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【基本無料】シティリーグS2_2020/12/05 優勝 「コンボセキタンザン改」解説&レポ【連続上位入賞】

↑今回のハイライトを一枚のいらすとにしてみました(謎定期)
内容は読めばわかります

こんにちは、三色拳(3shock)と申します
この度、ポケモンカードシティリーグ2020シーズン2で優勝することができたため、記事にして報告していこうと思います


前回のシーズン1の準優勝という結果を上回って優勝をすることができ、内心驚きの気持ちでいっぱいです
前回から続けてセキタンザンを扱っているので、シャイニースター発売後の環境に焦点を当てて書いていきたいと思います

構築記事で読者の皆さんが一番にご覧になりたいのがデッキレシピだと思いますので、まずレシピ画像を貼ります

画像1

詳細説明(前回レシピとの差分)は後程

基本的に前回の記事をベースに語らせていただきますので、こちらの記事をお読みになってからだと理解しやすいと思います


1.デッキ分布予想(環境考察)

前回記事で書いていたデッキ分布予想はシャイニースター発売前環境であり、シャイニースターの登場に当たって若干の環境変化を予想していました
特に皆さんも注目されていたと思う以下の2カードですね

画像2

まずはドガース
このカードによって「化学変化ガス」のマタドガスを容易に場に出すことが出来ます

ドガスダイナというデッキタイプに関しては、前回のS1決勝戦で敗れていることもあり、個人的に非常に警戒しているデッキでした
・ムゲンダイナデッキ自体のデッキパワーが高い(事故らない前提)
・環境に存在するデッキに大きく不利を取ることが少ない
・通常ダイナで不利を取るセキタンザンを毒や特性封じで誤魔化すことが可能
・ただし進化ラインが増えるため、通常ダイナ程グッズに枠を割けない
・同じく進化ラインが増えるせいで安定感が若干下がる?


ざっと上げただけでもこれらの特徴があり、特にセキタンザンを誤魔化すことのできる要素は驚異でした
もともと不利を取るデッキが少ないため、セキタンザンを克服するとルカメタ(ザマゼンタ厚めのデッキ)以外に相性不利がなくなるという状態です
正直覚醒ドガースがいない状態でも十全に回ればかなりの強さを秘めたデッキだと思っていました

さらに覚醒ドガースの登場で下二つのデメリットをある程度克服し、後攻を取った時の安定感すら獲得してしまいました

そのため、シティリーグシーズン2ではシーズン1のシャイニー発売前よりドガスダイナ(ムゲンダイナ)を強く意識したデッキ選択が必要になると考えました

画像3

それからこれ
既に環境トップクラスの火力を持つザシアンVの火力をさらに強化するなどという頭のおかしいカードです

まずは三神ザシアンですが290ラインを容易に出せるようになり、ワンパンされてサイドを4枚稼がれるTAGTEAM主体のデッキは減少するのではないか?と考えました

加えて三神ザシアンの追い風要素として、流行するであろうドガスダイナに不利を取りにくいというポイントが挙げられると思います

さらに三神に頼らずザシアンのみをアタッカーにして早めにブレイブキャリバーを撃つ「スピードザシアン」やその派生「コンボザシアン」も増加すると考えました
若干TAGTEAMを相手取るのに不足していた打点を朽ちた剣+ニャイキングで補完できるためです

これらの要素を計算に入れたデッキ分布予想が以下の通りです

三ザシ
ムゲンダイナ UP↑
------------壁------------
セキタンザン UP↑
ルカメタ UP↑↑
レシリザ、炎 UP↑
小ズガ 
マルヤクデ UP↑↑
雷 DOWN↓
モクナシ系統 UP↑
MM DOWN↓↓
ドラパルト DOWN ↓
ジュナイパー UP↑
------------考慮外------------
マッドパーティ
ドンファンその他

まずドガスダイナの増加によるムゲンダイナ系統の増加が一番大きな要素です

それに伴って、「三ザシには強いが、ダイナがキツイ」かつTAGTEAMでスタミナに難があるデッキであるMM系統は激減すると予想しました
正直ドガス一番きついデッキかもしれないので
またMMを楽に刈れるデッキであるドラパルトも役割対象の減少、エネ割を通し続けないとしんどいであろうダイナの増加から数を減らすと予想しました

