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多世界解釈と意識。
私は多世界解釈を好みます。コペンハーゲン解釈は好みではありません。というより、感覚的に全くしっくりこないのです。実用性はもちろんあると思っていますが、真理とは思えません。
多世界解釈を簡単に説明すれば、確率に基づき漂っていた波が、観測によって特定された時、それ以外の位置で特定される可能性のあった世界と分岐するというものです。
観測によって世界は分岐するとシンプルに書いた方が分かりが良いですね。
人は常に観測者として観測し続けているものがあります。
それは自分自身の意識です。思考と気分です。
何を考え、何を感じているかは自分でいつも観測しています。
多世界解釈を是とし、未だ仕組みについては未知であるものの、確かに存在し、観測されている自身の意識を組み合わせれば、ひとつ簡単に辻褄が合うルールが導き出されます。
自分の意識によって、世界が分岐し続けるということです。
私が信仰している、根底にある、シンプルかつ大切な法則です。
だから良きものを考え、心地の良い状態を保つことは重要です。
それはすなわち良き世界、心地の良い世界になる可能性の高い世界線へ自身を分岐させて乗せていくということになるからです。
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