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神様の壮大な計画〜ローマ人への手紙11章〜ゆっくり通読しよう

1.オリーブの木と神様のご計画

ここを読んだ時、初めは「自分たちが救われたからと言ってイスラエル人に対して自分を誇ったり思い上がってはいけない。私たちは、イスラエルという根の上に接ぎ木され豊かな養分を得ているオリーブの木だから。」という厳しい警告のように受け止めました。

でも、友人は同じ箇所を読んでイスラエルの救いのための神様の壮大な計画を知り、嬉しくなったと聞き、気付かされました。神様の素晴らしい計画の中に私たちは生かされているのです。
聖書は神様の完全な愛と恵みを抜きにして読んではいけないと、思わされました。

2.イスラエルの救い

パウロは、異邦人への伝道者となりましたが、同胞イスラエルの救いを心にかけ、神様のご計画の先に焦点を合わせています。
異邦人によって「ねたみを引き起こす」とはどういう意味か最初わかりませんでした。何度も読むうちに『ねたみ』は悪いねたみの感情ではなくて、イスラエルの民が神様の異邦人への祝福をみて、熱烈にうらやみ神様に立ち返るというような健全なものだと思いました。

昔、エリヤは神様に全イスラエルの不義を直訴しましたが、今も昔もイスラエルの全国民が不信仰なのではなく、イスラエルに、神様から選ばれた者たちが残されていて、真の神様への信仰が継承されています。

救い出す者がシオンから現れ、
ヤコブから不敬虔を除き去る。
これこそ、彼らと結ぶわたしの契約、
すなわち、わたしが彼らの罪を取り除く時である   26節

異邦人へ広がった救いがやがて、イスラエルに戻ってくる時がきます。神様を信じる世界中の人々が、患難からの守りのために天に引き上げられる携挙の時から、神様の介入によりイエス様が地上再臨されるまでの患難時代には多くのユダヤ人が救われると聞きます。
神様の完全なご計画の完成を待ち望み、祈りたいです。

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参考---ローマ人への手紙11章(2017新改訳)---


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