個人的にシャイニー後環境で評価が高かったのがルカメタです
ドガスでどうにかなるレベルの相性差ではなく、ムゲンダイナVMAXを完全シャットアウトできるザマゼンタを主軸に据えられ、マオスイ等の入れ替え回復ソースでバットポイズンも躱しやすいと考えたからです
ただ1か月も時間がない中でプレイングを詰め切るには難しいデッキで、自分で使う候補にはなりませんでした…

また、ブルーレシリザ等炎系統もやや追い風かと考えました
増えそうな気配のするルカメタを一方的に倒すことが出来、なおかつ三ザシにも引けを取らないスピードで勝負を決めることが出来る点を評価しました
ただ、通常のブルーレシリザであると、ドレッドエンドを耐えることが困難で、どうしてもムゲンダイナとの打ち合いに勝つことが厳しいのでは?とも考えていました

小ズガ(FTB)は動向がつかみにくいな…と感じていました
ダイナデッキにドガスが搭載されることが増え、小ズガ的には厳しい相手になっていることは間違いないと思うのですが、それに対するメタデッキに大体有利を取ることが出来るため、増減が読めませんでした
最悪右手光らせればドガスダイナどうにかなると語る人も多かったですし

ピカゼクは正直マイナスポイントが目立ちましたが、依然多い三ザシに有利、かつ小ズガに明確に有利を付けられる稀有なデッキなため魅力はあります
ただなんだかんだセキタンザンを踏むとほぼ無条件で敗北してしまうのが非常に痛いです
そのためなにかしらの対策札は仕込む必要があると感じ、それらと安定感・スピードの両立は難しいと考えていました

それからセキタンザン
なんだかんだ唯一といってもいいムゲンダイナに相性有利を取ることが出来るデッキではありますが、ドガスダイナの増加やウィークガードエネルギーの採用で完全有利とはいえなくなってしまいました…
ただし、特性に頼らず噴火弾を当てる方法さえ確立する+エネポーターを採用できればまだまだ有利相性であることを活かして5分以上に戦うことが出来るとも考えていました
三ザシの朽ちた剣も正直元から2パンなのは変わらないため他デッキに比べ受けた影響は小さいと思います

上記がシャイニー発売直後の予想です
この時点でシティリーグ使用デッキ候補は
ドガスダイナ・ブルーマルヤクデ・コンボセキタンザンでした

2.デッキ選択の経緯

当初自分のデッキ候補の中ではブルーマルヤクデが一歩リードといったところでした
レシリザのみでは厳しかったムゲンダイナも後ハン&熱放射のエネ破壊+ワンダーラビリンスで無効化することで5分に戦うことが出来ていたからです

次点でセキタンザンです
シーズン1から1月しかたたない中でのシーズン2出場であり、プレイングの練度に一番自信があったことが大きいですね
ただしドガスダイナに対する明確なメタはできていなかったこと、シャイニースター発売直前に結果を残していた小ズガに対してミュウやプテラGXを入れても勝率が安定しないことから優先順位は低めでした

3番手になっていたのはドガスダイナです
確かにうまくいったときは非常に強力ですが、どうしてもクロバットでうまく引けない、そもそもドローが出来ないなどの事故が一定数発生する印象を受けていました
加えてドガスダイナミラーが発生すると、化学変化ガスと無限ゾーンのめちゃくちゃな状態が起きることもあり練度の低い状態でミラーに勝てる気がしていなかったのも要素です

上記3デッキを色々試している中でシャイニー後のシティリーグ(11/21週)結果を見ました
その中で驚いたのが、"自分の予想よりも早くメタゲームが進行している"ことでした

正直11/21週はシャイニー発売直後ということもあり、新要素の多いドガスダイナと三ザシが多く存在するものかと考えていました
ただし、蓋を開けてみるとドガスダイナは多く存在したものの三ザシは入賞数が少なく、代わりに炎系統が大躍進した結果となっていました

