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ギャングエイジとやまびこさん

小学3・4年生のことをギャングエイジと呼ぶことはご存知でしょうか?僕の友人であればつい最近も耳にしたかもしれません。簡単にギャングエイジとは何かを説明すると、子どもの発達段階として親や先生よりも友達が優先だと思うようになる時期のことです。この時期は反抗期見習いと言ってもいい時期でしょう。僕はTAをしているので、そんな子どもたちと触れる機会があるのですが、ここ最近ある方法を用いることで子どもたちに指示が通りやすくなりました。それが「やまびこさん」です。
「してほしいことを復唱させる。もしくは、子どもたち自ら発言したものを僕が繰り返す。」
やまびこさんはこれだけです。前者に関しては、何をするのか自分で声にすることで関心や興味を向かせる作用があるのではないかと考えます。後者に関しては、自分の発言が人に認められているんだと感じることができ、指導者ながらギャング側に入り込むことが出来ると考えます。
子どもへの指示が素直に通りにくくなる時期を、否定するのではなく肯定する方法で指導することは教員を志す上でも継続的に考えていく必要のある課題だと言えます。また、地域差や男女差、公私立差などさまざまな差があると言えます。
ちびっこギャングの元気さは僕たちを圧倒するものです。それでも可愛いと思える僕はきっと先生に向いているのだなぁと思います。

余談ですが、この記事を書いてる期間の授業でギャングエイジが出てきたので冒頭を書き換えました。ちょうど習った部分について書くことになってうおおおおってテンション上がりました。

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