ウェブサービスの動作を速くする方法
※ 旧記事を改訂
Wix Studio や Adobe Express などのいわゆる SaaS のウェブサービスを Google Chrome で利用する場合に、Chromeの「設定…」の「パーフォーマンス」の『メモリーセーバー』をオンにして、特定のウェブサービスを登録することで、体感で分かるほどに編集時の動作速度を速くすることができます。
方法は、「常にアクティブにするサイト」の項目に、目当てのウェブサービスのドメインを追加するだけです。
例えば、Wix Studio であれば「wix.com」を、Adobe Express であれば「adobe.com」と登録設定するだけで、パフォーマンスが向上します。
例えば、Wix Studio などのウェブサイトビルダーの編集画面で、直接日本語を入力する際の速度や反応が、劇的に変わったりもします。
同様の機能はMicrosoft Edgeにもあり、「ユーザー設定…(設定)」の「システムとパフォーマンス」の『パフォーマンスの最適化』がそれで、「効率モード」をオンにして、「これらのサイトをスリープ状態にしない」で除外対象のドメインを追加すれば動作速度が向上することでしょう。
ちなみに、Google ChromeやMicrosoft Edgeらの、この「パフォーマンス」機能は、昨年2022年の12月辺りに搭載されたようです。
残念ながら、SafariやFirefoxにはそのような機能はありません。
Safariについては、SaaSサービスなどの実行速度がそもそも遅く(2024年2月現在)、ウェブサイトビルダーなどの制作編集での利用には、あまりお薦めできません。
サイト除外ポリシーの URL 形式については、Google Chromeヘルプのこちらに説明が記載されています。
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