都市の酒
居酒屋に行きたい。
五百円で生ビール飲みたい。
すぐに出てくる小皿をツマミたい。
炭の焼き台で焼かれた焼き鳥やきとん食べたい。
レモンサワーやハイボールを挟んでからまたビールに還ってきたい。
誰もがみんな知らないひと同士の場で酒を飲みたい。
封切の映画の悪口をいいあいたい。
無責任に褒め称えあいたい。
アルコールによって低下した脳が脱線していくまま喋りたい。
後から考えれば関係がないとしか思えないことを結び付けて、それを天才的な閃きと勘違いしたい。
それを見た友達からそうですかねぇと呆れられたい。
そういう友達の開陳する、同じくらい胡乱な話に飛びついていたい。
そういうことから離れたら、何か新しい自分が発現するのではないかとも想像していたけれど、所詮無根拠な願望であった。
夜、レコードをしまう時うっかり手からこぼして落とし、さらにうっかり足で受け止めようとして爪が盤面を擦ってしまった。ショック。バカすぎる。カメラでも何でも足を出したらダメージをこっちが肩代りのでそういうクセがついていた。向こうの方が傷つくことだってもちろんあるのにね。悲しい。
ガッツリ傷がついていたのはこの曲、というか傷の9割5分がこの曲に集中。
https://open.spotify.com/track/3kZohJBT5zOA7wPJju53VU?si=6IkuLGh2SxmgB2QNhXdRyQ
音に影響あるよなぁと再生してみるとばっちりノイズが入っている…
何度再生してみても同じ。ただし何度も聴いてる内にこの曲こんなよかったのか!って発見があり。ポジティブに考えることにする。好きな曲に気がつくきっかけになったと。
反省
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