かわかみ源流ツーリズム(奈良県川上村)

都会では得られない感動がぎゅっと詰まった村「川上村」。 よくある山奥の村だと思うかもし…

かわかみ源流ツーリズム(奈良県川上村)

都会では得られない感動がぎゅっと詰まった村「川上村」。 よくある山奥の村だと思うかもしれませんが、川上村にしかないモノがたくさんあります。 そんな“ちょっとディープな川上村”をお届けし、少しでも多くの人に好きになってもらえたらなー なんて思いながら更新をしていきます。

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最近の記事

待ってたよ

10月15日家でお昼を食べて出かけようと、フジバカマの花を見に行った。 花もかなり咲いたから、知らないうちに来ているんだろうと思いつつも、 その姿を見ないことには、落ち着かなくなっていたので、朝に、昼に見に行ってた。 今日、発見!「待ってたよ」と、撮ったのがこの写真です。 暑い夏が過ぎ、急に寒くなってきたけど、変わらずに来たね。 去年も10月13日に来ていた。まだ季節はあまり変化なく巡っているのかな。 これからも、秋を切り取って投稿したいと思います。

    • 今朝の畑

      秋、冬野菜の種まき、苗植えはほぼ終わりました。 暑い夏から昨日、今日の朝は寒くてエアコン暖房を入れました。 昼間は、少し動いただけで汗をかくし、体調管理が難しいです。 さて、今朝の畑は、夏の名残のキュウリ、ナスの横で芽を出している 小松菜の写真です。 これから、追肥と間引きをして大きくなってくれるでしょうか。 虫との闘いが待っていますが・・・。 今朝の庭には、けものが掘り返したような跡がありました。 近くの家では百合のゆりの球根が掘られたと聞きます。 そういえば、昨晩会議帰

      • 亥の子餅

        「亥の子餅」ってご存じでしょうか。 旧暦亥の月(今でいう11月)の亥の日に食べるもので、平安時代から宮中の行事で頂いていたり、『源氏物語』にも登場していたり、お茶の世界では炉開きの茶菓子とされているそうです。 「無病息災」を祈るものだそうですが、いのししの多産にあやかり「子孫繁栄」の意味もあるのだとか。 秋になると、いのししの子(ウリ坊)に似たお菓子を和菓子屋さんで見かけることもあるかと思いますが、川上村の亥の子餅はちょっと違います。 見た目はいわゆる「おはぎ」に似た

        • 川上村の「家庭の味」を守り伝える(ガイドインタビュー:ぱくぱく館の皆様)

          道の駅「杉の湯川上」で人気のお土産をご存じでしょうか。食べ出したら止まらない「かきもち」や、数量限定、出会えたらラッキーな幻の「火打餅」など、素朴ながらも美味しいお菓子があります。これらは、川上村高原(たかはら)にある「ぱくぱく館」で作られています。  ぱくぱく館の歴史は、ホテル杉の湯開業に合わせ村が観光に力を入れ始めた頃から。婦人会が中心となり村の特産品づくりに尽力されてきました。  「どんなものが川上村らしいかなと考えて、(高原の)氏神さんの火打石をモデルにした『火打餅

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        • 田舎暮らし日記
          3本
        • かわかみSNAP
          2本
        • ひとめぐりかわかみガイド紹介
          5本

        記事

          夏の終わり、秋の訪れ(かわかみSNAP10月)

          こんにちは。 夏の暑さが少しづつ落ち着いてきたと思ったら、朝晩は急に寒くなり季節の変化について行けていない今日この頃です。 さて、今回は『かわかみSNAP10月号』ということで今までに撮影をした10月の写真を載せていこうと思います。 10月の川上村は山に登っても暑すぎることはなく、景色は夏の緑がだんだんと紅葉し始め、色とりどりの綺麗な姿を見ることができます。秋の実りは台風とたたかないながらラストスパート。虫たちも暑さから解放されて心地よい音を奏でてくれます。 トレッキ

          夏の終わり、秋の訪れ(かわかみSNAP10月)

          奈良県川上村のスナップ写真を集めたかわかみSNAPを開設!