これは個人的に

ドガスダイナ流行→ルカメタ流行→炎系統流行

の順番で環境が推移するものとの予想を1ステップ飛ばしてメタが進んだと捉えました

こうなってくると何が変わるかというと
”後攻の取り合い”
が発生する可能性を考慮しました

さらに増加するであろうブルーレシリザに加え、ドガスダイナも後1ロックに特化した型も登場しつつあり安全に後攻を取ることが出来ないのでは?という懸念です
加えてシティリーグではデッキバレもしやすく、ブルー炎だとバレた瞬間に先攻を押し付けられて強みを発揮できない展開も十分に考えられました
後はブルー後のマリィがしんどい等の欠点も目立ち始め、ブルーマルヤクデが候補内で順位を落としました

対してセキタンザンはシティでドガスダイナを踏み続けてすべて倒した方のツイートを拝見したり、"ボスの指令を多めに積んだセキタンザンであれば普通にドガスダイナに殴り勝てる"という記事を読んだりして評価が上昇していきました
実際自分で使っている中でもボスを増やすことが他のデッキへの対応に対しても感触が悪くなく(ボスクロバット・デデンネを増やせる)、あとは噴火弾を当てる手段さえそろえば有利まで行けそうだという印象を持っていました

次に11/28週のシティ結果を見たところ、

・三ザシの復権
・ドガスダイナは相変わらず多め
・マルヤクデ、レシリザも先週に引き続き活躍
・子ズガもそこそこ
・ピカゼクも少々いる
”セキタンザンは少な目”

という結果が見えてきました

これらから自分の出場する12/05週には三ザシ、ドガスダイナに弱くない&警戒の薄れ気味であろうセキタンザンがある程度刺さるのではないかと思い、使用デッキに選択しました
不安要素は小ズガの総数がどうなるかでした
ドガスダイナを厚く見る過程で小ズガは切り気味になっていたためです

3.デッキレシピ

画像4

コンボにする理由は前回の記事に結構書いたので割愛させていただきます

前回の構築から変わった部分をピックアップして紹介すると

★★★フィオネ→ボスの指令(3枚目)
主にドガスダイナを厚く見たためです
ボールからサーチできる入れ替え手段としてのフィオネも非常に強力だったんですが、マタドガスがいるとお荷物にしかならなかったのでボスと交換しました
これのせいでザマゼンタ入りがきつくなる部分はあります…
(当日はザマゼンタ引かなかったのでセーフ)

マグカルゴ3枚→2枚
エネポーターやドガスダイナ対策枠を捻出するために数を減らしました
コンボとの兼ね合いもあり、ゲーム中に2匹出すことも少ないため2枚でしんどい場面はあまりありませんでした
(サイド落ちしているかどうかはより入念に確認必要です)

★★★エネポーター
今回のキーカード。ムゲンダイナの誤魔化しウィークガードをはがすとともに要求エネルギー数を増やすことが出来ます
他の用途としてはハイド悪をはがして逃げられ無くしたり、セキタンザンや炎のダメージ要求値を下げるといった役割でも非常に有効です
実はセキタンザンミラーでもかなり重要なパーツです

★マオ&スイレン→隠密フード
ドガスダイナ対策枠 かつ 諸説枠
基本的にはマグカルゴに貼って化学変化ガス下でも地ならしを使用可能にし、ドガスをワンパンする目的で使います
ポケモンの道具なのでどこかで用意できればいいということが最大のメリットではありますが、他候補のスマホロトム、ポケナビに比べて通常時の使い道が薄いというところが少し残念です
一応セキタンザンに貼れば癇癪ヘッドや引き寄せの渦を避けられます()
(なお当日は活躍せず…)

画像7

★★(エリカのおもてなし→マリィ4枚目→エリカのおもてなし)
実は元レシピと変わっていないですが変遷した結果なので一応
マリィを増やすと小ズガ戦多少は有利に動けるかもと思ってマリィ4枚目にしていましたが、正直トップで良い札を引かれるとキツい&こちらも5枚のみで序盤の展開が間に合わない局面が多いことからエリカのおもてなしに戻しました
環境にドガスダイナが多いと予想し、大量ドローが出来る場面も多いと踏んだからです
ピン刺しの対策札を強引に引きに行く際にも使えるし、手札を切らずにそこそこの枚数引きたいときにも使える便利なカードです

