吹奏楽したいよ。2020年4月25日(土)
テレビで大阪桐蔭の吹奏楽部を見て、強豪校が羨ましくなった。
わたしは、違う青春をしてみたかった。こんな生ぬるい部活じゃないところに行けたなら。今が充実してないわけじゃないけど、時々夢見てしまう。もし、強豪校に行けたら?
一度だけ、全国大会に出場するような学校と合同練をしたことがある。本当に雰囲気が良くて、ここにいたいなって思った。人が来ることに慣れていて、こっちの緊張を和らげようとする感じとか、的確な指示とか、すごいなあって思うとこばっかりだった。憧れた。
何よりすごかったのは演奏で、なんて言えばいいか分からないけど、本当に素敵だった。音の厚さとか、熱とか、何もかも違った。いい音だった。わたしもそんな音を出したいと思った。たまに聴き返すが、毎回感動する。
その合同練以来、わたしは強豪校で吹奏楽をしたかったと思っている。
もちろん自分の学校の吹奏楽部も好きだけど、やっぱり別世界を夢見てしまう。
もっと吹奏楽中心で高校を選んでみたら良かったなって、考えてしまうこともある。
高校生が終わったら、きっともう吹奏楽はできない。できたとして、何年後になるかわからない。こう思うと、この学校を選んだのは正しいのかわからなくなってしまう。
結局わたしはいつまでも、吹奏楽の強豪校への憧れを抱き続けている。
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