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改装9週目10週目 2018年から2019へ

年末は結局30日まで作業となった。
29日、年の暮れ、レギュラーのIさん、Aちゃんが来てくれる。
加えて、鵜の木時代に出店もしてくれたことがあるフェアトレードドライフルーツを個人輸入しているOさん、そのお友達で大阪から上京してきてくれた方が参加してくれた。
年末にどこまでできるかの追い込み。壁が、柱が、全てがぐにゃぐにゃで壁をまっすぐにするのは下地の時点でパッキンを噛ませながら調整していくが、量が半端なくてなかなかの苦労である。
この日、助っ人レギュラーの2人にはパッキンの準備やもろもろをやってもらった。Oさん、Oさんお友達には、床板の掃除をしてもらった。
上から賑やかな笑い声が響く。女子感のある現場となった。

さて、戸越正面。この外観を一瞬記憶して欲しい。

次にこちら。正面。
扉がはずされ仮にベニアでふさがれているところ。

で、見覚えのある扉が再び登場。
これは部屋の窓だったところを壊し、既存扉を移設したところである。
大工K氏が扉はこれをベースに使おうと提案してきた。
さらに枠を利用して、中はガラスに予定である。
そうか、扉もそんなことができるのかと思った。作りを知っているということは、それをどう再利用するかもわかるということだ。

で、以前窓だったところ、とってもよくわからないと思うので、こちらの写真。残置物を片付けたあとの部屋である。
今や、右に写っている壁もなくなり、床もベニアが敷かれて、材料がカオスに立ち並んでいるためイメージが掴みにくいが、この写真に写っている窓の部分に扉がきたのである。
つまり、そこが入口となる。

30日はさらに追い込みをかけ、倉庫兼レジデンスエリアの壁、天井まではる大工K氏。
年内はそこで終了。

年があけ、4日から現場は作業は再開した。
レギュラーIさんは4日も来てくれ年末に仕上げた倉庫兼レジデンスの壁のビスを打ち込む作業を主に担当してもらった。
夜もいい時間になり、ロケットストーブで、餅やらサーディンオイルやふろふき大根などを温めたり焼いたりしてとても美味しかった。

5日、6日は倉庫兼レジデンスの隣の小ギャラリースペースの天井、壁を貼る作業を進める大工K氏。
やることは無限にある。私はというと、水道配管を進めたり、窓から扉に変えたところ、ベニアで塞いだ部分に防水シートを貼ったり、モルタルをひっかけるための網を貼ったり、断熱材を各所に入れたりしている。

鵜の木は、壁はペンキで塗っただけであった。
昭和一軒家の壁の土壁作りは色も作りも展示には向かない。
釘がきくところがないのでペンキで塗るだけではどうにもならない。
あらためてもともと店舗を改装するのと、一軒家を改装するのでは作業量が異なることを実感する。