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惜しくも採用されなかったカード

リセットスタンプ
直前まで悩みました
入れておけば小ズガやレシリザ等不利気味なマッチを覆す手段にはなりますが、不利な状況でこちらの盤面が整っていることのほうが少ないと思い採用を見送りました
マリィと違って序盤に引くとお荷物というのもマイナスです

スマホロトム・ポケナビ
オサレカード 特性に頼らず噴火弾を当てるためのカードです
ドガスダイナ以外と対戦することを考えると、0.4ボールぐらいの動きが出来るポケナビか、猿知恵が実質地ならしになる可能性のあるスマホロトムかというところです
正直どちらも1枚しか入れられる枠がなく、必要なときに持てる自信がなかったので隠密フードになりました

画像5

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ミュウ(ベンチバリア)
小ズガのウッウ対策です
小ズガ戦で最も厳しいのが、ベンチのマグカルゴを狩り続けられ、こちらが止まっているうちにフルパワー火の玉サーカスの準備を整えられてセキタンザンが突破されることなのでそこをケアしたかったです
ただし、初ターンに集めたいカードがもともと多いデッキであるため正直ベンチに置く優先度が低くなりがちで使い勝手がいまいちでした
練習で小ズガとやるたびにサイド落ちしたのも印象が悪かったです
(これあればカイオーガ余裕だった??)

メタモン◇&プテラGX
小ズガ対策札その2
プテラが出せれば非常に強力ですが、わかっている小ズガ使いは真っ先にメタモンを狙撃してきます
そのため早く出す必要はあるんですが、そうすると他のプランが崩れがちだったり…と使い方が難しかったです
あとはムゲンダイナに対して打点が出ないのも気になっていて採用を見送りました

特徴的な部分はこんな感じかなと
実は回復ソースが一枚も入っておらず、かなり防御を捨てた攻撃的なレシピになっています
これは、

・コンボセキタンザンというデッキが回復で遅延しゲームスピードを遅くするより、コンボ成立でゲームスピードを上げる動きをした方が強いと判断した
・ドガスダイナへの対策札とコンボを両立するために枠が不足した
・マオ&スイレンはハンドを減らすカードであり、もともと手札の枚数に余裕のないコンボデッキでは相性が良くないと考えた

という理由からです
少々デスカウントGXに怯えることが多くなってしまいましたが、現在のドガスダイナは回収ネットやジグザグマの数を絞っていることが多く、即座にデスカウントを決められることは少ないと判断しました

4.立ち回り

三ザシに関しては前回の記事に記載してあるので割愛します

VSドガスダイナ(ムゲンダイナ) 微有利
取れるなら先攻です
ドガスダイナ警戒するのであればマグマッグの準備より2体目のセキタンザン準備が重要です
ただし初手はマグマッグ優先で、3ターン目ぐらいまでにセキタンザンVMAXが2匹おける盤面を目指しましょう
ヤレユータンは後回し気味でもいいかもしれません
それと後程使う可能性があるのでガラルネギガナイトはサイド落ちしていないか確認しておきます
コンボは積極的には狙わないです。それよりも初手の展開を優先する(特性ロック前に動かす)ために序盤からクロバットデデンネは積極的に置いて良いです
この際はエネポーターをできるだけ切らないようにしましょう
相手が展開し、ドガス前で終了してきたタイミングではボスを撃ってダイナを引きずりだすor博士・エリカで大量ドロー→隠密フードでトップ確定噴火弾のどちらかを意識します(マリィで減った札からなので厳しいところもありますが…)
コチラのマリィは刺さらないのでできるだけ避けましょう 相手だけクロバ使えるのはズルです()
最悪一回はムゲンダイナに素噴火弾80でも大丈夫です(80+260で取れるため)

サイドプランは1-3-2もしくは3-3で狙っていきます
相手がうまく回っていないようであれば、コンボをセットする動きを意識し、ムゲンダイナVMAX+クロバットでサイドを取り切ってしまうのも手です
他のデッキに比べ、デスカウントや特性封印等こちらの思い通りに動かしてもらえる展開が少ないため、試合が長引かないようにすることが大事です

