戦争の構造

中東で戦争が始まっている。
突如としてイスラエルが襲われ、すでに1万人以上の死者を出している。
単発の事件ではなく、戦争が始まっている。

日本はたまたま(ではなく軍事力、外交、同盟で)戦争がない状態が長く続いているが、
世界ではいつでも戦争が起きている。
報道されたかどうかだけだ。

パレスチナとイスラエルの戦いは長い。
元々の原因はイギリスにあるのだが我関せず。

イスラエルが被害を受けた、とのことだが、モサドが武器の輸入を察知していなかったとは思えない。
事実エジプトの記事ではモサドは知っていた、と書いている。

ウクライナの戦争が落ち着き、中東に飛び火。
次はアジアか。
武器を作ったら使わなければならない。
長期間使える。
軍備を整えるために多額の借金をする。
戦争に勝てば取り返せる。
実は勝っても借金は手元に残り、相手国を焼け野原にしたら利益はない。
では第三国の戦争で稼ぐしかない。
次はアジアで自分たちは被害を受けないところで稼ぐ。

ウクライナ、中東で多額の損失を出した金融、武器商人はそう考えるでしょう。

サピエンスは進化しないのか。
平和ではダメなのか。
憎しみの連鎖はどうやったら止められるのか。

人類学の成果を求めるのであれば、サピエンスの行動原理を理解し平時に戻すことだ。
残念ながら連綿と続くサピエンスの愚かな闘争をすぐに止める術はまだ見つかっていない。

あるとすれば圧倒的強者が軍備を保って一切戦争しないこと、になる。がそれはそれで独裁体制の問題が生じる。

欲望の制御が根本にあり、縄文人は欲望増幅の道に入らなかった。
その後を見ると日本も十分戦闘民族なのだが、
縄文のDNAが残っているはず。

戦時を平和に転換する方法論を研究したい。

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