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キャリアと幹事の共通点

キャリアコンサルなどを行うミライフの佐藤雄佑(スケ)さんが始めた「社会人のためのキャリア教育プロジェクト」

先日、プロジェクトの稼働に先立ち、社会人はキャリアについて、いつ頃、何を悩むのか、に関するアンケートが行われました。

アンケートを見ると、キャリアについて最初にモヤモヤするのは社会人3年目まで、以降は4年目から15年目まで五月雨とのことでした。

ちなみに「キャリア」とは??については、ここでまとめています。

今宵はアンケート結果を踏まえつつ、今度の日曜日に予定されている若者のモヤモヤ解決企画会議の前に、アンケート結果をサカナに飲む会が催されました(ちなみに僕は、特にモヤモヤしたことはありません)。

その中での会話で気づいたキャリアの考え方と幹事の共通点を整理します。

モヤモヤして「いなかった」時

飲み会は2部構成で、第1部は「社会人3年目までのモヤモヤ」、第2部は「4年目以降のでモヤモヤ」について少人数に分かれて語り合い、適宜全体で共有というものでした。

その第2部で語る中で、モヤモヤして「いなかった」時の話になりました。

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「仕事に『誰かの役に立っている』感」=手触りがあった時は
モヤモヤしてなかった

という話が出てきました。同時に、その「誰」は、

A社のBさんくらい具体的で、かつ、反応がわかる人だと感じやすい

ということでした。

気づいたキャリアと幹事の共通点

この話を伺いながらキャリアの思考と「幹事」は似てるな、と思いました。
なぜならば、いずれも

時間を共にする相手が、時間を共にする前と後で、
どれだけ、どのように変化するか、から逆算で考えるから。

イベントの幹事も、自分の人生も「ゴール思考」であることです。
考えることはこの3つ、だと思います。

1. 「人」
人の数やその人の変化を具体的に考えられるか=解像度を高められるか
2.現状とゴールの「ギャップ」
解像度高いゴール=お客様や参加者と関わり終えた状態と現状のギャップ
3.「ギャップ」の埋め方
そのギャップを埋めるための方法

僕が幹事をする時は、時間を共有した方々が、そのひとときが終わった時に、どんな表情で、どのようなことをツイートできればハッピーか、から逆算して、コンテンツから呼びかけ方まで考えて、設計します。

キャリアを構成する「仕事」は、誰かの何かを変えること、とも言えるかも。特にその「誰」が、それも特に「誰」の思いや状況を共有できていると、頑張りたくなりますね。

仕事と「人」との関係

思えば、仕事は「事」に「仕える」こと。その「事」は「人」が作るもの。
さらに仕事を行為とみなすと、それは「働く」ということ。働くは「はた」を「楽」にすること、とも言われていますよね。

だからこそ、その「事」が、誰の、何を、どのように「楽」にすることにつながっているのか、がはっきり感じられると、仕事の意味や流れや自分の役割や、何よりお客様と自分が関わる前と後が見え、そもそも「モヤモヤ」が生じる余地がかなり無くなるのでは、と思いました。

これは、僕が幹事をする時に心がけている「関わる人がその時間を作ることに貢献した感=主役感」が共有できることに通じると思います。

これができる・できないは?

それまでのキャリア=経験の中で、自分でどれだけ「問い」を立てて、考えてきたかによる、という話になりました。

「誰に対して、なぜ、どのように向き合うのか」…お客様の存在、状況、希望と、自分たちがやれること、やりたいこと、やるべきことなどを見極め、ゴールを設定するための「問い」が立てられると、モヤモヤが生じにくくなったり、クリアーになる補助線になる気がします

キャリアの中には、それを構成する仕事、が含まれています。その仕事を構成するのは、自分と(仲間と)お客様です。そのお客様に、なぜ、どのように向き合うのか、それを考える問いを立てる「ゴール思考」が、モヤモヤからきっとあなたを救います。

キャリアと幹事という、一見すると違うものでも意外に共通点があってつながるもの、という話でした。楽しい時間を企画してくれたスケさん、2回とも同じ分科会でファシリのマイマイさん、そして皆さん、ありがとうございました!


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