【2017.2🖋】LDHとの12年間を振り返る②

2017年2月に他ブログサイトで執筆したものを移行しました。

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前回の懐古記事に対して、「勉強になった」とのお言葉を頂きまして、小躍りしました。
1人で勝手に懐古すればいいものをわざわざ垂れ流しがちなのは、「そのときならではの輝きを、今LDHが好きな人にも知って欲しい！」という、お前何様だよ感ありありの願望ゆえです。（そんな風に思えるようになったのは最近のことなのですが…）
ですので、「勉強になった」と言って頂けたのは、とても嬉しかったです；；ありがとうございます！

さて、本題に移りまして。
俊ちゃんが抜けた後のボーカルを、一般参加OKのオーデションで決めると聞き、「ヒロさん待ってください……ちょっと、あの、着いて行けないです……」と動揺を隠せなかった私。
その後どうなったのか。

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田崎さんがEXILEを救う…？

少し冷静になった私は思いました。


「あぁもう、EXILEは終わった」


生まれて10年程しか経っていないガキでしたが、これは確信に近いものがありました。
だって、あの俊ちゃんの…清木場俊介さんの後ですもん；；；；
当時から抜群の安定感を誇っていたあっちゃんの澄んだ歌声に、男性らしい力強さや心臓がギューッと締め付けられるような切なさをプラスしてくれていた俊ちゃんの歌声。
そんな歌声を持つ俊ちゃんの代わりになれる人なんて、いないと思っていました。
それくらい、あのツインボーカルは最強でした。

ですから自然とEXILEへの興味も、期待も、薄れてしまいました。

しかし。1年ちょっと本気で応援してきたグループの、新ボーカル誕生の瞬間を見届けないのはどうなのかと。
そう思った私はパソコンを立ち上げ、期間限定で開設されていたオーディションの特設ページを見にいきました。2006年9月18日のことでした。（当時書いてた日記にこの日の興奮が記されていた）
ファイナリストの顔写真と、簡単なプロフィールが掲載されていたそのサイト。
今やSECONDのボーカルとして輝いている、NESMITHさんもいました。

「うーん…この中から選ばれるの…？」

ピンとくる人がいないぞ、どうしよう。（魅力的な人がいない、という意ではなく、あっちゃんの隣に立ってしっくりきそうな人がいない、という意です。）
そう思いながらスクロールをしたその時でした。ページの一番下に掲載されていた彼が、目に飛び込んできたのです。

当時21歳のTAKAHIROさん

田崎敬浩ー！！！！！！

そうです、今や誰もが知っているEXILE TAKAHIROさんです。この写真を見た瞬間、思いました。

「絶対この人だ」と。

当時の私の目から見て、一番顔が端正だったからそう思ったのかもしれません。
でも、この写真を見てたかが10年ちょっとしか生きていない私は思ったんです。


「田崎さんが選ばれたら、EXILEは終わらないかもしれない」と。


日記にも、確固たる自信を持ってそう記しております。（めっちゃ上から目線ですね…子どものくせに何様だお前…）
そんなこんなで、数日後の新ボーカル誕生の瞬間が、楽しみになってきました。

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気が付いたら黒澤さんがいらっしゃった

2006年9月22日。日本武道館で「EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006～ASIAN DREAM～」最終審査が行われました。

当日の様子は、Yahoo!!動画（だったはず）で生配信されることになっていました。パソコンの前に母親とスタンバイして、新ボーカル誕生の瞬間を見守ります。
PBAと同様、まずはEXILEのライブパフォーマンスから始まり、1曲目は「Eastern Boyz 'N Eastern Girlz」でした。あっちゃんが、ハンドマイクではなくヘッドマイクで歌っている姿が新鮮でした。

「やっぱりかっこいい。でも、俊ちゃんいないの寂しい…」

そう思いながら見ていた私は、この曲が終わった直後に衝撃を受けることになるのです。それは。


気が付いたら黒澤さんがいらっしゃった


そうです。今やMr.EXILEと呼ばれ、EXILE THE SECONDでも大活躍。優しく仲間想いでスタイル抜群で、ちょっと改行多めな熱い男AKIRAさん（本名：黒澤良平）です。

AKIRAさんの紹介ムービーが流れ、その後にEXILEの新メンバーとしてAKIRAさんが登場。EXILEメンバーと並んで、マイクを持って自己紹介する姿の違和感のなさ。
え…この人、RATHER UNIQUEにいた人だよね…？と困惑する私。


