『あなたに触らせて』を観た話。2020年3月21日(土)

暇、とにかく暇。課題のやる気も起きず、Twitterの動かないタイムラインを眺めていました。

わたしの母が、嵐のドキュメントを見るためにNetflixに入っていて、わたしも見れるので、とりあえずマイリストに見たい作品をたくさん入れていたのを思い出しました。

見たい作品の中の一つに、『あなたに触らせて』があり、今日はそれを観ました。

(ここから感想になります。基本的に不確かなことしか言いません。批判しないで。好き勝手言わせて。間違いあっても見逃して。ネタバレとか気にせず書いてます。)

登場人物は、口と肛門が逆になっている少女、目が無い代わりにピンクのダイヤを付けている娼婦、顔の半分が垂れ下がっている女性、(たぶん)全身ただれている男性、軟骨無形成症で四肢が短いため着ぐるみの中身として働いている女性。見た目が印象的なので絶対忘れないと思います。
他にも、歩けるが脚を切り落としたいと思っているため車椅子に乗っている男性、奇形しか愛せない男性が出てきます。
それぞれ抱えるものがありながら生活していく中で、心が変化していくという物語、という言い方でいいのかな……。

映画の感想とか書いたことがないので右も左も分かりません。わたしは読書感想文しか知らないよ。読書感想文、すごく嫌いでした。

話を戻します。

この作品において、健常者の方が怖かったです。
口と肛門が逆になっている少女を襲おうとする男子2人が本当に怖い。人として絶対にしてはいけないことをしている。たぶん何が悪いか分かっていない。自分の好奇心だけで行動をしている。ゾッとしました。もうその2人だけは見たくない。

全てピンクと薄紫で統一されていて、家の中などは可愛いのですが、繰り広げられる物語とのアンバランスさみたいなものの中毒性が凄かったです。本当に見続けていいのかと何回も思いました。

性行為は普通にあるし、理由も分からずおばさんの裸が出てくるし、おじさんが自慰してるし、性器は隠れてないし、吐瀉物は出てくるし、ここだけ見ると酷いなという感じですね。

ハッピーエンドって言っていいか分からない。人によって受け取り方は様々だと思います(映画ってそういうもん)。前向きになった人もいれば、それで良かったのかなという終わり方の人もいて、なんて言えばいいのか、結局それぞれの気持ちが大事だなと思いました。

感想の幼稚さが酷い。

わたしは、この映画を見たことで前向きになったとか、そういうことは全くなくて、むしろ気持ちが沈んだような感覚です。決して悪い沈み方ではないのが不思議な感じです。頭の中を引っかき回れたというか殴られるというか、そのくらいの衝撃が終始あった作品でした。

本当に凄い映画だったな。

自分の中だけに留めていたいけど、人に勧めたいような気もします。リアルの人に勧めるのはなんとなく気が引けるので、noteに書きました……。

今回はいつもに増して駄文になってしまった。感想文は得意でないのですが、こればかりは感覚を文字起こししたくて頑張りました。

読書感想文とか課せられてるから嫌になるけど、自ら書こうとすると楽しいですね。また何か見たり読んだりしたら書きます。

#日記 #エッセイ #エッセイもどき #女子高生 #書き物 #吐き溜め

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