それとエネポーターの使い方としては、ウィークガードをはがすのがメインにはなります
ただし、カウンターゲインで強引に技を撃ってきたり、後からムゲンダイナを無理やり動かしてきそうな雰囲気があるなら惜しまずにハイド悪を動かしても問題ないです
やはりムゲンダイナVMAXを倒すことのメリットが非常に大きいので

加えて道場噴火弾を当てればVMAXもワンパンできるのは覚えておきましょう(最近は混沌のうねりが多いようですが…)
この動きは後攻を取った際に何かをいけにえに捧げて狙うことが多いです

ドガスダイナであれば、ネットやジグザグマを減らしていることが想定されるため、小パンでダメカンを稼がれなければ意外にデスカウントは難しいです
逆に通常ダイナの場合はかなりの確率で1匹は即死させられると考えて2匹目の準備を急ぎましょう

VS小ズガ 不利
正直これはよくわかっていません…
共通の動きとしては、
・マグマッグを2匹場に並べる
・できればセキタンザンも2匹
・1匹のセキタンザンは少々時間がかかってもいいのでムキムキ状態にしておく
といったところです

これらの展開が済んだら、コンボパーツを仕込むより、毎ターンマリィを撃つことを心がけましょう
特に序盤の展開時にマリィを撃ち続けることで、オドリドリや適切なアタッカーへのスイッチを防ぎ、時間を稼いでからグレートキャッチャーオドリドリでワンパンする動きが出来れば最高です

逆に言うとここまでやらないと厳しい相手です…
ムキムキセキタンザンが完成していれば、エネ要求を3エネ+9エネ(330+50+40以上)にすることができ、一見有利に見えます
ただ、終盤にリソースを温存されていると意外にサクッと達成してくることも有り、非常に厄介です
最近の小ズガはズガドーンを絞り気味のようなので、場に出た瞬間に潰せればテンポを取れるかもしれないと考えています
(ファイアローが実はさらにきつく、そこへの回答は出ていない状態です…)

VSセキタンザン 5分~微不利
前回から今回までの間、セキタンザンミラーを考えてきました
結論から言うと「先攻を取ったほうが基本勝つ」です(えぇ…)

噴火弾をより早く宣言することで巨大岩石までの時間を短縮し軽減・回復が間に合わないペースで殴ることが出来るためです
また、このレシピでは回復リソースを採用していないため純粋な殴り合いでセキタンザンVMAXを2匹取るのは厳しいです

そのため、勝ち方としては3-2-1でサイドを進めていきます
分かっているセキタンザン使いはクロバット・デデンネを絞って戦ってくるため、その場合はどこかでコンボを挟む必要があると思います

意識するのはエネポータの使用と、相手のセキタンザンを先に傷つけることです
ヤレユータン等が前にいる場合も基本的には後ろで育てているであろうセキタンザンを狙う意識を持ちましょう(カチカチになる前にダメージを通しておきたい)
ここは時と場合による部分で難しく、噴火弾による加速が出来れば岩石を相手より早く打つことにつながるという場合もあります
岩石を撃たせないという意味でのエネポータは非常に有効です
特にストーン闘であれば実質+20点しているのと同じにもなりますしね

スピード(コンボ)ザシアン 5分
新しい?デッキタイプです
三ザシとの大きな違いは殴りの速さ
オルタージェネシスを言う必要がない分、1ターンはやく殴ってきます

この試合もセキタンザンを2体場においておくことを意識します
1つはびっくり即時ブレイブキャリバーで詰むことを避けるため、
2つ目はムキムキセキタンザンであってもブレイブキャリバー前には2パンだからです(逆に言えばワンパンはありません)

あとできればデデンネクロバットは出さずに戦いましょう
ボス→コンボで3枚とられてしまうので…

5.当日マッチアップ&簡易解説

想定と違い、バラエティーに富んだマッチングになりました

1.ドガスダイナ 後攻×0-6
大事故です ネギガナイトスタート&デデンネクロバット両投入した時点で正直勝ち筋が薄いのに加えて、それらで何も引けませんでした
最後3ターンぐらいエネ張りしかしていなかった気がします

