さようなら、女子高生のわたし。2021年3月31日(水)

女子高生じゃなくなる。

短い人生の中で、高校生の3年間が楽しすぎて、これ以上楽しいことはないんじゃないかと思ってる。ちょっと振り返ってみようかな。

ギリギリの成績で合格してこの高校に入学した。1年生の担任は怖かった。吹奏楽部の演奏に聴き惚れて、吹奏楽部に入部。結局、中学のときと変わらずにチューバをする。

2年生になったら、仲の良い子がいないクラスになってしまった。勉強はつらかったし、部活も辞めたかった時期。この時期も、今のわたしを作ってる大切な時間だった。客観的に部活を見れるようになった気がする。あとは自分と向き合えた。修学旅行も楽しかったなあ。

そして異例づくめの3年生。コロナのせいで長い休講期間があった。部活やクラスでZoomをした。学校に行けるようになってからはあっという間だった。夏に部活で身内向けの演奏会をして引退。全国大会があるから一瞬部活に行った秋。受験を終えて定期演奏会のために復帰した春、の少し前。クラスに、いつも一緒にいれる友人がいて、仲良いグループができた。みんなと一緒にお弁当を食べるのが楽しかった。面倒だなって思うこともあったけど、喋り始めたらめっちゃ楽しい。クラスも担任も、本当に良かったなあ。

わたしの青春は、クラスよりも部活だった。現役で部活をしていた頃は、早弁をして部室に引きこもっていた。楽器吹いたり課題したりダラダラしたり。休みの日も、誰よりも早く学校に行って、顧問が来たら部室の鍵を借りて、誰もいない部室で楽器と遊んでいた。お祭りにも花火大会にも海にもプールにも行かない夏休みだってよかった。部活ができれば、みんなといられれば、チューバが吹ければ、それでよかった。

部活の話をし出すと止まらなくなるね。

とにかく高校は楽しかった。

明日から始まる新年度、不安だなあ。入学式はちょっと先。つかの間のお休み。

ちょっとしみじみちゃうね。今日は友人たちとご飯を食べた。県外に出る子とはしばらく会わなくなる。寂しいね。こうやってどんどん生活は変わっていく。桜も咲くし、暖かくなって。気づけば夏が来てしまう。

さて、ペンネームも変えなきゃですね。もうすぐ、わたしは女子高生じゃなくなる。入学式くらいまでには変えようかな。

さようなら、女子高生だった日々。
さようなら、何にもなれない女子高生。

ハロー!新しい日々!

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