新種のimmigrations　「第一回住民集会」

Soup Stock Tokyo、giraffe、PASS THE BATONなどを展開する遠山正道さんが立ち上げる新事業、サブスク型の幸せ拡充再分配コミュニティ『新種のimmigrations』（通称・以下：イミグレ）。結構なボリュームのアプリケーションフォームの提出と、それによる選考を経た約130人が今日、オンラインで「集会」を開催し、活動をキックオフしました。

会場は「イミグレ」の「代官山のスタジオ」。遠山さんと事務局以外に、多少の見学者がいたものの、ドアを開け、換気をしながら、ディスタンスをとった会場からの配信でした。

新種のimmigrationsとは

遠山正道さんは、このイミグレの「長」。このほかに「事務局長」と「事務局員」の3人で、現時点は運営されています（ご尽力に感謝！）。

コミュニティを「あたかも小さな国」に見立て、会費をプロジェクトや、代官山や北軽井沢の拠点などに投じて、「自律した経済と幸せの新しいカタチを希求する」取り組む、とのご案内。

月1万円を出して集まる『賢き朗らかでユニークな住民』同士のブレストからの新たなプロジェクトの創出を応援。イミグレ内外でのプロジェクトやアーティストなどへの、会費を用いた少額投資、繋がりの価値を期待する投資なども予定。さらに、代官山のスタジオや、都会から少し離れた良き”場”を、仕事やつながりや休息のために共有。自律した経済と幸せの新しいカタチを希求する取り組み。

遠山正道による『新種のimmigrations』7月30日始動！

ぶっちゃけ、一言では説明しにくい、でも面白そうなコミュニティです。

具体的な活動

新種のimmigrations（以下イミグレ）では、『経済』『生活』『メディア』の３つを住民(会員。以下住民)にとって大切なインフラであると考え、それらを提供するそうです。

基本的に、インフラは住民の会費を原資に整備されますが、必ずしも決まったカタチは無く、住民たちの思考や対話によって常に更新されていくとのこと。

そのために、募集の際は「想定する住民ポートフォリオ」＆男女比概ね半々（多様性歓迎）が、このように示されました。

クリエイター、建築家、弁護士、会計士、料理人、編集者、社長、若手、ビジネスパーソン、篤志家、役者、モデル、ミュージシャン、詩人、文筆家、などなど多様性に富む住民を想定。ギターを弾ける人、最低１人。

そして、今日

今日はその第1回の集まり。オンラインでの大自己紹介大会。
「おひとり一言ずつでもお話しくださると、作ってる感じが一緒に味わえますよね」…遠山さん！優しい！

ひとり30秒をオーバーしつつの2時間半…遠山さんの言葉を借りれば「みんな、飲みに行きたい！」と思う、文字通り「賢き朗らかでユニークな」面白い方々ばかりでした。

面白い理由の一つは、「想定する住民ポートフォリオ」の通り、メンバーの属性はバラバラであること。建築家やアーティストの方が多い気もしつつ、多種多様な方たち（知り合い多数w）。

もひとつ特徴的だったのが「一言で説明できない人」が多かったこと。例えば会場にいた方は、お一人でハッシュタグがたくさん（＝会場にいた方は、弁護士・世界一周・世界遺産保護）だったり。仕事も複数だったり、仕事以外に「これ！」というものをいくつも持っていて、かつ、それらをこの「イミグレ」を盛り上げるために提供したいという方ばかりでした。

そんな多種多様で自発的な方々が、海外はロサンゼルス、国内は北海道を始め全国各地、いろんなところから集っていました。もちろん、年齢もバラバラです。

これだけの人の集まりなので、自己紹介30秒ずつは守られずw、合間に10分の休憩を挟みつつ、2時間半の自己紹介大会となったのです。土曜の午後、離脱者がいても不思議ではないのに、103人で始まり、多少の入れ替わりこそあれど、90人が最後まで残っていました。

長のシメのご挨拶

「自己紹介で何人かの方がおっしゃってたように、会社員であること以外の場所を求めている、とか、自分から発信したいとか。大歓迎！」「これからの時代は、呼ばれる人、呼ぶ人、呼ばれない人の３種類に分かれる。呼ばれることも大事だけど、自分で呼んで仲間を集めて、何かやれると面白い。この場はそういうところにしたい」…たぶん、こんな感じのことをおっしゃっていました。

★追記：遠山さんより★
（このnoteを遠山さんが読んでくださり、コメントをくださいました。「たぶん、こんな感じ」でまとめていたこのくだりの遠山さんの表現は、次の通りとのことでした。でも「いいね」とおっしゃっていただいたので、原案通りにしておきます！）
お声がかかる人
自ら仕掛ける人
そのどちらでもない人
の3つ
呼ばれる呼ぶ呼ばれない、も統一されてていいね^ ^

これを聞いて、この「イミグレ」は自分で動き出して楽しむ場だな、って、思いました。…ボクにぴったり！ということで、事務局の和佐野さん、山口 さん、そして国民の皆さん、これからぜひ、いろいろご一緒に！