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水源地の村を作る「奈良県川上村」後編

皆さんこんにちは!

前回水源地の村を作るの前編をお話させていただきましたので
本日は、後編に入っていきたいと思います。

長い歴史を超えて、ようやく源流ツーリズムが出てきますので
ぜひ読んでいってください。

歴史

①平成6年(1994年)水源地の村づくり 決意
②平成8年(1996年)川上宣言 発信
③平成11年(1999年)吉野川源流ー水源地の森 購入
④平成14年(2002年)森と水の源流館 設立
⑤平成26年(2014年)第34回全国豊かな海づくり大会 開催
⑥令和元年(2019年)エコツーリズム推進法に基づく全体構想 認定
⑦令和4年(2022年)かわかみ源流ツーリズム 始動  

⑤第34回全国豊かな海づくり大会

「全国豊かな海づくり大会」は、水産資源の保護・管理と海や湖沼・河川の環境保全の大切さを広く国民に訴えるとともに、水産業の振興と発展を図ることを目的として、天皇皇后両陛下ご臨席のもとに、毎年全国各地を廻りながら開催されている大会

平成26年11月16日、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、「第34回全国豊かな海づくり⼤会〜やまと〜」が開催され、川上村では、「放流・歓迎⾏事」が執り⾏われました。大会の開催テーマは「豊かなる 森が育む 川と海」。

水源地の村として豊かな海を育むためには豊かな森や山がある必要があり
この川上村の水源地の村づくりが大きく評価された行事となりました。

⑥エコツーリズム全体構想 認定

このように水源地の村として環境を守りつつ、観光を促進していく中で
2019年11月16日、川上村は環境省などが推進しているエコツーリズム推進法に基づく全体構想の認定を受けました。

小泉進次郎環境大臣より認定証を授与


⑦かわかみ源流ツーリズム 始動

こうして、エコツーリズム全体構想の認定を受けた川上村は
エコツーリズムを推進していくための基盤づくりを始めました。

動き出した当初は事務所もなく、役場の一室で
本格始動に向け準備をする日々。

そして、認定から約2年半後の4月
水源地の村づくりの集大成として、川上村の資源を守り、活用していくためかわかみ源流ツーリズムが発足しました。

2022年7月には川上村の商工会館をリニューアルし
1Fに観光案内所兼事務所をOPEN。

OPEN記念式典 テープカット

かわかみ源流ツーリズムでは
村民さんと一緒に作る体験プログラム(エコツアー)の企画・運営や
観光案内、移住相談まで幅広い業務を行っております!

私たちからのメッセージ


川上村は水源地として古来より山林を守り土砂流出を防止し、
川を守り続けてきました。

そして今、守り続けてきた森や水、人々の暮らしの中にあるかけがえのない価値を見つめ直し、それを伝えたいと思っています。

私たちが暮らす川上村には、当たり前のように新鮮な空気と
美味しい水があり、四季折々の山の恵み、川の恵みがあります。
また、夜空に満天の星を楽しむことができます。

豊かな自然と歴史と文化。
今後もこれらを「守り続けるべきもの」として、その価値を多くの人と共有し、変わることなく10年後、100年後の子どもたちにつないでいきたいと考えています。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

まだまだ走り出したばかりですが、
かわかみ源流ツーリズムをよろしくお願い致します!

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