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推進力と意識改革 J1第2節 サガン鳥栖戦@パナソニックスタジアム吹田

観衆25000人超え。SNSに投稿されるゴール裏のチャント。ホームパナスタにも雰囲気が戻ってきました。
宮本元監督が退任してから、あまり使われていない気がしますが、このホームの「圧」はガンバの1つの武器であることは間違いないです。
DAZNの放送越しにも熱気が伝わってきました。

1.スタメン


開幕戦と選手の入れ替えがありました。
前節スタートの杉山選手がなんとベンチ外でアラーノ選手が復帰。
そして、好パフォーマンスを見せていた、ネタラヴィ選手と山見選手が先発。
アンカーとインテリオールのメンバーを見ていると、スタメン争いも熾烈。
山本理人選手でさえ、ベンチ外。オリンピック代表を目指すのであれば、このメンバーを乗り越えてスタメンをダッシュしてほしい!

2.ハイプレスをさせない。中盤の質の高さ。

中盤3人、特に宇佐美選手とネタラヴィ選手はJリーグの中でもすでに屈指の実力。プレスにくる鳥栖相手にも落ち着いて対応。
11分にはインサイドラップをしてきた半田選手を使ってのビルドアップ。
右サイドからのサイドチェンジで最後は山見選手の左45度からのフィニッシュ。欲しくも相手GKのファインセーブでゴールとはなりませんでしたが、試合後、鳥栖の藤田選手のコメントにもありますが、プレスに来なくなりました。
38分にもネタラヴィ選手が相手の中盤を剥がし、前線に顔を出してきた宇佐美選手が左足を振り抜く。これは、ポスト直撃。
前半は60%の支配率でガンバのペースで折り返しました。

3.後半の我慢。

51分。前半惜しくもVARでオフサイド判定となり、ノーゴールとなった鈴木選手が今度は正真正銘のゴールをうばい先制。セットプレーからも得点をあげられることは好材料。

しかし、先制点後流れは完全に鳥栖へ。
原因として考えたのは
1.中盤の3人の足が止まってきたこと。
2.交代出場の富樫選手がガンバのDFラインを押しさげた。
3.藤田選手がDFラインまでおり、それについていったネタ選手。
 残ったダワン選手の両脇を使われ劣勢に。

その、悪い流れのまま65分樺山選手のゴラッソで同点。
樺山選手うまいですよね。高校からの注目選手でした。

失点後も流れは鳥栖。富樫選手にもゴールネットを揺らされますが、これはVARでオフサイド。

この、VARチェック中選手で集まって話す姿が。
昨年まで、失点後のメンタリティが課題となっていた気がするので、
これは、宇佐美キャプテンを中心として頼もしい姿。

71分山本選手と、そしてついにイッサムジェバリ選手を投入。
徐々にペースを取り戻していきます。

79分には、ジェバリ選手がキックフェイントからの左足のシュート。
所見ではさすがに引っかかりますよね。

試合終盤は一進一退のオープンな展開。
アディショナルタイムには途中出場の食野選手のシュートなど攻め込みます。
しかし、そのまま1対1で試合終了。
開幕節に引き続き、引き分けの結果に終わりました。

最終盤、宇佐美選手とジェバリ選手のコンビネーションが合わなかったりと、まだまだこれからな感じでしたね。



4.まだまだこれから

開幕節に引き続き。ポヤトス監督の狙いが伝わる試合でした。足がとまる後半の戦い方、最後のフィニッシュ。アタッキングサードの制度。ジェバリ選手などのコンディションなど。まだまだ上げていくところがありそう。

いや、上げていけるところ、伸びしろがたくさん。
ポジティブに捉えましょう。
ジェバリ選手の試合後コメントにも、W杯後の初公式戦で怪我明けともありました。フルパフォーマンスで周りともあってきたら、、、
楽しみでしかないです。

今年は、積み上げの年。もちろん勝利を追い求めてはいきますが、狙いの見えるサッカーはストレスが少ない。
バックパスの多かった近年。
前を向いてくれる、推進力をもたらしてくれるネタラヴィ選手。
去年の悔しさをバネにしてくれているであろう山見選手。
見ていて気持ちがいい。

まだまだ、戦術を浸透させている時期。選手の見極めの次期。
これだけ、激しいスタメン争いをしている中で、若手もきっと成長してくれるはず。

クラブ、サポーターの意識を変えていかなければいけません。
宇佐美選手のコメントにもありました。
「1−0などの僅差で勝利することになれている」

これは、しばらく続くでしょう。
この試合も先制後に後手に回る展開。

やはり、2点目3店目を取り、試合を決定づけられるように圧倒したい。

それができるのが、マリノスやフロンターレ。
そこをやはりポヤトス監督とは目指したい。

意識を前へ。

次こそ勝利を!


現地で応援されたサポーターの皆さん。お疲れさまでした!

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@GAMBAOFFICIALより

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