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新種のimmigrations 「猿楽祭・D棟裏半地下 人生相談所」 1日目

新種のimmigrations、そして「D棟裏 半地下 人生相談所」とは

ー新種のimmigrationsとは
Soup Stock Tokyo、giraffe、PASS THE BATONなどを展開する遠山正道さんが立ち上げる新事業、サブスク型の幸せ拡充再分配コミュニティ『新種のimmigrations』(通称・以下:イミグレ)。

コミュニティを「あたかも小さな国」に見立て、会費をプロジェクトや、代官山や北軽井沢の拠点などに投じて、「自律した経済と幸せの新しいカタチを希求する」集まりです。

ー「D棟裏 半地下 人生相談所」とは
代官山ヒルサイドテラスで行われる猿楽祭(さるがくまつり)への、イミグレとしての出し物。相談予約のための告知サイトには、このように紹介されています。

代官山ヒルサイドテラスを中心とした猿楽祭。
D棟の裏、祭りの範囲から隔離されたその半地下。
そこは、新種のimmigrations が待つ人生相談所。
相談人が訪れる。被相談人は、甲乙二名体制にて相談に望む。

相談人が人生相談を開始する。
甲が応える。次に、乙はその甲の意見の逆、或いは別の視座を持って相談に切り込む。甲と乙は、しばしば相談人の人生の為に、争っている。
人生の為の時間は概ね二十分。人生相談料無料、ないし酒一杯。

相談開始まで

雨降りしきる猿楽町のヒルサイドテラス。10時過ぎから猿楽祭の準備が、そこここで始まりました。

D棟裏の通称「ヒルスタ」の準備も進みます。みんなで揃いの衣装を着て、メンバーがデザインしたポスターを貼って、スタジオをセットします。被相談者(=相談を受ける人)は16人。相談のコマは12コマ。1コマ二人一組で受けるにしても、多い!

そして11時を過ぎた頃、遠山さんによる朝礼スタート。
被相談者は二人一組、甲と乙に分かれて対極のことを言って、相談者がまあまあと割って入るような感じで進め、最後は何か決めゼリフで終え、相談者と被相談者で写真を撮ってSNSにアップできるような雰囲気で終わるように…という感じのお話がありました。

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ちなみに相談ブースは2つ。うち一つは写真の遠山さんの後ろの窓側。もう一つはレコードプレーヤーがあって、相談開始に合わせてBGMスタート、というオシャレな雰囲気。

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被相談者の数、総勢16名。相談のコマ数、12コマ。そのうち予約済のコマ、4コマ。…被相談者のほうが多い(笑)。そんな状況もあってか「相談者を増やさなくちゃ」と遠山さんはビラ配りへ(今思えば、すみません!長にビラ配りをさせてしまって…)。

最初の相談者、来場!

12時すぎに最初にお越しくださった方は、ご夫婦でした。ご主人に相談したいことを伺うと、イベント関係とのこと。そこで遠山さんから、僕と広告会社勤務の方がアサインされ、相談にのらせていただくことに。同時に奥様も、レコードプレーヤー席で相談スタート。

ー相談の内容
まずは我々の自己紹介後、ご相談者の自己紹介と相談内容のお話に。ご相談者はネット関連の会社にお勤め。相談内容は、お年を召された空手の指導者の方からオンラインサロンを作りたいとの相談を受けたが、どうすればいいか、というもの。

ーという話を伺ったところで、相談スタート
なんでもその指導者の方は、空手を極めた後に他の格闘技にも指導の対象を広げているとのこと。また、サロンを作る目的は、そのような格闘技に興味を持つ人たちへ自分の技や指導法を伝えることはもちろんながら、格闘技に興味を持っていない人に興味を持ってもらうため、とのことでした。

被相談者は甲乙に分かれ「被相談人は、甲乙二名体制にて相談に臨む」ということで、広告会社の方が甲、僕が乙、として臨みました。

甲の方が「海外にも視野を広げるなら、忍者をテーマにしては?日本で戦うといえば忍者をイメージし、来日する外国人の方も多い。また、ハリウッドでは1,000万円くらいの忍者企画があると聞く」と、ターゲットをかなり狭めた提案。

乙である僕は「ハッシュタグ『戦い方を学べます』。主婦からビジネスマンまで、常に自分と戦い、上司と戦い、競合と戦っている。でも、『格闘家』から、そもそもの戦い方を考えたり、学んだりする機会はない。格闘から戦う方法や相手を広げてみれば、興味を持つ人も増やせるのでは?と、ターゲットを広げたアイディアを提示。

相談者の方の顔が輝きます。
「今までいろんな人に話してきたけど、このような反応はなかった!教える対象を格闘技に興味のある人に絞っては、とか、キックボクシングなど個別の競技を教えては、と言ったことはあったが、今、伺ったような話はなかった」とのこと。

被相談者の僕たちも、2人とも格闘技に馴染みがなかったため、面白い話を考えるきっかけをいただきました。

最後の決めゼリフは「ハッシュタグ」。企画を一言でまとめて、お土産としてお持ち帰りいただきたかったのです。僕は「#戦い方」。甲の方も「決めゼリフをハッシュタグ」にのられ「#戦うとは?」。

終わった後の記念撮影は、マスク越しでも笑顔が見えるいい感じでした。

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その後の人生相談所

合間に繁閑の波がありつつ、合計約10組の相談者の来場がありました。
Peatixで予約をしてくださっていた方が4組だったので、当日飛び込みの方も相応にいらっしゃった、ということになります。

相談者の方々は、さまざまな年代の方が、いろんなことを相談にこられました。子連れの親子が子育て、お一人でこられて今後のキャリア、恋愛の悩み、起業に向けた準備…などなど。いずれもこれだけの被相談者がいたので、バッチリ対応!

ちなみに相談者がお越しになると、まずは遠山さんの音頭で「被相談者のアピールポイントプレゼン」がスタート。このおかげで、イミグレメンバーの理解が深まりました。

さあ、明日!

12コマ中、10コマが予約で埋まっています。ありがとうございます!
が、上述の通り、日相談者がたくさんいます。なので、お時間あれば、ぜひ、お越しください!




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