          かわかみ源流ツーリズムは事務所をOPENし2年が経ちました。 この2年間でたくさん写真を撮りました。 村での体験の様子や、暮らし、風景のスナップ写真など。 ぜひたくさんの人に見て、川上村を感じてほしいと思い このたびInstagramで新アカウント『かわかみSNAP』を開設しました! 合わせてnoteでもスナップ写真を掲載していきます。 基本的には1年以上前の同じ月、または前後に撮影した写真を掲載します。 この時期にはこんな花が咲くんだな、こんな生き物がいるんだな、な

          奈良県川上村のスナップ写真を集めたかわかみSNAPを開設!

          10月2日朝は涼しくなりました。

          今日は定休日ですが、研修もあり出勤日となりました。 朝から、地元の徳蔵寺に境内に遅れて咲き出した「彼岸花」の撮影に 事務所の若手と行き、撮影と和尚のお母さまと話をしてきました。 田舎の日常を、とにかく載せて行きたいと思い立ち第1回目の投稿に なります。 写真は「彼岸花」ではなく(会社のインスタを見てください。) 私の家の畑に植えた、多分「文旦」です。 なかなか花芽も少なく、実をつけなかったのですが、一つだけ葉っぱの陰で徐々に大きくなっていました。 いろんな暮らしの日々をお贈り

          10月2日朝は涼しくなりました。

          葉っぱを追いかける日々 その魅力に迫る(ガイドインタビュー:ネイチャーガイド 丸毛絵梨香さん)

          かわかみ源流ツーリズム、人気の体験プログラムのひとつ「木の教室」。ガイドをしてくれているのは、葉っぱが大好きなネイチャーガイド、丸毛(まるも)さん。そんな丸毛さんが樹木の魅力に惹かれた秘密をお伺いしてきました。  学生時代は京都の大学と北海道の大学院で森林生理生態学を専攻し、森林づくりのボランティアなどもしながら樹木について勉強をしてきたそうです。  川上村の人に木の種類について聞いてみると「杉と桧。あとは雑木」と冗談混じりに返ってきますが、その種類は数千種類以上。杉桧の人

          葉っぱを追いかける日々 その魅力に迫る(ガイドインタビュー:ネイチャーガイド 丸毛絵梨香さん)

          長く愛される柿の葉寿司 その美味しさの秘訣は・・・?(ガイドインタビュー:柿の葉寿司の里かわかみ 徳岡康伸さん)

          吉野町から一六九号線を南下し、トンネルを抜け、川上村に入ると見えてくるのは緑の看板「草もち・柿の葉すし徳岡」。このお店のご主人である徳岡康伸さんは「柿の葉寿司の里かわかみ」の代表でもあります。 徳岡さんが柿の葉寿司を作り始めたのは今から約二十八年ほど前。当時はお店もなく、お母さまがイベントの時に売るのに作っていた柿の葉寿司作りを手伝ったのが始まりだったそう。 「昔知り合いに誘われて又兵衛桜が咲くころに、たくさん柿の葉寿司と草もちをもっていっとったんです」と徳岡さん。 又

          長く愛される柿の葉寿司 その美味しさの秘訣は・・・?(ガイドインタビュー:柿の葉寿司の里かわかみ 徳岡康伸さん)

          「草食べに来て~」ピンクのパワフルお母さん(ガイドインタビュー:塩谷加壽子さん)

          「これも食べれんねんで。こっちは・・・」 笑顔が素敵な塩谷加壽子(しおたにかずこ)さんは、お料理上手、お話上手なお母さん。塩谷さんと話していると、山菜に限らず、こんな食べ方ができるんだ!という発見も多く、なんだかお腹が空いてくるから不思議です。 「昔はお祭りのときにこんなことしてたんよ」「こうやって食べた味が忘れられなくて・・・」食にまつわるエピソードが次から次へと飛び出してくるので、ついつい長話しをしてしまいます。 塩谷さんの住む井光地区は、川上村の中央部に位置し、『古

