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あなたは今日わたしとともにパラダイスにいます〜ルカの福音書23章〜ゆっくり通読しよう

1.「あなたは今日、わたしたともにパラダイスにいます。」

イエス様が、一緒に十字架につけられた犯罪人の一人が『イエス様。あなたが御国に入られるときには、私を思い出して下さい』と言った時に、かけられた言葉です。
私はこの言葉が大好きです。絶望しかないようなシーンで、それとは真逆の、パラダイスという言葉が光を放っているからです。

2.その場に居合わせたなら、私はどこにいたでしょうか。

イエス様の代わりに十字架を担いだシモン、
イエス様のことを嘆き悲しむ女たち、
イエス様のことを『この方は正しい人であった』と言った百人隊長、
パラダイスを約束された犯罪人の一人、
イエス様のからだの下げ渡しを願い出たアリマタヤのヨセフだけではなく、
ピラトやヘロデを始め、そこにいる誰もがイエス様に罪状のような罪がないことを知っていたのではないかと思います。

ルカの11章で、夜中に友だちのところに行ってひつこくパンを欲しがり、そのひつこさゆえにパンを与えられる話を思い出しました。
これは、神様に『求めなさい、そうすれば与えられます』っていうたとえだったけど、ピラトもある意味おんなじだなって思いました。群衆のひつこさに負けてイエス様には罪がないと知っていながら、刑を執行したからです。
どうか、善も悪も分からず、扇動され狂気のように叫ぶ群衆の一人ではありませんように。

ガリラヤの女たちは、イエス様が墓に納められるのを見届けました。そして戻ってイエス様のために香料と香油を用意し、安息日には戒めにしたがって休んだとあります。
イエス様に従った女性たちはみんな、真っ直ぐだったと思います。イエス様の言葉一つ一つを真剣に聞き、弟子たちよりもよく理解していたのかもしれないなと。大きなことは出来ないかもしれないけれど、ただイエス様を愛し、従った女性たち、そんな人たちの一人でありたいと思いました。

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参考---ルカの福音書23章(新改訳2017)---


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