という何の根拠もない希望的観測を持って、キャンプに行くことに。
念の為キャンプ場近くの動物病院をいくつかリストアップしておきました。

結果、何事もなくキャンプを終え無事帰宅。
ガブちゃんはとっても楽しそうだったし、私も久しぶりにリラックスした空間にいれて嬉しかったけど、半分は「また発作が起きたら?」と生きた心地のしないキャンプとなりました。

このキャンプ含む「おでかけ」のテーマの悩みはしばらく引きずりました。
今は「普通に暮らす」を実践しているので何も悩んでいませんが、そうなるまでは気持ちの上で紆余曲折あり、そのことはまた追々書いていきたいです。

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