          「草食べに来て~」ピンクのパワフルお母さん(ガイドインタビュー:塩谷加壽子さん)

          つなぎ続ける徳蔵寺の想い(ガイドインタビュー:徳蔵寺 寺族 辰巳悦佳さん)

          徳蔵寺とは? 白倉山と五社山の中腹中央を背に集落を見渡す少し高いところにある徳蔵寺。その歴史は長く1300年にも上るお寺です。(現在の建物は文化11年1814年上棟)境内には庚申堂があり、畿内三庚申のお寺としても知られています。 徳蔵寺は四季折々の姿を魅せてくれるのも特徴の一つ。 春には見事なしだれ桜が立派に咲き誇ります。今のしだれ桜は現在2代目で、1代目は伊勢湾台風の時に折れてしまったのだそう。 夏のお盆には、帰ってきた死者の魂を現世からふたたびあの世へと送り出すため

          つなぎ続ける徳蔵寺の想い(ガイドインタビュー:徳蔵寺 寺族 辰巳悦佳さん)

          かわかみ源流ツーリズムって??

          皆さんこんにちは!! 今回は私が勤めている「かわかみ源流ツーリズム」について 少しお話していきたいと思います。 かわかみ源流ツーリズムについて 基本理念 何をするところ? 簡単に言うと、村の自然や・歴史・文化を保全しながら活用し、 それを皆さんに楽しんで体感していただけるように 村民さんと一緒になってエコツアーを企画、 運営し、村を元気にしよう!という組織になります。 また、日常的に川上村の観光案内や 移住定住に関する相談も行っています。 実は色々と取り組んでい

          かわかみ源流ツーリズムって??

          水源地の村を作る「奈良県川上村」後編

          皆さんこんにちは! 前回水源地の村を作るの前編をお話させていただきましたので 本日は、後編に入っていきたいと思います。 長い歴史を超えて、ようやく源流ツーリズムが出てきますので ぜひ読んでいってください。 歴史⑤第34回全国豊かな海づくり大会 平成26年11月16日、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、「第34回全国豊かな海づくり⼤会〜やまと〜」が開催され、川上村では、「放流・歓迎⾏事」が執り⾏われました。大会の開催テーマは「豊かなる 森が育む 川と海」。 水源地の村とし

          水源地の村を作る「奈良県川上村」後編

          水源地の村を作る「奈良県川上村」前編

          皆さんこんにちは! 本日も吉野がお送りいたします。 かわかみ源流ツーリズムについて、前回少しご紹介させていただきましたが 今回はここに至るまでの経緯を簡単にご紹介させていただきます。 こうして、今の川上村があるんだな~と なんとなくわかっていただきながら遊びにも来てもらえると 私たちはとっっっても喜びます。笑 歴史長い歴史なので語りだすと長くなりますが、 できるだけコンパクトにお伝えします。。。 ①水源地の村づくり 昭和34年、突如やってきた大型の台風「伊勢湾台風」

          水源地の村を作る「奈良県川上村」前編

          奈良県川上村から、情報発信頑張ります!

          はじめまして! 奈良県川上村の「一般財団法人 かわかみ源流ツーリズム」広報担当の吉野です。 あー、川上村ね。レタスが有名なところでしょ? はいはいはい。そうなんです。よく言われます。 川上村で検索しても長野県川上村が一番上にでてきますしね。 でも違うんです。 私がいるのは、「奈良県」の川上村なんです! ということで、みなさんもあまりご存じではないかと思いますので まずは川上村と私についての自己紹介から。 自己紹介川上村について 川上村を一言で表すと、「山にある村」で

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