それは青春。2020年8月25日(火)
明日、部活の引退式がある。
引退式と言っても厳かなものではないし、先月の演奏会で引退したので部活に遊びに行く感覚だ。
その演奏会の動画を少し見ていた。
やっぱり、楽しそうだし、上手いなって思った。
中学の部活で、文化部は吹奏楽部しかなかったから、運動が苦手なわたしは吹奏楽部を選んだ。それが、わたしの人生の正解だった。
高校までやり遂げられると思っていなかった。辞めなくて良かったと、これはいつも思っている。顧問に救われました。
後輩たちに伝えたいことがありすぎて困る。
みんなで意見を出し合って、なんでも言い合える関係になって欲しい。幹部や係だけに責任を集中させず、一人ひとりが部活の一員であることを自覚していて欲しい。下校時刻は絶対に守って欲しい。挨拶と返事はちゃんとして欲しい。
困ったときは、身近な人を頼って欲しい。
顧問とコーチは、わたしたちを助けてくれるよ。
わたしは、青春というものを、高校の吹奏楽部で知りました。帰りにコンビニで何か買って食べたり、くだらないゲームをしたり、真剣に部活のことを話したり、一緒にステージに乗って演奏したり。
辞めたいと思ったこともあった。苦しんだこともあった。
それでも、わたしは、
マイナスな出来事も全てひっくるめて愛しているし、わたしの人生でいちばん濃い時間だった。
そんな時間も、明日でいい加減キリをつけなきゃいけない。楽しかった。幸せでした。
前向きに、引退式に臨みます。
吹奏楽部で過ごした日々よ、永遠なれ。
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