2.ドガスダイナ 先攻〇6-3
正直1戦目がひどすぎたんですが、逆に割り切って2戦目に臨めました
序盤展開はあまり覚えていないんですが、サイドが3になるタイミングでカウンターゲイン+ドレッドエンドで無傷のムゲンダイナVMAXにセキタンザンVMAXがやられてしまいました
ただ、その場の状況的にエネルギーをつけにくいこと、ベンチに空きが少なくデスカウントまではつながりにくいことなどを考え、地ならし猿知恵をエネポーターに使ってムゲンダイナVMAXのハイド悪をジグザグマに動かして素噴火弾を選択しました

入れ替えられてもウィークガードを貼られなければ次ターンボス噴火弾当てで倒せるため、最も警戒すべきはデスカウントでしたが、お相手のクロバット引きが良くなくムゲンダイナが居座ったため噴火弾を当てて勝ちでした

3.ブルーレシリザ 先攻〇6-1(?)
先ほどお隣の卓で試合をしていたレシリザの方だというのは割れていたので、じゃんけんに勝ったら後攻を貰うつもりでした
が、じゃんけん敗北 暗雲立ち込めるスタートになります

初動はセキタンザンを準備することに失敗し、ヤレユータン前で返し
お相手も最良とは言わないですがフレアスターターを決めてレシリザの準備完了

無理にセキタンザンを出して殴りに行くと撃ち負けると考えたため、後ろで建てて番を返しました
そうするとお相手がボルケニオンを下げてレシリザでヤレユータンを倒してくれたため、こちらが後からセキタンザンを出すことに成功

さらにマリィを撃ちながらディアンシー◇を出してで150点噴火弾を当て、ヒート炎込みでも確二圏内にいれました
このあたりからお相手相当苦しかったらしく、後ろにコータスを出してレシリザ殴りで返ってきたため普通にレシリザを倒してサイド3

前ボルケニオンで小突きつつコータスを育成する路線のようでしたが、ボス→巨大岩石でコータスを倒して詰めました

終わった後にお話を聞いたら、大きなお守りが2枚サイド落ちしていたらしく、非常に厳しかったとのこと
ただしお守りがあっても道場を置けば十分火力が足りるので、1発目のディアンシー込み噴火弾が偉かったです

4.マッドパーティー 先攻〇6-3
ギリギリ望みをつないできた4戦目
またまた隣の卓でプレイされていたマッドパーティーの方とわかっていたため、いざとなればボスデデンネ→マグマッグでマグマで囲むで山切れを狙おうと考えていました

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じゃんけんに勝って先攻を取れたため初手にマグマッグを2匹展開
お相手が後1で攻撃してこなかったためセキタンザンVMAXでテンポよく倒し始めます ここでストーン闘を2枚貼れたのが偉かった
途中展開に余裕があったため、2枚目のサイドを取るタイミングでコンボを使用し、サイドを残り3枚にしました

デデンネが場に出ていたためもう一度コンボを使って試合を強制的に終わらせるか、展開優先で1-2でサイドを取るか少し悩みましたがコンボ2回目は現実的でないため回収ネットをマグカルゴに使用して地ならしを2回使用
次のターンに備えました

返しでボスマグカルゴされましたが、最初の地ならしで回収ネット→ネット使用でセキタンザン出し→後ろ進化でボストップセット→ボスデデンネで勝ちでした

因みにお相手のデッキがすべて色違いマッドパーティで統一されていて、整った綺麗なデッキでしたw

ここまでで何とか3-1としたものの最初に負けた方が1-3になってしまい、なおかつ両負けをしていたのでオポネントは最悪であることが想定され、半ばあきらめの気持ちで待機していました

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結果的には3-1の人数が8人しかいなかったおかげでギリギリ予選を通過し、決勝Tにあがることができました
一度死んだ身なので気張らず行こうと思い、あまり堅くならなかったのも良かった点かと思います

ベスト8.カイオーガ 後攻〇6-3
間違いなく今回のベストバウトです
詳しく説明するとデッキタイプの解説からになりそうなので追記に書いておきます

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流れとしてはカイオーガのアメイジングサージでマグカルゴ、デデンネ、ヤレユータン、ネギガナイトが80点ずつ貰ってしまったため=これらが全部やられると3ターンで負けてしまうと判断し、セキタンザンほぼ単騎の状態にして戦うことを決意しました
マグカルゴは回収してしまうと2度と立たないのに比べ、ヤレユータンは最悪一発耐えることが出来るためヤレユータンを回収し、噴火弾でエネルギーを蓄えていきました