いや待ってくれ、こんなことがあっていいものなのか


ボーカルは数か月間に及ぶ全国規模のオーディションで選び、メディアの注目も集め、最終審査を武道館で行うほどの派手っぷり。
それに対してAKIRAさんは、RATHER UNIQUEのダンサーだったはずが、いつの間にかEXILEメンバーになっており、まるで最終審査のついでかのような初お披露目。
いや、ちょっ、いいの！？！？パフォーマーの扱い雑！！！！！

と一瞬取り乱しましたが、まあ良しとしました。
なんてったって、AKIRAさんの笑顔が緊張を滲ませつつも超幸せそうだった…よかったね…。

ちなみになのですが、AKIRAさんの加入は2006年6月6日にすでに世間に発表されていました。
VOCAL BATTLE AUDITION開催の発表と同時に。
当時の私は、オーディション開催が衝撃的過ぎて、AKIRAさん加入の情報を全く認識していなかったようです。

ここで小さいのですが、メディアでも度々紹介され、私も必ず目にしていたはずのオーディション宣伝用ポスター写真を見てみましょう。

しっかりいらっしゃる。

当時の私は何を見ていたのでしょうか。これだけは今でも謎です。


話をオーディション最終審査に戻します。
最終審査は、6人のファイナリストが順番にソロで課題曲「Lovers Again」を歌うことから始まりました。1人目が1番を歌って捌け、2人目が2番を歌う、3人目はまた1番を…といった形で繋がれていき、TAKAHIROさんが歌ったのは1番でした。（NESMITHさんはトリの2番でした。）
「動いてる田崎さんかっこいい！歌い方がイヤミったらしくない！」
そう感じながら課題曲審査を見届け、続いてはEXILEとの共演審査です。あっちゃんと一緒に歌い、曲によってはパフォーマーも踊ってくれる。半端なく個々人の個性が出ておりました。

TAKAHIROさんがあっちゃんと歌ったのは、「運命のヒト」。曲が始まり、あっちゃんパートに続いて、俊ちゃんパートをTAKAHIROさんが歌い始めます。

あ、やっぱりこの人しかいない。

母親も「この人いいかも」と言い始め、私は心の中でドヤ顔をかましました。正直、もっと上手い人はいたのですが、あっちゃんの声や歌い方と喧嘩をしないのはこの人だと確信しました。
ちなみにNESMITHさんはこのとき「Fly away」を歌っていましたが、完成度が半端なかったです。さすがプロ。

そしてオーディションは進み、遂に新ボーカルが発表されました。
あの有名な、「うぃな～い～ず・・・・・田崎敬浩ー！！！！！！！第二章、開幕ー！！！！！」の瞬間です。
TAKAHIROさんが選ばれてほっとした気持ちと、素人なのにプレッシャー凄いだろうなという気持ちと、これからのEXILE楽しみ！という気持ちが一気に来ました。

2006年9月22日は、EXILE TAKAHIRO誕生、そして私にとっては再びEXILEを追いかけようと決めた日となりました。

予定では今回で振り返りを終えるはずだったのですが、全くその気配が見えないのでこの辺りで締め括っておきます。 

最後に、今回話題に出したVBAの映像が見られる商品をご紹介します。
TAKAHIROさんの初々しい姿が見たい方、EXILEの最初の革命を見たい方、加入後３ヶ月しか経っていないのにオリメン感半端ないAKIRAさんが見たい方、23歳のNESMITHさんが見たい方etc……是非一度ご覧あれ！！！

◎EXILE EVOLUTION (CD+2DVD)
こちらのアルバムは、赤ジャケット・青ジャケット・緑ジャケットの３種類があります。 VBAの映像が収録されているのはこちら↓の赤ジャケットのみですのでご注意を。

◎EXILE LIVE TOUR 2007 EXILE EVOLUTION (3DVD)
昨年AbemaTVさんでも放送された2007年ツアーのライブDVDです。3DVDの物と2DVDの物があり、VBAの映像が収録されているのは3DVDのみですので、こちらもご注意を。
このライブ、シンプルなのに満足度高くて個人的にオススメです。初々しいTAKAHIROさんが頑張ってて可愛い。

私は赤ジャケットのアルバムが手元にあったので、ライブDVDは2DVDver.しか買っていないのですが、内容はアルバムの方もライブDVDの方も同じかと思われます。どちらもメイキングまで入っております！是非！！！（回し者ではありません）