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つらいは悪玉言葉?

 つらいという言葉はネガティブな言葉です。つらい気持ち、話しづらい、働きづらいなど、色々な「つらい」が挙げられます。ためしに「つらい」を「にくい」に書き換えてみましょう。にくい気持ち、話しにくい、働きにくい、今度は困難さが際立つことがわかるでしょう。ネガティブな「つらい」ことは「にくい」ことでもあるみたいです。でも本当に、「つらい」という言葉はネガティブなだけでしょうか?

 「つらい」をポジティブな意味で捉えるとしたら、どのように解釈すると良いか考えてみましょう。例えば、今が一番難しくて大変でどうしようもない諦めるしかないと思うなら、きっとここから先は上ることしかないんじゃないかなって思えたら、「つらい」も良い言葉に見えてくるのではないでしょうか。明日になれば、来週になれば、来月かもしれないし来年かもしれない、それでも一段一段確実に上っていると思えるならきっと大丈夫。でも焦りは禁物、駆け上がると転ぶ、一歩ずつを大切に、僕はそれを受け入れる覚悟が少しずつできています。きっとこれを読んだあなたにも届くことでしょう。

 今日の記事は短めです。それでも、いつもより考えられる記事になっているのではないかなと思います。

 「生きてればそりゃ辛いこともあるさなんて
  そんな風な言葉ばかり何回聞いたところで」

 僕の好きなバンドの曲にこんな歌詞があって、最初は綺麗事に飲み込まれていく様子が浮かぶなぁって思いながら聞いていました。でも今は、そんな綺麗事に飲み込まれたいくらい「つらい」、上りも見えないくらい「つらい」こともあるけれど、なんかワクワクする気持ちの方が強かったりしちゃっています。

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