そうするとパルキアGXを即時起動され、ゼロパニッシュGXを撃たれてしまいます

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もう万事休すか…と思いましたが、残りサイドが3だったためコンボでパルキアを倒すor誰か1匹+パルキアを処理で勝ち筋が残っていると判断したため、ボスの指令でカイオーガを呼び出しお祈り(トップセット無し)噴火弾を撃ちました
結果エネルギーが直撃し、カイオーガをワンパンすることが出来、次ターンに160ダメージ受けながらも生存していたネギガナイトにスイッチしてパルキアをワンパンして勝利しました…

一度も見たことも考慮したこともないデッキで、非常に驚きの連続でしたが要所要所で”負けないための選択”が出来たのは良かった点かと思います

ベスト4.ルガルガンセキタンザン 先攻〇6-1(?)
とんでもないデッキの次にまたとんでもないデッキを引きましたw
こちらも詳細は末尾に記載します

開幕時はバリヤードスタートとあまり良くなかったもののセキタンザンを置くことには成功しました
相手はセキタンザン2体という布陣から出してきたのがまさかの”イワンコ”

色々ありましたがバリヤードを倒してもらった返しにセキタンザンを出し、エネポーターでストーン闘をはがすことに成功します
さぁ殴るぞ~と息巻いていたところ、まさかの進化できず()
ただここでエネルギーは足りていたため、焼き焦がす+格闘道場130+やけど20*2で170を与えることに成功し、結果ロスなく展開しました

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この後もルガルガンGXに進化されてエネをはがされる等紆余曲折ありましたが、最終的にはセキタンザンVMAX+クロバット+ヤレユータンで3-2-1の取り方を成立させて勝ち

お相手の方とも終了後に話しましたが、ミラーではやはりマグカルゴの盤面操作能力が大きかったですね

決勝.小ズガ 後〇4-0(時間切れ)
正直前回と同様に立川で決勝の舞台までたどり着くことが出来、この時点でかなり満足していました

相手は対策切り気味だった小ズガ
厳しいかな~と思いつつも、理想形に近いセキタンザン*2、マグマッグ*2の盤面を作ることに成功しました

先2で相手のジラーチが逃げられず、全員生存したため後2でマリィを撃ちながら噴火弾でジラーチを倒しつつストーン闘を2枚貼る動きをすることができました

ここからお相手がムキムキセキタンザン処理にてこずっている間、3ターン連続でマリィを撃ち続け、かつグレートキャッチャーオドリドリに巨大岩石をぶち当てることに成功したため、非常に有利な盤面を作ることが出来ました

結局火の玉サーカスを最終ターンに撃たれましたが、250(軽減で210)に抑えることができ、時間切れのタイミングで小ズガを倒してサイド4枚目を取って勝ちという流れになりました

6.最後に

まさか前回の準優勝を上回る結果を残せるとは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

非常にうれしいです。しかも連続ですからね!
世界も見える範囲内だと思うので、トレーナーズリーグポイント稼ぎもしっかりとこなして行きたいです

前回の記事、それから竜星のPAOさんのTwitterのおかげでオクタンスリーブの人と知名度が若干出て?きているみたいでありがたい限りです

また、Bレギュレーションとしての大型大会はCL京都がなくなってしまったため自分としてはこのシティが最後になります。個人的に付き合いの長い地ならしマグカルゴを最大限に活用して優勝できたのは感慨深いですね…

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最後に
今回シティーリーグに参加させていただくにあたり、
対戦してくださったお相手の方々、
感染防止対策に気を配りながら大会を運営してくださった店舗、ジャッジの方々、
そしてひたすらテレポケカ練習と構築相談に付き合ってくれたAndy(@ShoAndo)さん、Mt.fuji(@l_nihamakene)
全ての方に感謝して記事のほう閉めさせていただきたいと思います


本当にありがとうございました!!!

コメント、質問等あれば@3syokukennまでどうぞ‼


一応投げ銭方式+決勝Tのびっくりデッキ詳細レポを最後に着けておきます
かなり詳細に書いているので見づらいところはありますが、一見の価値ありだと思います

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