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【本番】令和4年度短答式試験Ⅰレビュー①

やあどうも、ひひえもんだ。

先日の12月12日の日曜日に短答式試験を受験してきた。

試験の難易度だけでなく当日を迎えるまでのプロセスまで含めて、改めて難しい試験だということを再確認した。

スタディプラスに記録した総勉強時間は1959hだった。
これは、TACに入学して基礎マスターⅠを受講し始めた2020年8月から、短答前日2021年12月までの記録である。

講義時間は一律2h30mで予定時間で記録しており、今数えてみたところ250コマほどあったので、講義時間だけで575hほどであった。すなわち、自習時間は約1400hほどとなる。途方もなく長かったのだと、振り返ってみて再確認した。

基礎答練の後noteに対するモチベーションが無くなってしまい、勉強によりフォーカスし始めた時期ということもあって長らく投稿していなかったが、ここから数日間、短答式までの振り返りを行なっていきたいと思う。

おそらくこのレビューは数回に渡るため、初回となる本稿では、全体の概要と感想を述べていこうと思う。

(ⅰ) 自己採点の結果

企業法   85点
管理会計  77点(理論40/40, 計算37/60)
監査論   80点(*)
財務会計    156点(理論64/72, 計算92/128)

             Σ398点(79.6%)

(*)監査論はTAC採点。CPA採点ならば+5点。

正直自分でもここまで取れるとは思っていなかった。

模試や答練では毎回1科目は良くない科目があり、310〜380点くらいのレンジだった。今回は全科目を通じてコンスタントに実力を発揮できたことが要因だろう。

試験前に立てていた計画では、100%実力が発揮できて

企業法   80点
管理会計  65点
監査論   70点
財務会計    144点 Σ359点

くらいを目標に、各科目1問ずつ落としても66%を下回らないだろうという感じだった。

(ⅱ) 受験した時との手応えとの乖離

試験全体を通して「難しくね?」と思いながら解いていた。

企業法や監査論は2択まで絞れているのに、最後の最後で解答に悩むという問題が多かった気がする。これまでの模試や答練で点数が振るわない時のパターンと同じ状況に陥ってしまっており、正直不安だった。

財務会計も難しいと感じていた。というのも、理論は迷うような問題は少なかったのだが、計算の方は解きにくい問題が多い感覚だったからだ。
ひと通り解き終わった時点で手をつけていない個別問題が5問あり本当に焦った。これも模試や答練の時と同じで、こういう時は大体解けるはずの問題まで落としてしまっていることが多かったからだ。

管理会計は普段通りという感じだった。逆にいつもは開始15分くらいで回答する理論問題が10分ほどで片付いたため「いける!」という感覚になった。計算は7問に手を出して5問は自信を持って解答できて、残り2問は2択まで絞れたので、他の3科目とは違い落ち着いて処理できたと思う。

企業法や監査論は終わった時の手応え的には「70点くらい、もしかしたらそれ以下もあり得るぞ」と言った感じだった。

「試験中は終わったことを振り返るな」とよく言われるが、否が応でも前の科目の出来が脳裏を過ぎる。そんな見えない敵とも戦うのだからやはり難しい試験である。

(ⅲ) 現状と今後に向けて

ボーダーの前例を参照すると、マークミスをしていなければ無事に短答式試験をパスできたことになるだろう。とすれば、次のターゲットは8月の論文式試験である。

短答試験の翌日に、租税法と経営学のテキストを受け取りにTACへ行ってきた。一緒に勉強してきた仲間や、講義が無くなってから会わなくなった先生に会えたりして嬉しかった。

一方で、もう論文へ切り替えている仲間や、ここぞとばかりに気を引き締めさせてくれるような先生の言葉を聞くことで、気持ちを切り替えなければならないと再確認した。

これからは、束の間の休息もほどほどにしてまた走り続けなければならない。

という決意表明をもって、全体の振り返りを締めたいと思う。次回以降は科目ごとに8月末〜本番までを振り返って行きたい。

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